「自分を変えたい」「もっと良くなりたい」と思っている方、たくさんいますよね。
「ダイエットしたい」
「もっと穏やかな性格になりたい」
「もっと年収が高かったら」
「お金にとらわれずやりたいことをやりたい」
など、みんな生きている以上、容姿、性格、仕事のこと、自分の環境など、変えたいところは何かしらある人が多いです。
私もたくさんあって、一つ変えられたら、また新たな変えたいところが目につきます。でも、それは、今よりも良くなりたいって目標があるからです。
以前、私は「自分を変えたい」と必死でもがいている時期がありました。なぜなら、自分を変えるために〇〇をする、と決めても、その〇〇が続かなかったり、習慣化するまでに行かず、結局、自分を変えることもできない・・・で、またいろんな本を読んでみる。またやってみるけど、続かない。
結局、いろんなノウハウを知った頭でっかち状態になって終わっていました。
私のように「こうしたらいい」と分かっていても自分の習慣を変えるってなかなか出来ないんだよね・・・と感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな私でしたが、今は、自分を変えること、習慣を変えることは「簡単にできる」と思えるようになりました。正しく準備と手順を踏めば、自分を変えることができずにもがいていた自分から抜け出せるのです。
そこで、この記事では、自分を変える手順と方法のヒミツをお伝えしていきます!
「自分を変えたい」と思ってもなかなか習慣化できず、あきらめてしまった方、すぐに元の自分に戻ってしまう方は、ぜひ読んでみてください。もちろん、さらに良くなりたいと思っているあなたにも役立つヒントが隠れていますよ。
目次 [表示]
自分を変える習慣の意味
自分を変えるとはなにか
一言に「自分を変える」といっても、生活習慣やダイエット、仕事や勉強のこと、はたまた性格のことなどなど、幅が広いです。ただ、共通しているのは、今までの自分と違う自分になる、ということです。
言い換えれば、「自分を変える」ってことは、「新しい自分と出会える」わけです。
自分を変える:今と違う自分になる=新しい自分と出会える

古いクセをやめれば新しい自分になれますね!
習慣とはなにか
では、習慣の意味を確認しておきましょう。「習慣」は続けるから習慣になります。
例えば、歯磨きのように自動的にできるようになったら習慣です。で、その続けることができない状態になると習慣にならないわけです。続けるのが難しくて諦めてしまうと習慣になりませんね。
習慣:長い間繰り返し行ううちに、そうするのがきまりのようになったこと。(goo国語辞書より)
自分を変える習慣とはなにか
習慣には、自分を高める習慣と、自分がなりたくない自分になってしまうマイナスな習慣がありますが、できれば自分の理想に近づいたり、今よりより良くなるプラスの習慣を身につけたいですよね。
そこで、ここでは、自分を変える習慣とは
新しいより良い自分と出会うことができる当たり前にやっていること、できるようになったこと
ととらえていきます。













もし、プラスの習慣を身につけることができたら、自分の世界が広がったり、新しいことが出来たり、今まで頑張らないとできなかったことが当たり前にできるなんてこともあるんですよ。
なぜ変えることができないのか
自分を変える習慣の意味が分かったところで、なぜ習慣を変えることができないかを考えていきましょう。
行動する方向はあっているか
まず、自分を変える目標・目的はしっかりしていますか。しっかりしていれば、その方向へ向かって行動できます。そして、その行動が、目標を達成できるものであるのか、そこも重要です。
例えば、方向が間違っていたら、せっかく行動していても効果がでないので、行動しにくくなってしまいます。どこまでやっても目標を達成できず、疲れてしまったり、やる気がなくなってしまい、結果、変えることができない、となるわけです。













何のために習慣を変えたいのか、変えてどうしたいのかをイメージしましょう!
行動するエネルギーは足りているのか
行動するためには、エネルギーが必要です。車にガソリンが必要なのと一緒に、私たちにもエネルギーが必要なのです。
例えば、跳び箱を飛ぶときに、「あなたならできるよ」と言われた場合と「あなたにはムリだよ」と言われた場合とでは、どちらの方が「跳べる」って思えているでしょうか。
「あなたならできるよ」ですよね。まず、行動する前に、跳び箱の例でいくと、助走を走り始める前に、「できる」と思えるエネルギーをためることが、とっても大切です。
このエネルギーが足りていない状態で、自分を変えようとしてもなかなか変わりません。













自分はできる!という気持ちがエネルギーになり習慣を作りだすパワーをくれますよ
実は変わりたくないと思ってしまう私たちのクセ
私たちには、つい今までの自分に戻ってしまうクセがあります。脳は変化を嫌うので、安定化志向というのが働くからです。
こんな私たちの思考のクセも手伝って「変わるのは難しい」「今までのほうが楽」って思ってしまうんですね。ですから、このクセを理解したうえで、習慣化していくと良いわけです。













今までと同じにしていれば楽ですが、習慣を変えるためには、今までの当たり前を変えていく必要があります。
では、次からは自分を変える習慣を取り組んでいくにあたり、難しくしてしまう要因をクリアしていく方法を書いていきますね。
準備1:自分を認めて、エネルギーをためよう
自分を変えるのには、
自分に自信を持って行動する力=エネルギー
が必要になります。エネルギーは周りに認められることで自分の活力になりますが、人から認められるのを待っていてはなかなか自分を変えるキッカケがつかめませんよね。
そこで、ここでは、自分で自分の自信をつけるエネルギーのため方を紹介します。
ここで始めに行う大切なポイントがあります。それは、
エネルギーをためる容器の栓を入れること
です。栓が抜けていると、エネルギーを入れても抜けていってしまいます。いわゆるお風呂の栓が抜けているのにお湯を入れている状態ですね。
では、どうやって栓を入れていくのか・・・
「自分を認めること」
をやっていきましょう。自分にたくさん〇をつけてあげます。
この〇つけには、3段階あります。
成果承認は、成果がでたら〇。これはみなさん簡単にできますよね。勉強してテストで80点がとれたら〇。もし、目標点が70点だったとしたら、はなまるを自分にあげちゃいますよね。
行動承認は、行動できたら〇。テストで良い点をとるために、いつもよりも毎日1時間プラスして勉強した。その結果、目標の70点はとれなかったけれど、いつもより勉強した自分へ〇をあげることができますね。
この2つの承認は比較的やりやすいかと思います。ですが、次の意識承認はなかなか難しいです。
意識承認は、意識したら〇。テストで良い点をとるために、勉強しようと思ったけど、結局勉強しなかった・・・。
そうすると、多くの方は自分に×をつけてしまいますが、「勉強しようと意識した」というところに〇をつけてあげます。
人間は意識するからこそ行動できて、行動するから成果がでます。ですから、まず意識すること自体がとても重要なことなのです。













栓をする超重要ポイントは、この意識承認をしていくことですよー
ここで、私がやっていたほんの一例を紹介します。
まず思ったことに〇をつけるのは当たり前。
朝6時に起きようと思ったけど、目覚ましを止めて寝てしまった。そんな時も6時に起きようと思った自分に「〇」(意識承認)
さらに、目標や合格のハードルをめちゃめちゃ下げます。例えば、外出して家に帰ってきたら、
無事に帰ってきたから「〇」(超ハードルを下げた成果承認)
そして、そんなことに今まで「〇」なんかつけていなかったから、「〇をつけた自分にボーナスポイント〇3つ」。
ただ家に帰ってきただけで「〇」が4つも増えています(笑)こうやって自分に「〇」をあげることで自分を認めていくんです。













こんな感じなら1日5個は楽勝ですね。
私は、この取り組みで、だんだん〇の数を増やしていき、1日100個目標で取り組んでいたことがあります。先ほどのボーナスポイント制を取り入れたら、100個は楽勝でできちゃいました(笑)
そして、それを1か月続けていたら、周りから「変わったね」(もちろん良い意味でですよ )「明るくなった」などと言ってもらえるようになりました。
自分でも、心が広く、そして軽くなったような感覚があり、モノのとらえ方も変わってきたなと感じました。
こんな感じで、自分にたくさん〇をあげていってください。
自分を認めることで、エネルギーをためる容器の栓が入ります。栓が入ったら、自分を認められた〇の数で満たされていきます。結果、行動できるエネルギーになっていくんですよ。
自分の心って、自分でも気づかないくらい満たされていないんです。自分の心を満たし過ぎることはありません!!どんどん満たして、満タンにしてあふれさせてください。
準備2:自分をほめて、エネルギーを高めよう
次は、エネルギーを高めてきます。栓をしてためたエネルギーを水に例えると、お湯にしていくイメージです。お風呂の追い炊きですね。
エネルギーが高い方が行動しやすいです。自分を変えるためには、エネルギーがかなり必要なので、そのエネルギーを高めていきましょう。
エネルギーを高めるために、何をするかと言うと・・・













自分をほめまーーす!!
そう、自分で自分をほめます。「えっ?!恥ずかしいです」なんて言わないでくださいね。
「自分は素晴らしい」
「今日もステキ」
「イケている」
「自分はなんて優しいんだっ」
などなど、自分がうれしい言葉を自分に言ってあげて下さい。何かにつけて自分をほめまくります。
「今日の髪型バッチリ。俳優みたいだ。」
「今日作った天ぷらは超高級料亭並みじゃないっ。この天ぷら作った私って天才!」
みたいに何でもいいんです。自分を変えるために、自分の一番の味方である自分が自分をほめてあげましょう。
子どもはお母さんからほめられるととってもうれしいし、勇気が出てきます。
自分で自分をほめるというのは、ほめられる子ども役は自分だし、ほめるお母さん役も自分です。自分のことをほめると、本当の自分は喜んでいるんですよー。
照れ臭いのは、表面の自分、周りを気にしている自分です。
自分をほめることで、
「あなたは素晴らしいから、何でもできるんだよ。なりたい自分になれるんだよ」
と、「自分はできる」という自信を渡してあげましょう。そして、自分を自分で応援してあげることで、自分を信じることができていきます。これが、エネルギーが高まった状態です。
手順1:目的とゴールを明確にする
エネルギーをためて、高めたら、自分を変える習慣に取り組んでいきましょう。ですが、取り組む前に、まず、
「なぜ自分を変えたいのか」
をしっかりと把握しておくことも大切です。「なぜ」が分かればゴールがはっきりするので、続ける原動力になります。
あなたは、何のために、どう変わりたいと思っているのでしょうか。
「10Kgやせたい」より
「彼氏 ( 彼女 ) が欲しいから、モテるために、10Kgやせたい」
の方が目的がハッキリしていますよね。他にも
「子どもを怒ってばかりだから、自分が気持ちよく過ごせる時間を増やすために、イライラを減らしたい」
「資格試験を受けるから、朝の時間を使って勉強の時間を確保するために、早起きしたい」
などなど、目的、ゴールは人によってさまざまです。ここをしっかり明確にして、習慣に取り組んでいきましょう。
明確にすることで、何をやれば良いのか分かってきますよね。「やせる」でも、最近ズボンがきつくなってきて、ウエストを細くしたかったら、ウエストを引き締める運動をしよう、となるわけです。













そもそも、なぜあなたは変わりたいのか。自分基準での目的とゴールをはっきりとさせましょう。
手順2:理想の自分をイメージし続ける
自分を変えたい場合は、今までの状態を変えて、なりたい自分の状態が当たり前になっている必要があります。
そこで、当たり前状態を作るために、理想の自分をイメージし続けていきましょう。「なったつもり」大歓迎です。
具体的には、
毎朝、寝る前などに理想の自分をイメージする、書く。
理想の自分の状態がイメージできる写真を目に付くところに貼っておく、携帯の待ち受け画面にする。
理想の人がいたら、その人と過ごす時間を増やす。その人の行動をマネてみる。
などなど、いろんなところで、「自分は○○になっている」と自分に刷り込み続けましょう。
習慣を続けるためのヒント
ハードルを下げて始めてみる
いきなり大きな目標を立ててしまうと、1日目は良いけど、ゴールが遠すぎて頑張れないこともあります。そして、脳には急激な変化を嫌う安定化志向というのがあります。ですから、
お腹をへこますために腹筋30回
とやるよりは、
毎日1回
の方が続きます。
そして、そこで「やればできる」という実績を積み重ねていきます。毎日1回が習慣化したら、次は2回にしたら良いのです。そんなふうにしていったら、いつの間にか腹筋することが当たり前の習慣になって、シックスパックになっちゃっているかもしれません。
仲間とともに取り組む
ともにやっていく仲間がいることはとても大きいです。一人だとくじけそうになっても
「Aさんも頑張っているな」
と思えば、やり続けることができますね。今はライングループなんてものもあるので、そこで「やったよ」報告をするだけでも、続けやすくなりますよ。だれかの「やったよ」報告で、
「あっ、今日はまだ出来ていなかった。今やろう。」
なんて、忘れていたことを思い出すきっかけにもなりますね。
自分以外の人の目が入ることで、甘くなりがちな自分に喝を入れることができますね。その結果が、続けることに繋がりますし、成果を早くだすことになるかもしれません。













ただ、最後は自分の行動力が大切なので、友達に頼りっきりになるのは注意してくださいね。
お金を払ってみる
例えば、ダイエットしたいなら、ジムやヨガに行く。家では腹筋が10回がせいぜいだけど、ジムでは辛くても頑張って30回できる、とか、ヨガのポーズも家では長くキープできないけど、スタジオだと頑張ってキープできる、なんてことありますよね。
そして、サボりたい日でも「お金を払っているから行こう」となります。
お金で、あの場を買っているって感じです。そして、やる習慣にはなりますよね。しかも、ちょっと辛くても頑張れます。
もし、ジムやヨガへお金を払っても続けられない・・・という人は、さらにお金を使ってパーソナルトレーナーや個人レッスンなんかを受けるなんて方法もあります。
どうしても習慣を変えたければ「この金額だったら厳しい」と思うお金を使うことをしてみたり、1対1で逃げ出せない状況にしてみてください。
お金はかかりますが、これだけ払ったから、何が何でもやろうって思えますよね。それに、マンツーマンだったらなかなか「サボろう」なんて思えなくなるので、習慣にしやすいですよ。
「なったつもり」を楽しむ
なりたい自分になった時に、自分はどんな行動をしているのか、ワクワクできる行動をイメージしてみてください。そして、できる範囲で実際にやってみましょう。
例えば、年収をあげるために何かに取り組み、その先のお金持ちになった自分をイメージして、
新幹線でグリーン車に乗ってみる。
高級ホテルのカフェで1杯2,000円のコーヒーを飲んでみる。
などなど、お金持ちの雰囲気を味わってみましょう。
年収が高い人がするであろう行動をできる範囲で、たまにはマネてみることで、そうなっている自分をリアルに、イメージするのにも役立ちます。また、早くこうなりたい、とゴールへ向かうスピードもアップしますよ。
他の記事も参考に
同じALIVEの記事「自分を変えたいOLが成功者から学んだ人生が楽しくなる22のヒント」もおススメです。また違った視点から自分を変えるヒントが具体的に書かれています。
まとめ
自分を変える習慣として、やりやすくするための準備段階から紹介していきました。一つでも「これならできそう」「これやろう」と思って頂けたらうれしいです。準備段階の〇つけだけでもやっていくと自分が変わりますよ。実は、何事も













自分はそのままでいいーーーっ
とまずは自分を認めてあげることから始めてみましょう。そこから、自分を変える習慣に取り組んでみましょう。とってもやりやすくなっています。そして・・・・













さらにステキな自分になっちゃってください。
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