毎日の生活を「楽しいよ。」という人の話を聞くと「いいな。」「私も胸を張って楽しいって言いたいな。」と思うことありますよね。
「楽しい」という人の話を聞いてみると、仕事もプライベートも楽しんでいる人が多いことに気が付きました。「楽しくない」や「どちらでもない」という人は「仕事が本当に嫌…」「仕事はあまり楽しくないけど、プライベートは楽しいから、まぁまぁかな。」という答えが返ってきました。
毎日を楽しく過ごすには、人生の中でたくさんの時間を使う「仕事」がキーになってくると言っても過言ではありません。その「仕事」を「楽しい」と言えるかどうかで、人生の充実感がかわってきます。
そこで今回は、仕事を楽しいと思える状況や、反対につまらないと感じてしまう状況、そして私の周りにいる「仕事楽しいよ!」という友人たちを紹介します。
「仕事がつまらなくて、楽しくない」「充実した時間を過ごしたいけど、どうすればいいかわからない」と思う方は是非最後まで読んでみてください。
目次
「仕事が楽しい」ってどういう状態?
そもそも「仕事」とはどういう意味でしょうか。
もともとは「すること」の意味しかなかった「仕事」。時を経て「しなければいけない事・働くこと・生計を立てるために行う事柄・職業・何かを作り出すこと」と意味が広がっていきました。
もとの意味でいえば「仕事が楽しい」は「自分のした事が楽しい。」だったんですね。
今では「働くことが楽しい。」「生活するために必要なお金を得るためにする事が楽しい。」という言うことができます。
ではどんな時に人は「仕事が楽しい」と思うのでしょうか。具体例をいくつか紹介します。
仕事が楽しいと思う7つの理由
周囲から認められている
自分の仕事の成果が周囲から認められたり、人から褒められると嬉しいですよね。
自分では「できている。」と思っていても、他人からの評価が低かったり、反応が薄いと「そうでもなかったのかな…」と不安になります。
人から「すごいね。」「あなたにお願いしてよかった。」と言われたら嬉しいですし、「また頑張ろう。」と思えますよね。
周囲から認められることでやりがいを感じ、仕事が楽しいと感じます。
「誰かに認められている」ことに幸福に感じる人は多いですよね。
私もその一人です。
仕事を任される
仕事を進める中で、「あなたにこの仕事を任せたい。」「あなたの考える通りにやってみて。」と言われると嬉しいですよね。信頼されていることが伝わってきます。
仕事でもプライベートでも、周囲から信頼されていることを感じながら過ごすのと、「どうせ自分は信頼されてないし…」「意見出しても、採用されないんだろうな。」とネガティブな感情で過ごすのでは、感じる気持ちは全く違いますよね。
「自分は信頼されていて、仕事を任されているんだ。」と思うとリラックスして仕事に挑めます。ポジティブな思いがより良いアイディアを生み出だしたり、積極的に行動することができます。そうすると更に色々なアイディアが浮かび、また仕事に生かすことができ…「仕事って楽しいな。」と実感できます。
これぞまさに正の連鎖。
実績を出せている
特に営業職の人に当てはまるかもしれませんね。
営業をやっていると、避けて通ることが出来ないものとして「目標達成」「実績」があります。達成していたら焦らず自分のペースで仕事を進めることが出来ますが、達成していないと不安が付きまといます。
何よりも自分自身の満足度に大きく影響しますし、周囲からの評価も違ってきます。
実績を出すには自分自身の努力、周りからのフォロー、その時の経済状態や周囲の環境、はたまた運…等色々なことが影響します。
自分の頑張りが実って実績が出せるともちろん嬉しいですが、自分のパフォーマンスが同僚の実績につながることもとても嬉しいですね。
環境がいい
いつもぎすぎすした人間関係の職場だったり、よどんだ雰囲気の職場だったら、気持ちが乗らないですよね。
職場の人と過度に仲良くする必要はありません。円滑に仕事が進むようにコミュニケーションが取れたり、切磋琢磨し合える関係であれば、生き生きと仕事ができ、楽しいと思えます。
自分のやりたいことをしている
今まではどちらかというと周囲が関係することを紹介してきました。ここからは自分自身のことにフォーカスしていきます。
自分が本当にやりたいことや心から好きなことをやっていると、時間があっという間に経ちますよね。これは仕事においても同じです。
名誉やステイタス、周囲からの評価、収入にこだわらず、自分の本当にやりたいことを仕事でやっていると、いつまでも飽きません。何なら「もっとやりたい」と思うものです。自分のやりたいことを明確にして、それを仕事にしていると、楽しいと思う機会がたくさん出てきます。
自分の強みを生かせる
得意不得意は人それぞれです。自分の得意なことが苦手な人もいるし、その反対もしかりです。
苦手なことを克服して成果を出すのは理想です。でもどうしても出来ない事ってありますよね。出来ない事ばかりにフォーカスしていると、思うようなパフォーマンスをすることが出来ません。仕事が辛いだけの作業になってしまいます。
その点自分の強みを知っている人は、自分の良さを最大限に発揮できるシチュエーションが分かっているので、仕事に生かすことができ、楽しいと感じます。
何年経っても学びがある
子供の頃、新しくできることが増えるたびに、わくわくした思い出はありませんか。
毎日同じ内容の繰り返しだと、不自由なくできるので楽です。ただマンネリ化してしまい、感動がなくなってしまいます。人生に刺激がない状態です。
ではゴールに到達したと思ったら、別の目標や課題が出てきたらどうでしょうか。「えっゴールじゃなかったのか。」と思う反面、「よしっ、やってみよう。」と思い取り組むと、更なるステージに自分を上げていくことができます。
この経験を積むと、自分の出来ることがどんどん増えてきて嬉しさを感じますし、いつまでも飽きることはありません。
毎日感動していますか?
自分がどんなことに感動を感じるか、一度考えてみましょう。
「仕事が楽しい」状況をいくつかあげました。では反対に、どんな時に「仕事ってつらいな。つまらないな。」と思うのでしょうか。
仕事が楽しくないと思う理由
自分のやりたいことが分からない
「大人になったら働くもの」という意識を、大半の人が持っています。ただ働くことだけを意識して、「自分は何をしたいのか」「どういう働き方をしたいか」を考えずにいると、自分のやりたいことが分からなくなります。
仕事に限らず「やらなきゃいけない。」という義務感だけでは、疲れてしまいます。
「自分のやりたいことじゃないんだけど、まぁしかたないか。」という気持ちで仕事をしていると、どんどん仕事をすることが辛くなっていきます。
自分の時間をもてない
やりたいことに目をつむって仕事ばかりしていると、気が付いたら自分や家族のために使う時間がなく、休日も疲れを癒して終わり。リフレッシュする間もなく仕事を続けていると、自分の時間を持つことができません。やりたい仕事であればまだしも、それが義務感でやっているものだと、フラストレーションがたまります。
仕事には頑張り時というのがあります。無理をしてでもやらなければいけないときもあります。ただずっとその状態だと心も体も疲れてしまいます。
苦痛な人間関係
仕事でもプライベートでも、誰と一緒にいるかはとても大切です。
毎日行く職場の人間関係がよくないと、憂鬱です。いつもかりかりしている上司、人の足を引っ張る同僚、やる気のない後輩…負の感情が溢れているところに居続けると、自分もその影響を受けます。
どんなに仕事内容が楽しくても、仲間に恵まれないと苦痛の場になってしまいます。
仕事は楽しくないと思い込んでいる
親や周囲の人達の影響で、仕事はしなければいけないもの、辛くても休んではいけないもの、どんな時も頑張らなければいけないものというイメージを持っていませんか。
仕事は大変なもの、辛いものというイメージでいると、その通りになります。
中には「仕事を楽しい」という人を奇異の目で見たり、「あの人と私は違うから。」「あの人が特別なんでしょ。」と言う人もいます。
「仕事は楽しくない」と誰が決めたんでしょう…
「仕事楽しいよ!」と、いつも充実した時間を過ごす人の思考とは
私の周りにいる「仕事楽しいよ!」と言い、充実した生活を送っている友人たちを紹介します。
大切なのはお金や名声じゃない。自分のやりたいことをすること
正社員として働いていた友人Aは、ある人との出会いから「私のやりたいことはこれだ!」と気が付き、当時働いていた会社を退職。時給800円のアルバイトから始め、今ではその道のプロになっています。
友達に誘われて行ったパーティで出会った人と話してたら、「私がやりたいことはこれだ!」って気が付いたんだよね。
でもさ、会社辞めてアルバイトからって勇気必要だったんじゃない?
そうだね。でもあの時決断しなかったら、今の私はないかな。
収入や会社のブランドで決めてたら、本当に自分のやりたいことはできなかったよ。
そこまで頑張れた理由は何?
自分の選んだ仕事が好きだからだよ。
当時はお金がなくて食べることに困ったことが一度や二度ではない友人A。そんな時は家族や周囲の友人が助けてくれたそうです。
毎日が学び
日々の仕事には同じことの繰り返しが多くあります。ただそれをする自分が一日一日歳を重ねて変化するのと同じように、周囲の環境も変わります。同じことをしているようで、毎日変化しています。
その変化を「学び」と捉えて仕事をしている友人B。
毎日同じことをしてても、日によって感じることが違うんだよね。
昨日いいと思ったことが、今日は良くなかったりする。
そういうことあるね。でも良くないのは嫌だな。
良くないことが楽しかったり、必要なこともあるんだよ。
どういうこと?
毎日違うから刺激になって、そこから学ぶことがあるんだよ。
幾つになっても学べるって素敵でしょ。
自分が楽しむ
どんな時も皆の中心にいて、自分のやりたいことに積極的に取り組んだ結果メディアに取り上げられたこともあり、プライベートでは幹事として素敵なパーティーを催して皆を喜ばせていたかと思えば、家族の誕生日や記念日には手料理を振舞って家族をとても大切にしている友人C。
職場では企画から実行まで一任されています。
ゼロの状態から生み出したり、自分が考えたことが実現した時とか、とっても楽しいんだ。
ゼロから作り上げていくって大変じゃない?
そうだね。上手くいかなくて、むなしくなる時もあるよ。
そんな時はどうするの?
友人愚痴だったら家族に聞いてもらう。仕事の内容だったら同僚と積極的に話して解決するかな。
仕事に対してのポリシーって何かある?
楽しむことが仕事だと思ってるよ。楽しんでやることが、いい仕事に繋がるんだよね。
まずは自分が楽しむの。そして色々冒険して、体験するの。
まずは自分かぁ。
自分が動くと、周りも動き始めるよ。
紹介した友人達は、もちろん仕事以外の時間も楽しんでいます。隙間時間に映画を見に行ったり、朝の時間帯に読書をしたり、毎日ストレッチをしたり、自分に合ったリラックス方法を知っていたり、そして恋愛や家庭もです。
あなたも「仕事楽しい!」という人生を歩みましょう
「仕事が楽しい」と思えたり、反対に「仕事が楽しくない」と思う時の具体例や、私の周りにいる充実した生活を送っている友人たちを紹介しました。いかがでしたか。
「楽しい」「楽しくない」と思う基準は人それぞれです。
「今すごく楽しい!」と思う時、「あぁもう本当に最悪だ…」と思う時、どんな感情を抱いた時にも、自分に問い掛けてみましょう。「なんで今、自分はそう思ったの?」
あなたの感情や思いはあなただけのもので、あなたしか分かりません。
あなたの全ての感情や頭に浮かんだ思いの中に、仕事を楽しくするヒントが隠されています。
「仕事」のもともとの意味は「すること」です。「自分のすること」を楽しんで、あなたも人生を楽しみましょう。
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