目次
変わりたいけど変われない人へ!自分を変える5つのステップ
さて、ここからは、変わるための具体的な方法をお伝えしていきます。
STEP1:意識のフォーカスを変える!望む未来を明確にしよう
簡単にお伝えすると、潜在意識が『自分は変わる必要がある』と認識すれば、変わることが可能になります。つまり、自分が「どうありたいのか」「何を叶えたいのか」という望みに対して、「真の自分はこれだ」と認識するというプロセスが必要なんですね。

意識のフォーカスを変える!でもこれが難しい・・
じゃあまずどうしたらいいのかというと、自分が「どうありたいのか」「何を叶えたいのか」の望む未来を明確にすることです。
この明確にというのがポイントで、たとえば
・お金持ちになりたい
・出世したい
・結婚したい
というような、抽象的なことだけでは難しいのです。
なぜなら、人は臨場感が伴うくらいの、エネルギーが内側から出ないと行動が変わらないからです。
もっというと、臨場感が伴えば、人の脳は「こっちがリアルだ」と勝手に認識するようになるのですよ。
そのため、
・自分が無意識にやってしまうくらい好きなこと
・今の自分の延長線上にない、叶え方がわからないようなこと
をポイントに明確にしてみましょう。


















こうだったら最高だな!と、イメージするとふつふつとエネルギーが湧くような感覚です。
先程の例を参考にすると
・お金持ちになって、世界中を転々としながら、〇〇と一緒に〇〇のような時間を過ごして暮らしている
・出世して、プライベートでは〇〇していて、家族とはこんな風に過ごしている
・〇〇のような人と結婚して、毎日〇〇をしながら、こんな場所で生活している
など、具体的に自分が「こうなっていると最高!」と思えるような望む未来を明確にしましょう。


















この時、「どうやって?」「難しいかも?」などはいっさい考えずに、自由にイメージすることがポイントです。
STEP2:今の自分に囚われない!未来の自分の視点を意識しよう
当たり前のことですが、自分の望む未来を明確にしただけでは、何も変わりません。
その未来が、「真の自分だ」と脳が認識するためには、「すでに自分はそうなっている」と思う必要があります。


















でも、今そうでないのに、そう思うのって難しいですよね。
そうなんです、「今の自分」と「望む自分」の現状には当然ギャップがあります。普段わたしたちは、今の自分から望む未来の自分を見上げて、「〇〇ができてないから、〇〇を頑張ろう」といった感じで、今の自分で頑張ろうとします。
そうではなく、望む未来の自分から、今の自分を見下ろすイメージで、「望む未来の自分なら、〇〇を当たり前にやっているな」「望む未来の自分なら、こんな行動をしているだろうな」と意識をズラします。


















この’’今の自分に囚われないこと’’がとても大切!
意識していないとすぐに、「今の自分」が現状どうであるのかを気にしてしまいます。そのため、日常で「望む未来の自分なら・・」と考える癖をつけましょう。
STEP3:望む未来に向かうプロセスを楽しむ!日常で体感しよう
日常で意識をズラす訓練をすることはとても大切ですが、頭で考えてばかりではつまらないですよね。そのため、日常で感情を味わうことも同時にやっていきましょう。


















体感覚で味わうことは、脳にもとても効果的!
望む未来に向かうプロセスを、どれだけ楽しめるかがキーポイントです。
とても簡単なのは、望む未来の自分をイメージした時に、どんな感情を味わっているのかもイメージしてみて、それと同じ感情を味わうことです。
たとえば、
というのが望ましい未来だとして、その時にどんな状況でどんな感情を味わっているのかをイメージします。
・「その土地の食に触れて美味しいと感じている」
・「外国人の友達が沢山いて、互いの文化について意見交換しながら会話を楽しんでいる」
・「日本にはない広大な自然に触れて、感動を味わっている」
など、「どんな状況でどんな感情を味わう」のがエネルギーが湧いてくるのかは、人によって様々なはずです。
それがわかったら、自分の日常で同じ感情を味わえないか探して、実際に味わいます。
・「その土地の食に触れて美味しいと感じている」
→近くの異国の料理を食べにいく
・「外国人の友達が沢山いて、互いの文化について意見交換しながら会話を楽しんでいる」
→外国人が集まる場に行って会話を楽しんでみる
・「日本にはない広大な自然に触れて、感動を味わっている」
→手軽にいける自然に触れてみる
このように、全く同じ状況でなくても、近い感情を味わうことはいくらでも可能なのです。
この場合、実際に海外に行ける状況であれば、もちろん行くのもOKです。
ただ、大切なのは、今の自分で無理なく同じ状況を味わえる小さな行動を、実際にやってみるということです。
STEP4:ネガティブなことも大事な要素!全て受け止めよう
日常で意識をズラすことを心がけたり、感情を味わうことをやっていても、自分に不本意なことが起きたり、上手くいかなかったり、変わらない現状に失望したり、ネガティブなことも当然起こります。


















これまで、変わりたいのに変われないと思ってきた人は、思った現実や結果が得られない自分を責めてしまいがち。
自分を変えるということは、短期的に取り組んで結果がでるものではありません。
そのため、長期的な視点を持って、ネガティブな考えや感情が起こったら、「これは自分らしくないな」と事実だけを受け止めます。
そして、落ちついた時に「本当はどうだったらよかったのかな?」と、自分に問いかけてみましょう。失敗も、うまくいかないことも、ネガティブなことも、全て「望む未来」に移行するための大事な要素です。
ポジティブなこともネガティブなことも、きちんと自分で受け止め、未来基準で考えることで、すべての起こることを自分の味方に変えていきましょう。
STEP5:不要なものを手放し軌道修正!日常で振り返ろう
自分が変わっていくプロセスで最も大切なのは、自分らしくないマインドを手放しながら、本来の自分に軌道修正していくことです。
面白いもので、人は変わろうとする時には変化が起こらず、その人が自分自身であろうと本気で思えた時に、変化が起きるのです。これは私の経験からも、気づいた発見です。


















自分らしさが常にベース!必要なものは積極的に取り入れて味わい、不要なものは手放してしまいましょう。
日常で起こる出来事や自分の反応に敏感になって、「これは自分らしい行動かな?」「これは自分に必要な思考かな?」と、日常で振り返ることが最も大切なんですね。


















このとき、「他者や周りと比べて」ではなく、「望む未来の自分と比べて」どうなのか?という意識を持って振り返るポイント!
特に、自分に起こる反応(感情)は本来の自分に向かうための、素晴らしいガイドみたいなものです。
というのも、心地よければ、それは自分と一致している証拠ですし、気分が悪ければ、それは自分と不一致だということを教えてくれるからです。
自分が望む未来、そこに、自分の可能性を自ら見出すことで、自分らしく進んでいくことが大切です。


















そのための道標は、他の誰でもなく自分にしかわからないのです。
そもそも、自分の望む未来がわからない人は・・
ここまで読んでいて、そもそも、「自分の望む未来はなんだろうか…」と、立ち止まっている人もいるのではないでしょうか。


















それどころか、自分の好きなことや自分の長所がわからないなど、人はみな「自分のこと」ってわからないものなんです。私もよくわかりませんでした。
でも実は、自分のやりたいことがわからないのも、自分の長所がわからないのも、自分の望みがわからないのも、原因はとてもシンプルです。
それは、「普段から自分の感覚に敏感になっていない」こと、そして「自分の思考の延長線上の体験しかしていない」ことです。
この自分の思考の延長線上の体験とは、どういうことかと言いますと、自分の顕在意識で行う判断に伴う体験のことです。
たとえば、安心だからといつもと同じことする、安心だから怖いと思うことはしないなど、人は無意識に安全な方向を選択してしまいます。
そのため時には、日常と違う場所に行ったり、普段とは違うことに時間を使ったり、いつもとは違う人に会ってみたり、そういった「いつもとは違う体験」を意識的にしてみましょう。


















そして、さまざまな体験をするなかで、自分が何を感じるのか感覚に敏感になりましょう。
こうした、いろんな体験がきっかけとなり、「自分はこうなったらいいな」「自分ってこういう一面があるのか」「自分もこんなことやってみたい」など、よく自分のことがわかるようになってきます。


















自分の長所がわからない、自分はどうなりたいのかわからないと悩んでいた私自身も、普段とは全く違うコミュニティに所属したとき、はじめて自分の得意なことや望むことが明確になった体験がありますよ!
変わりたいけど変われないと悩んでいた私が変わった訳
私も以前は、何かを変えたいと必死にもがいてきた体験があります。そんな、「変わりたいけど変われない!」と悩んでいた私が変わったのは、自分の違和感に向き合い続けたことでした。


















社会にでて、自分の希望の職に就いたのにもかかわらず、そのうち人生に違和感を覚えるようになったんですね。
ところが、はじめは何だかよくわからず、モヤモヤが続く日々。何かを変えようと思っても、「自分の長所がわからない」「自分には才能も得意なこともない」と悩み、自分ができそうな範囲で転職をしたのですが、一向にそのモヤモヤは消えませんでした。
それでも、この違和感に向き合い続け、全く違う価値観をもった人との出会いや、タイミングもあり、だんだん何に違和感をもっているのか気づきはじめたんですね。


















言葉にすると難しいですが、簡単に言うと「もっと自分を活かして生きたい」というような望みが自分にはあったことに気がつきました。
でも、自分の長所がわからないばかりか、才能もスキルもなくて「自分にはどうしようもできない」と頭で理解しようとしていたので、その抵抗が違和感として現れていたようです。
そして、「もうどうなってもいいから好きなことをしよう」と半ば開き直って、自分の感情の赴くままに、いったい何に役に立つのかもわからないまま気になったことを学んだり、何につながるかもわからず異国の地に足を運んだり、そんなことをしているうちに自分では考えもつかなかった未来が待っていました。


















何かを変えようと思っていなくても、気づいたらとんでもなく変わっていました。笑
今振り返れば、以前は「これは役に立ちそうだから」「社会的にもこれがよさそうだから」と、自分の思考で色々考えたことが知らずしらず自分の判断に影響していて、その点が大きな変化をもたらせた1つだと感じています。
そんな体験もあって、今では日常から自分の感情に敏感になり、目の前に起きることに自分が何を考えているのか、どのようなマインドが自分にあるのかなど、自分と向き合うことを意識しながら判断しています。


















今では、自分らしいマインドを大切に、人生に納得感を持ちながら生きられるようになりました!
変わりたいけど変われないのは自分がダメだからじゃない!今日からマインドを意識しよう!
変わりたいけど変われない人へ向けて、人が変われない根本的な理由や、どうすれば変われるのかの方法をお話ししました。
自分を変えたくても変えられなくて、「自分の長所がわからない」「自分には特別な才能がない」と悩む必要はありません。
また、今まで変わりたくても変われなかったのは、あなたがダメなわけでも、意思が弱いわけでもありません。ただ、自分の内側にある無意識に働く機能を知らなかっただけなのです。
でも、これさえ知ってしまえば、逆に無意識を意識的に使うことにフォーカスを当てればいいということですよ!
そして、忘れてはならないのが、自分が望む未来に向かうルートは、人それぞれ自分仕様のルートがあるということ。誰かの成功法則を真似しても、うまくいかないのは当然なのです。
そのため、「どうやってやるのか?」を難しく考えずに、日常で自分の意識や反応にフォーカスしながら、自分らしいマインドで望む未来へのプロセスを楽しんでいきましょう。
そうすれば、自分が気づかないうちに、「その未来にいた!」なんてことが起きているはずですよ。
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