気持ちいいくらい夏空が続く毎日ですね。
コロナ禍というのもあってかなり外出控えてますが、
これだけ気持ちいい日が続くとさすがに夏らしい遊びをしたくなっちゃいますね。
去年から行きたかったライブも軒並み中止になってなかなか悲しい状況続いており、すっかりYoutubeやNetflix、アマプラのヘヴィーユーザーになっちまいました。
話はガラッと変わりますが、今日は日本でも一部の人にしか愛されない(笑)メタルについてご紹介したいと思います。
そもそもメタルを聞かない人にとっては
・ただただ重たくてうるさい
・なんか唸ってて何言っているかわからない
・暑苦しい
というイメージが強いかと思います。
そんな風に思っているあなた。
全くもってその通りです。
そんな世間的に肩身の狭いメタルですが、日本でもBABYMETALが今までのメタルの常識を覆し、ガンガン海外フェスにも出ていたりすることから認知度は非常に高まったように思います。
めちゃめちゃ重厚で技巧派のバンドをバックに
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」
とかものすごいギャップで面白くしているのがなんかハマっちゃうんでしょうね。
そう、ちょっと小馬鹿にしたような茶目っ気のあるのが実はメタルなんじゃないかと思っています。
どうやらこれは自分だけが思っていることではなくて、世界的に好きな人の間では割とそう思われているのではないかと思っています。
そこで一つ紹介したいのが、メタル大国、フィンランドでここ最近開催されているフェス。
ヘヴィメタル編み物世界選手権
もうタイトルがやばい。愛おしいdeath。
タイトルだけである程度想像がつくかと思いますが、
ヘヴィーメタルのバンドに編み物をする人(ニッターw)が加わって
最高の編み技を披露するという大会。
2019年には日本のお笑いコンビ「うしろシティ」の金子学さんが結成した「GIGA BODY METAL」というバンドが優勝しております。
はい、シュールです。
というか編み物より、相撲のが目立ってるけど。
優勝した金子さんのコメントも
「観てるほうも意味わかんないものを観させられて、やってるほうも意味わかんないことをやってる。」
というくらい謎のイベント。
全力でメタル演奏している真ん中で編み物ですからね。
きっと重たいニットが出来上がることでしょう。
もう一つ紹介したいのが、こちらは映画なんですがやっぱりちょっと小馬鹿にした感じに仕上がっているけどちょっぴりメタルが好きになってしまう作品。
HEAVY TRIP(ヘヴィトリップ)
同じフィンランド生まれのムーミンもびっくりです。
ざっくり解説すると、フィンランド北部にあるなんにもない片田舎の村の無名ヘヴィメタルバンドのサクセス?ストーリー。
主人公のトゥロは
「終末シンフォニック・トナカイ粉砕・反キリスト・戦争推進メタル」
というジャンルを掲げる(こんなジャンルはありません)ヘヴィ・メタルバンドのボーカルで、
バンド名は
「インペイルド・レクタム(直腸陥没)w」。
ちなみにバンドメンバーのお仕事は
トゥロ(Vo):村の介護施設に勤務。
ロットヴォネン(Gt.):家業のトナカイ解体お手伝い
パシ(B):図書館勤務
ユンキ(Dr.):多分働いてない。映画内で事故死しますが、棺桶掘り起こされてフェスに連れて行かれます(笑)
こんな四人がよくわからないジャンルを掲げていながらもライブ未経験、オリジナル曲0のバンドがフェスに出演するまでのロードムービーです。
ベタな笑いが満載ながらも負け犬サクセスストーリーが好きな人にはなかなかおすすめ。
もちろんメタル聞かない人でも笑えますし、「メタルってちょっと面白いかも」と思ってもらえる作品じゃないかと。
この二つを見るだけでもメタルについての印象が変わるんじゃないかと思います。
そう、メタルは笑いありの音楽と思ってもらっても過言ではない!
余談ですが、もしメタルを好きになってしまったあなた。
ジャパニーズメタラーになりたいと思ったら、次の7箇条を実践するとよいでしょう。
- Tシャツの袖は肩上までまくる。(色は黒のみ)ちょっと破れてるくらいがよい。
- 主食はペヤングとコカ・コーラとする。(ペプシ不可)
- 「ヘヴィメタ好きなの?」と聞かれたら「へヴィメタじゃないっす。メタルっす。」と答える。
- 仕事はコンビニバイトか楽器屋の店員のみ。
- 髪の毛はワンレンで5年はのばす。
- おばあちゃんが歩いていたら荷物を持ってあげる。おんぶしてあげればなお良し。
- 昭和中期以降の日本歌謡に詳しくなるべし。
ではまた次回!
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