出勤の電車の中で、ふと仕事のことを考えてしまって、「あっ。今日あれやらなきゃいけない」1つ思い浮かぶとどんどんやることが浮かんできて、ついついため息がでてしまう。
いざ出社したら目の前のことに追われて、あっと言う間に一日が終わっていて「あれ?今日は一体、何をしてたんだっけ?」そんな毎日を繰り返して、だんだん気持ちが落ち込んでくる・・・なんてことはないでしょうか。
毎日、忙しく過ごしているはずなのに、「一向に前に進んでいる気がしない」「本当にこのままで人生いいのかなあ」ともやもやしている人は意外と多いかもしれませんね。
私も20代前半の頃、そんな自分を変えたい一心でもがいていました。やたらと前向きな言葉ばかり使ってみたり、成果を出している人にたくさん会ってみたり。
でも、なかなか心のもやもやが晴れることはありませんでした。心の底では漠然とした不安が消えなかったんです。
そんな私が20代後半になって、「自分会議」にもやもやがスッキリするヒントがあることに気づきました。
実は尊敬する先輩の教えもあり、社会人になったときから「自分会議」を取り組んでいたんです。
現在は毎日、自分会議を楽しく取り組んでいます。
そこで今回は、私が試して効果が出た「もやもやがスッキリ!自分らしさを手にいれる自分会議のやり方」をお伝えします。
目次
目次
自分会議ってなに?
用意するのは
- 紙とペン(筆記用具)
- 自分と向き合う10分間
意外に簡単に始められそうではないでしょうか。そして文字通り、自分と会議をします。テーマはなんでも大丈夫で、その時に自分が気になっていることでも構いません。
例えば、仕事前におすすめは「今日のスケジュール」。出社前に、自分が落ち着ける空間(例えばカフェなど)で紙に仕事に関して思いつくままにただ書き出すんです。
最終目標から考えた時に、今日一日のゴールはなんだろう?そのために何をしたらいいんだっけ?スケジュールを踏まえた時の優先順位はどうかな?という感じで書き出しましょう。
その後、ざっと見でも大丈夫なので改めて読み返してみると、より良い振り返りに繋がったり、どんなことをしたいのかが記憶に残ったりします。
日々の小さなテーマでの自分会議に慣れてきたら、もっとテーマを大きくしても良いかも知れません。(例えば、自分の人生についてなど)その時、自分にできるか、ではなくやってみたい事で考えてみる事が大切です。
どうして自分会議なのか 〜忙しい人こそ効果がある〜
本来であれば、緊急な事ではなく、緊急ではない重要な事に取り組む事(例えば、自分が人生で何をしたいか考えること)が大切なのは知っての通り。
とはいえ、どうしても仕事にプライベートに目の前の緊急な事に流されがちですよね。
特に忙しい毎日を送っている人は、より自分会議の時間を作るのは難しいって感じてしまいませんか?
私もそうでした。ただ、尊敬する先輩に勧められ、騙されたつもりやってみたら自分の見えていなかった気持ちに気付けたり、時間の使い方を振り返る事ができて意外と良かったんです。最初はなんとなくやっていましたが、途中からハマってしまいました。
頭の中だけで考えていると、中々もやもやって晴れないですよね。自分会議は自分の心との対話を通して、書き出す事で思考が整理され、スッキリしてくるんです。
そうすると毎日が目の前の事に追われることなく、頭が整理されていきます。すると不思議とその日のタスクが今までよりもスムーズに対応できた、余った時間でより緊急ではなく重要な仕事に取り組めるようになった・・・など、仕事の成果に繋がっていったんです。
やり方 〜習慣化は大変!?〜
いざやってみると、毎日続けるのはホント大変でした…。だって、飲み会の翌日はツラいし、気がつけばつい会社のメールを開いていたりと、人との約束だったら時間を作れても、自分のための時間って「まぁ、明日やればいいか」と思ってしまいます。
頭ではやった方がいいと思っていても、気持ちが追いつかず中々実践できない事って意外とありますよね。
私も最初は自分会議を実践できませんでした。新入社員の頃は、つい夜遅くまで仕事の事をしてしまい、朝はとっても眠い。なんとかカフェに辿りついてもコーヒーを飲んで、ぼーっと時間を過ごす。まあ今日は自分会議をやらなくてもいっか!と先延ばしにして出社してしまう。
その時、無意識に頭の中では「自分会議やらなきゃな〜。でも今日は眠いしな〜。もういいや。」って。そう、やらない自分自身にもやもやしていたんです。笑
ただ、なんとか続ける内に少しずつコツが見えてきたんです。
不思議と自分会議が出来ない日は仕事中、もんもんとするんです笑。逆に、出来た日は「今日も一日がんばろう!」となってきました。
だんだん、やれた時のスッキリ感が心地よくなってきたんです。毎朝歯を磨くような感覚で、気持ちを紙に書き出すようになり、自然と毎朝の習慣になっていきました。不思議と仕事も、自分会議を行った量に比例して成果がでてきました。
ちなみに慣れてくると、書くことが楽しみになり、だんだんと思考が深まってくる感覚が得られるんです。つまり、『集中して物事を考える』という習慣ができます。
自分会議のメリット
気持ちがスッキリする
自分会議で得られるスッキリ感が当たり前になってくると、考えるテーマが自然と変わってきます。そう、スッキリすると目の前のもやもやを解消する事だけでなく、より先の事を考え始めるんです。
自然と毎日がポジティブになっていく
気づいたら自分の心と対話するようになって、「新しくやってみたい事はなんだろう」とか「本当は自分はどんな事をしたいのかな」、「人生の目的ってなんだろう」とか。不思議と自分の人生に対してポジティブに捉えるようになっていきます。
やってみたいと思った趣味を始めてみたり、長期休みに海外旅行の計画を立てたり、大切な友人と人生について語ったり、ワクワクすることを考えるようになってきますよ。
自分の人生の軸を見つける
気づいたら日々のもやもやが小さくなり、仕事はもちろん、人生が前に進むように感じてきたり。毎日、自身の行動を振り返る事で成長を感じ、自分らしさを愛するようになります。
自分会議により自分の心と対話する事で、自分のやりたい事に気づく。そうして自分で人生のハンドルを握り、ますます行きたい方向に向かっていけたら、とっても素敵ですよね。
まとめ
私は尊敬する先輩に自分会議をオススメされた時、実は半信半疑だったんです…笑。
だけど、まずはやってみないとわからないと思ってやってみた。やってみたら意外とよくって、少しずつハマっていきました。スッキリ感がクセになって習慣化になり。習慣化する事で、人生がどんどん良い方向に進みました。
今では毎日、お気に入りのカフェで美味しいコーヒーを片手に、ほっと一息つける自分会議の時間が大好きです。
今回は、「もやもやがスッキリ!自分らしさを手にいれる自分会議のやり方」をお伝えしました。
あなたも、自分ならではの自分会議のやり方を見つけて、人生を変えてみませんか。そして一度きりの人生、一緒に楽しみましょう!
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