何か行動を起こそうと思っても「人にどう思われるだろう」など、人の目を気にして行動ができないことがありますよね。
自分で思った通り行動したい・誰のことも気にせず自分の人生を生きたいと考えていても、どうしても周りからの視線やどういう印象を持たれるか、は頭をよぎってしまうもの。
自分らしく・・・と、「YES」「NO」ハッキリ言ったら冷たい人だと言われ、相手に合わせれば「自分の意見を持った方がいい」なんてアドバイスをされると、
一体、私らしく自分の人生を生きるってどういう事!?
と答が分からない迷路に入ってしまうか、叫びたくなるのではないでしょうか。
私は先日、本当は対応したくないお願いを友人からされ、「本当は断りたいけど、関係を悪くしたくないし・・・」と、どうしたら良いか分からず、返答に悩んでしまったことがあります。
そこで今回は、友人の関係を悪化させずに自分の思いをどう伝えるかのプロセスや私の心の動きと一緒に、自分の意見を伝え、納得して、自分の人生を生きる方法を考えた過程などをシェアさせていただきます。
人間関係に悩んで、自分を見失いがちな人はぜひ最後まで読ん見てみくださいね。
「自分の人生を生きる」とは、どんな状況か
そもそも、「自分の人生を生きる」とはどういうことでしょうか。
多くの人が「自分らしく」「ありのままで」「本当の自分」などの言葉を使ったり、求めていますが、ハッキリと「こうです」と言える人は意外にも少ないです。
私も「自分らしく生きたい」とよく話していますが、「じゃぁ、自分らしいってなに?」と聞かれて、何となくのイメージしかなく、言葉に憧れていたような時がありました
ここでは、
になるにはどうしたら良いかを考えていきます。
だからといって、自分の人生を自分らしく生きるからと、周りの人はどうでもいい・隣の人の感情は気にしない生き方とは別です。自分の気持ちを大切にしながら、周囲の人間関係も心地いい状況になっているのがベストと言えますね。
では、自分らしく生きられない状況と、それによるデメリットを知るために次の章で詳しく見ていきましょう。
自分の人生を生きれていないと、どうなるのか?
自分らしく生きられない状況や、そのままの考えだとどうなってしまうのでしょうか。
状況①周りの目線が気になってしまう
自分らしく生きられていと悩む人がよく使う言葉が
など、何かの判断を考えるとき「自分」ではなく「誰か」が主語になっています。
もちろん、周りとの協調性が大切なこともありますし、人の気持ちを考えることも重要です。でも、肝心の自分の気持ちが見えていないことで、「自分らしさ」や「自分の人生を生きる」状態から遠ざかってしまい、自分の人生なのに、誰かの評価ばかりを気にした選択を繰り返してしまいます。
人の事を気にしていいると、「自分らしく生きる」選択が分からなくなって、結局望まない選択をしてしまいそう
状況②自分の意見が言えない
自分の人生を生きることができていないと感じる人の中には、
なんて思考から、自分の意見を胸の内にしまいこむクセができてしまい、そのうちそれが当たり前になって、「自分が今どう思っているか」を自分で感じにくい状況になってしまいます。
自分らしく生活をするのに必要なのは、「自分の人生をどう生きたいか?」という自分の想いや意見ですが、それが分からないと、どうしたら良いかわかないまま時間が過ぎてしまいますよね。
状況③自分よりも相手を優先させてしまう
周囲との関係や、自分以外の人を大切にし過ぎるあまり、自分の気持ちを犠牲にしていることはありませんか。
など、「相手 > 自分」という考えで人生の選択を繰り返していると、自分の意見が見えなくなってしまうか、どこかでイライラが爆発してしまうかも知れません。
時に、誰かのアドバイスや意見に耳を傾けることで、新しい選択ができることもありますが、それは、自分の意見や考えがあったうえにあるものです。
相手の気持ちや想いをおもんぱかることができるのは素晴らしいですが、お互いにとって良い案が出せるのがベストですよね。
評価①自己評価が低くなる
自分の人生を生きることができていない状況は、「自分の願った通りにいかない」「私が何か言ったて・・・」など
と考えていると、どんどん自己評価が低くなってしまいますよ。
時に謙遜が必要なこともありますが、「できない」前提で物事を捉えていると、逆に成功する・上手くいくことが不安になり、「上手くいっていない状態」がイヤなのに安心感を覚えてしまうという、願っていない状態になってしまいます。
できないことに気づくのは、それだけ成長できる可能性を秘めているという事にもなりますよ
評価②周囲から人が離れていく・誘われなくなる
自分が分からない・自信がない状態だと、自分で物事を選択せずに誰かに依存したり、していませんか?
もし、負担に感じるくらい頼られたり、自分に自信がなくてマイナスな発言や行動が多い友人と一緒にいたいか、と聞かれると答えはNOですよね。
もし、あなたが、
なんて発言が多いと、周りから人が離れていってしまいますよ。
たまに、愚痴も言いたくなることがありますが、楽しいことに目を向けようとしたり、言葉を発っしていると、そんな発言も減ってきます。
無いものより、有るものに目を向けるクセをつけるといいですね
自分の人生を生きる為に必要なこと
では、自分の人生を生きるようにするには、どうしたらいいのでしょうか。一緒に見ていきましょう。
POINT1:マインド(自分の意識)
自分の人生を生きる為にまず、必要な事は、『自分を好きになる』『自己責任意識』ことです。
①自分を好きになる
自分の人生を生きるためには、まず自分の事を大切に考えることが大切です。
なんて口癖になっていませんか。
自分の人生を生きるためには、自分を受け入れることが大切です。ダメだと感じてしまう所も含めてあなたです。そんな自分ごと受け入れてみましょう。
私は自分のせっかちなところや、色々考えすぎてしまいマイナス思考になってしまう所がイヤでした
でも友人から
物事の対応が早くて安心する
私が考えていないことまで気を使ってくれるから有り難い
など、自分がマイナスだと感じていたところを認めてもらえてから
そんなにこの性格も悪くないかも~
と考えられるようになり、自分のマイナスな点は「誰かにとっては喜ばれるPOINT」だったり、「自分の個性で、見方を変えれば強みになる」と考えられるようになりました。
もし、自分では分からない時は誰かに聞いてみるのも良いですよ。
自分には何もない・・・と感じている方はこちらの記事もおススメです
②自己責任意識
何かが起きた時
など、知らない間に誰かのせいにするような言葉を使っていませんか。
上手くいかなかったことを、いつも誰かのせいにしていると、自分の人生なのに誰かの意見に左右されたり、影響を大きく受けることになります。結果、自分の人生が嫌いになってしまったり、自分のことまで否定するようになってしまうのです。
確かに、「自分で決めた」と自己責任思考になると、何か起きても誰かのせいにできないから「どうしたらいいか」と問題解決することを考えるようになりました
「自分で責任をとる」「自分事として捉える」ようになってから、自分の人生を主体的に生きられるようになり、何か起きても誰かのせいにすることもなってくるのです。そうすると、自分の人生は誰かに左右されるのことも減りますよ。
人のせいにしてしまいそうになったら、こちらの記事を読んでみてください
POINT2:行動(自分の基準をつくる)
自分らしく生きるためには、自分で物事をチョイスしていく必要があります。
①断る~自分の時間を大切にする~
自分の人生を生きるためには、相手からお願いされたことやお誘いで、「イヤだな~」と思ったことを断る勇気をもつのも大切です。
誰かに嫌われたり、もう誘われなくなったらどうしよう・・・と思ったこともありましたが、案外大丈夫なものです。どうしても苦手な集まりなど断っていると周りも
ikueは大人数が苦手だもんね
今回はお酒を飲むだけの会だから、お酒飲めないと参加したくないよね
と理解してくれるようになりました。
自分の中で「参加する」「断る」基準を決めておくと良いかも知れませんよ。
私は、大切な友達のお祝いなどは絶対参加する。や、誘われても苦手な集まりは断って、少人数で会えるように日時を変えて会う。などしています
②妥協する~お互いのwin-winになるところを探してみる~
自分の思ったままに「断る」と言っても人間関係が絡んできたり、仕事だった場合や、今後の事を考えると断れないこともありますよね。
そんな場合は、相手の欲求を全部受け入れるだけではなく、折衷案を考えてみるのも方法です。
以前、友人に仕事を頼まれた時、忙しくてどうしても対応出来ず、断りたいけどサポート出来るところはしたい・・・ということがありました。
仕事のお願いをしたくて、できたら●月●日~1週間・8時間勤務で対応してくれないかな?
お手伝いしたいんだけど、ちょっと忙しくて。2日間対応か、時短でなら対応できるよ
少しでも手伝ってくれるの嬉しい~~
と、ただ断るだけでなく、自分から提案することで、相手との関係を維持したまま、自分でも心地よい対応ができることもありますよ。
③誰かに後押ししてもらう
自分らしく生きたいけど、1人では上手くいかないな~と感じる時は、仲の良い友人に話を聞いてもらったり、後押ししてもらうと、自分の選択に自信をもつことができますよ。
どうしようか悩んでいた場合は、誰かに話すことで頭が整理されて、答えがみえてくる場合もあります。また、選択を悩んでいても、本当は気持ちは決まっていて後押しをしてほしいだけのこともあるので、そんな時は自分を応援して前向きな気持ちにしてくれる人と会うのがおススメです。
私も、
・「頑張ってる」と褒めてほしいとき
・話を聞いてほしいとき
など、その時に応じて相談する友人や仲間がおり、「自分で良いんだ!」といつも勇気をもらっています。
自分を受け入れる方法が書かれたこちらの記事も読んでみてください
自分の人生を生きる人の共通点
自分らしく生きている人や、自分の人生を生きることができている人は、どんな考え方や行動をしているのでしょうか。私の周りにいる人生を謳歌している人の共通点を紹介します。
時にワガママ~甘え上手~
自分の人生を生きることができている人だな~と感じる人の中には、人からのサポートを上手に受け取っている人がいます。
自分でできないことは誰かにお願いをして、自分の得意なことに専念したり、やりたいことがあったら周囲に「力を貸してほしい」とお願いをして自分の望みをうまく叶えています。
そんなに自分のワガママを通していて人から嫌われないか!?と不思議に思うかも知れませんが、「自分がどうしたいか知っていること」「相手にとってお願いしていることが単なるワガママでない事」のバランスが絶妙です。
ikueって、○○がすごい上手だから、アドバイスもらえないかな~。できたら、手伝ってもらえたらもっと嬉しい!
など、相手も「手伝えて良かった」と思える言い方や、それに対する報酬(お金・新しい人間関係・知識など)を考えている人が多いのも特徴です。
周りと自分を切り離して考えている
自分らしく生きれている人は、人と自分を比べることはしません。
それは「思考」と「行動」2つの面があり、
思考では、相手と自分を切り離し「相手には相手のイイところがある。自分にはその分、相手にないイイところがある」と理解しています。
行動では、相手が「これがオススメだよ」「これやってみなよ」と言われても、自分のやりたいことでない場合はハッキリ断ります。
自分の考えや行動、その時の気持ちや時間の使い方を大切にしているので、優先順位が明確です。
「断る」からといって、嫌味に感じることがない人が多いのは、相手へのリスペクトも忘れず、相手の主張も受け入れる気持ちがあるからだと一緒に居て分かりました。
自分にとって何が大切なのかを知ることと、相手にも大切なものがあることを認められると、自分らしい人付き合いができますね。
自分の欲望に素直
自分らしく生きている人は、自分にとっての幸せや、欲しいものを理解しています。
これは人によって違いますが、
・大切な仲間に囲まれて過ごしたい → 自分の好きな人と付き合う
・住みたい環境が明確 → そういう環境で生活できるように引っ越す
・自分が好きなことで稼ぎたい → 自分のスキルをあげる勉強をする
・会社に出勤したくない → リモートワークで働ける環境をつくる
など、自分が欲しいものやなりたい像を知り、そのためにどう実際に行動するかの答えを、自分軸で考えています。
なんて他の人の目を気にして、自分のしたい事を諦めるなんてもったいない!という思考の人がたくさんいて、自分のやりたいことをワクワクしながら対応しています。
そうすると、自然に周りからも応援されるようにもなるので、自分の夢や望みが叶いやすくなったり、対応していくことが楽しくなってくるという相乗効果もありますよ。
ワガママ(周りを気にしない欲望)と自分の素直さ(ありのまま)とは違うので注意が必要ですね
自分らしい生き方のポイントをまとめた記事はこちらになります
まとめ
周りとうまくやっていくために、人の目を気にして、「誰にも好かれたい」と感じてしまう事ってありますよね。
それが自分にとって心地よければいいですが、窮屈に感じていては意味がありません。
案外、誰かの目を気にして発言や行動をしているよりも、自分らしく「自分の人生を生きる」と覚悟を持って行動していると、素敵な仲間に出逢えたり、応援してくれる人と巡り合えることがありますよ。
あなたは、そのまま・ありのまま・今のまま自分らしく生きる選択をして良いんです!
もし、自分が分からなくて迷ってしまうことがあっても、自分を否定せず良いところに目を向けて、「そのままの自分で良いんだ~」とあなたらしい毎日を過ごすことができますように ^^
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