「どうしてこうなってしまったんだろう…」
「あのとき、別の選択をしていたら…」
生きていると、人生やり直したいと思う瞬間ってありますよね。例えば、仕事で失敗したときや、失恋したとき、友人が成功して輝かしく見えるときなどがあります。
自分が思い描いていた理想と、現実との差を感じて、人生やり直したいと後悔している人も多いのではないでしょうか。
わたしも、何度も人生やり直したいと思ったことがありました。
正直に言うと、今も思うことがあります(特に恋愛で涙)
「あの時に戻ることができれば…」ずっとそう考えていた時期もありました。しかし今は、【後悔する暇があったら行動しよう】と前向きに考えることができています。
この記事では、人生やり直したいと思っているあなたに、人生ってやり直せるの? といった疑問の答えや、人生やり直したいと思う瞬間、人生のやり直し方を紹介していきます。
そして、わたしが経験から学んだことも紹介していきます。
人生やり直したいと思っているあなたに、とってもためになる記事なので、ぜひ最後まで読んでください!
✔人生やり直せる?という疑問の答えがわかります
✔これからの人生を前向きに生きられるようになります
✔過去を後悔ばかりすることがなくなります
それでは、いきましょう!
人生やり直すってどういう意味?
仕事での失敗や失恋など、悲しいことや悔しいことがあったとき、
・過去に戻りたい
・どうしてこうなってしまったんだろう
そう思うことってありますよね。過去にしてしまった失敗や後悔を思い出して、人生やり直したいと思っている人も、きっとたくさんいます。何を隠そうわたしも、そう思うことがあります。
そこで、「人生やり直したい」とはどんな意味なのでしょうか。ここでは、「人生」と「やり直す」の意味を見ていきましょう。
「人生」と「やり直す」の意味
「人生」を調べると、
・人がこの世で生きていくこと。また、その生活。
・人の、この世に生きている間。人の一生。生涯。
(goo辞書)
「やり直す」は、
・改めて初めからする。(goo辞書)
とあります。ここから「人生やり直す」とは、
・一生を初めから歩む
ということになりますね。
人生やり直すとはどういうこと?
こうしてみると、「人生やり直す」とは、【生まれた瞬間に戻って、また人生を始める】という意味になります。また、人生やり直したいと思うときは、失敗や後悔を感じたときです。
これらをふまえると、「人生やり直したい」とは、
ということになります。
はたして、失敗や後悔をなかったことにして、ゼロから始めることってできるのでしょうか。
今からでも人生はやり直すことができるのか!?
「過去の失敗や後悔をなかったことにして、そこより前の時点でゼロからまた始める」を分解して考えてみましょう。
→時間を巻き戻すことはできないので、なかったことにすることはできないですよね。
→過去に戻ることはできないので、前の時点(=過去)で、ゼロから始めることはできないことなります。
こう考えると、失敗や後悔をなかったことにできず、ゼロから始めることもできないですよね。つまり、「人生やり直せる?」の答えは、「やり直せない」になります。
え? と思った人もいるのではないでしょうか。人生やり直したいのに、無理ですって言われて、どうすればいいの? と感じた人もいると思います。
人生ってやり直せないの? すぐにでもやり直したいのに…
ここで、知ってほしい名言があります。ロケットの父と呼ばれた、ロバート・ゴダードの言葉です。
Just remember – when you think all is lost, the future remains.
(これだけは、覚えておきなさい。何もかも失ったと思える瞬間でさえ、あなたの未来は残っているということを。)
そうなんです。わたしたちには未来があります。どんなに悔やんでも、過去を変えることはできません。しかし、未来を変えることはできます。
未来をよい方向へ変えて、その道を歩んでいくと、振り返ったときに、「あの時から人生変わったんだ」ときっと思うことができるでしょう。
それって、人生をやり直すことができたということではないでしょうか。
あらためてまとめると、「人生やり直せる?」の答えは、
になりますね。
・人生はやり直すことができない
・未来をよくすることで、振り返ったときに、「人生やり直せた」と感じることができる
人生やり直したいと思うとき
ここまで、人生をやり直すことはできず、未来を変えることで、振り返ったときに、「人生やり直せた」と感じることをみてきました。
ここでいう「人生やり直したいとき」って、どんなときでしょうか。ここからは、人間関係と生活の視点から、人生やり直したいと思うときを考えていきましょう。
人間関係編
わたしたちが生きていくうえで、必ず人間関係があります。そして、誰しも一度は人間関係で悩んだり、後悔したりしているのではないでしょうか。
この章では、人間関係が原因で、人生やり直したいと思うときを見ていきましょう。
友人や恋人との関係がうまくいかないとき
仲のいい友達や、恋人と関係がギクシャクすると、あまりいい気持ちにはなれないですよね。
例えば、
・恋人と連絡が徐々に減って、このままだと自然消滅になるかも…
といった、相手との関係がくずれてしまいそうな状態になると、後悔してしまうことが多いです。
「あの時に戻りたい」と感じたり、「あんなこと言わなければよかった」や、「自分から連絡をとっておけば…」といった思いから、人生やり直したいと感じることも少なくありません。
恋人と別れそうなとき、時間を巻き戻したい! と思ってました涙
孤独を感じたとき
家族がいる人や、恋人がいる人を見ると、「幸せそうだなぁ」と感じることってありますよね。そのとき、自分が結婚していなかったり、恋人がいないと、「どうして自分だけ…」とさみしさを感じることも少なくありません。
心の中で、
・どうして、周りはうまくいってるのに、自分はうまくいってないのだろう
といった気持ちがよぎると、人生やり直したいと思ってしまいますよね。
また、SNSで、誰かがいいね👍した投稿がタイムラインで流れてきて、幸せそうな写真や、楽しそうな動画を見るときがあると、余計に孤独を感じてしまいます。
投稿者が誰なのかも知らないのに、「うらやましいなぁ」と感じることも多いのではないでしょうか。
周りと自分との差を感じたとき
周りの人と自分を比べて、自分が劣っていると感じたときに、「あのとき、もっと頑張っておけばおけばよかった」と感じることありませんか。
特に、自分がうまくいっていないときは、いつも以上に周囲との差を感じて、劣等感にさいなまれてします。その劣等感から、人生やり直したいと思うことも少なくありません。
思い描いていた理想の人生を、周りの成功している人の姿に重ねてしまうことで、差を感じるようになります。
その差を実感したとき、「人生、どこで間違えたんだろう」と考えることも多いのではないでしょうか。
ここまで、人間関係で人生やり直したいと感じるときを考えてきました。人間関係は人生と言っても過言ではありません。どれも身近に感じることばかりですね。
・友人や恋人との関係がうまくいかないとき
・孤独を感じたとき
・周りと自分との差を感じたとき
生活編
続いて、生活の中で人生やり直したいと思うときを考えてみましょう。「人生=生活」と辞典にあったように、生活は人生と同じ意味です。
そんな生活をしているときに、人生やり直したいと感じる場面はどんなときでしょうか。一緒に見ていきましょう。
理想と現実のギャップを感じたとき
「大手企業に就職して、そこで出会った人と結婚して、子どもを授かって、家を買って…」と、明るい将来を想像したことってありますよね。
わたしは、「27歳になったら結婚して、28歳で子どもを授かって、30歳ごろに家を買って、年収650万円ぐらいで…」と想像してました(そんな人生、全く送れていません涙)。
人生って思い通りにいかない!
思い描いていた理想の人生を歩めていないと、「どこで間違えたのか…」と後悔してしまいます。まさに、人生やり直したいと思う瞬間ですね。
大きな病気やケガをしたとき
不慮の事故に合ったり、身体に病気が発覚したとき、不安にならない人はいません。それが原因で、長期の入院や後遺症が残ってしまうと、やりきれない気持ちになる人も多いのではないでしょうか。
わたしは、10万人に1人と言われている病気になったことがあります。入院と手術を受けて、今は普段通りに生活できています。しかし、ときどき、再発するのでは? と不安を感じることがあります。
病気が発覚したときは、
・お菓子やジャンクフードばかり食べなければよかった
・あのとき、転職していなければ、こんなことにはならなかったのかも
といった後悔ばかりしていました。人生やり直したいと、ずっと感じていました。
今まで自由に動かすことができていた身体が、急に不自由になり、思い通りに動かせないと、「あのとき、あの場所にいなければ」と感じたり、「不規則な生活をしていなければ」と後悔してしまいます。
受験や就活に失敗したとき
人生を左右するといっても過言ではない受験や就活で、失敗したと感じている人は少なくありません。
何を隠そう、わたしも、第一志望の大学を受けることができませんでした(学力不足で涙)。
受験の合否がわかったときや、面接結果の連絡を受けたあと、就職したけど、「こんなはずじゃなかった」と違和感を感じたときに、人生やり直したいと思うことがあります。
ここまで、日常生活で人生やり直したいと思うときを見てきました。どれも、この先の人生に影響しそうですよね。
・理想と現実のギャップを感じたとき
・大きな病気やケガをしたとき
・受験や就活に失敗したとき
どうやったら人生やり直せる?
ここまで、人生やり直したいと思うときを見てきました。どれも、毎日を過ごす中で感じることがありますよね。
そんな、人生やり直したいと思ったとき、どうすれば人生やり直せるのでしょうか。ここで、前章で考えた、「人生やり直せる?」の答えを、もう一度、思い出してみましょう。
でしたね。
つまり、未来を変えることで、人生やり直すことができます。では、未来を変えるためには、どうすればよいのでしょうか。
それは、”今”を変えることです。
アメリカの文化人類学者であるマーガレット・ミードは、このように言っています。
The future is now.
(未来とは今である)
いま現在が未来につながっており、今を変えることで、未来も変わると伝えています。
そんな今を変えるためには、どうしたらよいのでしょうか。
ここから、【考え方編】と【行動編】にわけて、考えていきましょう。
考え方編
【考え方編】では、今を変えるために必要な、物事に対する考え方、とらえ方を見ていきましょう。
年齢は関係ない
人生やり直すことに、年齢は関係ありません。
例えば、
・この年齢では取り返しがつかない
そう思っている時間があったら、こう考えてみてはいかがでしょうか。
年齢の呪縛にとらわれず、今をよりよい方向へ変えることで、人生やり直すことができますよ!
本当の競争相手は自分
「隣の芝生は青く見える」と言われるに、他人と自分を比較してしまうことってありますよね。
比較したところで、何か変わるわけではありません。むしろ、自分へのマイナスな気持ちが増えるだけです。
他人と自分を比較するのは、もうやめにしませんか?
これからは、「自己ベスト更新」という、今までの人生を超えることができるように、今を変えましょう。
人生のやり直しとは自分を変える決意
今を変えるということは、自分を変えるということです。
今までのマイナス思考や、ウジウジした気持ちを捨て、今この瞬間から、前向きに、ポジティブな考え方になる決意を持ちましょう。
しかし、いきなりポジティブになろうとしても、なかなかできるものではありません。まずは、その日あった出来事で、よかったことを思い出し、「ありがとう」と言ってみましょう。
感謝の気持ちにマイナスはありません。続けていくと、きっと前向きになることができ、過去とは違うあなたになっていますよ!
選んだ選択肢をよいものにする
人生、過去に戻ることはできません。それは、その時に選んだ選択を、もう一度、選択し直すことができないということです。
「あの時の選択は間違っていた…」と思うぐらいなら、こう考えてみてはどうでしょうか。
過去を悔やんでも、今が変わることはありません。であるならば、選んだ選択を、よりよいものにできるよう、努力してみませんか。
きっと、いい方向に変わっていきますよ!
人生を一日に換算してみよう
・定年近いし、今さら何を
年齢がネックとなって、一歩踏み出せないことってありますよね。人生100年時代と言われている中、先のこと過ぎて想像がつかないことも多いです。
そんな時は、人生を一日に例えてみましょう。一日=100歳として、時計で人生を考えてみると、このようになります。
こう考えると、30歳って、まだ朝なんです。定年近くでも、夕方なんです。アフター5が待っていますよね。
人生を一日に例えて見ると、人生、まだまだこれからだ! って思えますね。
31歳のわたしは、まだ朝の7時くらいだ! そう思うと、気が楽になりますね
ここまで、人生やり直しすために、どのような考え方をしたらよいかみてきました。ぜひ実践して、明るい未来を手に入れましょう!
・年齢は関係ない
・本当の競争相手は自分
・人生のやり直しとは、自分を変えること
・選んだ選択肢をよいものにする
・人生を一日に換算してみよう
行動編
ここまで、人生やり直すために必要な【考え方】を見てきました。どれも大切な考え方ですね。しかし、考えただけでは、人生やり直すことはできません。
行動もすることで、人生をやり直すことができます。
ここからは、人生やり直すために必要な行動を、【行動編】として見ていきましょう。
自分を認めよう
人生やり直したいと思っている人は、ネガティブな気持ちになっていることが多いです。そんなネガティブなままだと、人生やり直すことはできません。
まずは、今の状態の、ありのままの自分を認めてみることから始めてみませんか。
過去の失敗や、感じている後悔、悔しさなど、いいところも、悪いところも、すべて「自分なんだ」と認めてみましょう。
そうすることで、少しずつ、前を向くことができ、ポジティブになれます。
目の前のことに全力で取り組もう
人生は過去に戻ることはできません。そして、未来がどうなっているかは誰にもわかりません。だったら、いま目の前にあることに全力で取り組んでみませんか。
全力で取り組むことで、過去の経験を活かすことができたり、明るい未来をつくることができたりします。
仕事やプライベートで誰しも、目の前に取り組むべきことがあります。「あのとき、全力で取り組んでおけば」と後悔する前に、いま目の前にあることに全力で取り組みましょう。
人生どうなりたいか明確にしよう
「どんな自分になりたいか」を考えておくことで、人生をやり直すことがしやすくなります。登山で、頂上を目指すように、人生も、目的の場所や姿があると、そこにたどり着くための道のりを迷わずに進めるからです。
「とにかく、よくなりたいんだ!」と思っても、具体的な姿が描けていないと、「あぁでもない、こうでもない」と迷ってしまうことになりかねません。
人生やり直したいなら、できるだけ明確に、どんなふうになりたいか、考えておきましょう。
些細なことにも感謝の気持ちを持とう
やり直したいと思っている人生にも、気付いていない楽しさや、ありがたさがあります。後悔ばかりしていると、そのことを忘れてしまいかねません。
過去の歩んできた道や、後悔があって、今があります。そのことに感謝することで、今を見つめ直すきっかけにすることができます。
感謝することで、幸福度が上がるという研究結果もあります。
1日1回、過ごした日を振り返って、嬉しかった出来事に、「ありがとう」と言うことから始めてみませんか。
「ありがとう」の気持ちを持つことで、人生やり直すきっかけになりますよ。
わたしは、寝る前に、うれしかったことに「ありがとう」と言っています。気持ちが軽くなって、寝つきがよくなりました!
目標をつくろう
人生やり直したいと思っているときは、気持ちが過去に向いていることが多いです。しかし、過去は変えることができません。
そんなときは、今や未来に気持ちを向けることができるように、目標をつくってみてはいかがでしょうか。
壮大な目標ではなくても、まずは小さな目標をつくり、達成することで自信につながります。
関わる人を変えよう
いつもの友人たちと過ごす時間のほかに、新しい環境に触れる時間をつくることで、人生やり直すきっかけにすることができます。
そうすることで、初めて会う人の考え方や、価値観を知ることができるますよね。
今まで知らなかったことを知ることで、「こんなことで後悔していたのか」と客観的にとらえることができます。そして、それが前向きに生きるきっかけになるかもしれません。
断捨離しよう
人生やり直したいと後悔している状態で、部屋が散らかっていたり、必要のない物が置いてあると、気持ちがさらに不安定になることがあります。
わたし自身、仕事で失敗して部屋で落ち込んでいるときに、部屋の散らかりが目に入って、「なんでこんなこともできないんだ」と、さらに落ち込んでしまうときがありました。
もし、あなたが人生やり直したいと思っているなら、不要な物を捨て、部屋を整えましょう。「出入口」という漢字があるように、出す=手放すことで、入口=明るい未来を得ることにつながります。
そして、捨てるのは物だけではありません。後悔する気持ちや不安も、物と一緒に捨てましょう。
ここまで、人生やり直すために必要なことを、【行動編】として考えてきました。行動することで、後悔する気持ちもまぎれて、気持ちが軽くなりますよね。
思想家の孔子はこう言いました。
一番の誇りとは、失敗を経験しないことではなく、挫折の度に立ち上がることだ。
過去の後悔や失敗をバネに、また立ち上がって、ゼロから始めてみませんか。きっと、明るい未来が待っていますよ!
・自分を認めよう
・目の前のことに全力で取り組もう
・人生どうなりたいか明確にしよう
・些細なことにも感謝の気持ちを持とう
・目標をつくろう
・関わる人を変えよう
・断捨離しよう
あなたは人生やり直したい?わたしの答えはこれだ!
これまで、人生やり直す方法を【考え方編】と【行動編】にわけてみてきました。
ここからは、わたし自身の、「人生やり直したい?」の答えを、今までの経験をもとに紹介していきます。あなたの、「人生やり直したい?」の答えと比較してみてください。きっと、新しい発見がありますよ!
「人生やり直したい?」と聞かれたら、わたしはこう答えます。
とってもやり直したい!
いま持っている知識や経験を引き継いで、生まれた瞬間からやり直したいです。
わたしは、恋愛や進路、就職、転職、病気、人生のイベントで、たくさん後悔しました。そして、失敗もしたし、成功したこともあります。
そんな経験があって今があるということも、わかっているつもりです。
それでも改めて、「人生やり直したい?」と聞かれたら、「やり直したい」と答えます。
しかし、過去に戻ることはできません。なのでわたしは、今を生きるように心がけています。
人間関係、仕事のこと、恋愛のこと、すべてがうまくいっているわけではありません。ときに、「はぁ、疲れた」と感じ、人生やり直したいと思うこともあります。
ただ、これまで見てきたように、今を変えることで、明るい未来が待っていると信じています。これからもわたしは、今この瞬間を大切に生きようと心がけています。
あなたは、人生やり直したいですか?
ぜひ、あなたなりの答えを見つけてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。「人生やり直したい」と思う瞬間は誰にでも訪れます。そんなときには、
と思ってみてください。きっと、振り返ったときに、「人生やり直せた」と思える日がきますよ!
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