「自分らしくありたい」「ありのままの自分で愛されたい」と願ったり、考たりした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
考えてしまう原因として、自分を否定されたと感じたり、人生に絶望してしまうときには、「私なんて、どうせ…」とか「ありのままの私のことなんて誰も分かってくれない」とネガティブな思考で頭がいっぱいになってしまう時に特に考えてしまいますよね。
自分らしく、ありのままの自分で!と願っていても、実際に「じゃぁ、ありのままの自分ってなに?自分のこと好き?大切??」と聞かれたら「私は○○な人間で、そんな自分が大好きです!!」って答えられる人は残念ながらとても少ないのです。
それは、大人になるにつれ、周囲との協調を大切にすればするほど、相手に合わせてしまいありのままの自分が見えなくなってしまうからかも知れません。
でも、ありのままの自分を見つけて、自分で受け入れて、周りにもそんな状態を認められたら自分に自信が持てて自分をもっと好き・大切になりますよね。
そこで今回は、「ありのままの自分を好きになる方法」を周りの友達20代~50代の人にさりげなく調査し「何だかんだあるけど、これが私で、これで良いんだ!」と笑顔で話してくれている人たちの、ありのままの自分を好きになる方法と向き合い方をまとめてみることにしました。
自分が分からなくなってしまっている方や、自分のことを好きになれないな…と感じている方、自分を好きになる・大切に思うキッカケ作りにしてみてください。
目次
ありのままの自分ってなに?
ありのままの自分ってなんなのでしょうか。なんとなく分かるような分からないような…
調べてみると
自分のうそや偽りのない、そのままの状態って事がわかりますが、その状態が分からず悩んでいる人が多いのも事実ですよね。
ここでは、実際に自分が嘘偽りない状態で毎日生活をできる状態のことを「ありのままの自分」と定義付けて考えていきす。
自分を理解し好きになる向き合いかたを探して行きましょう!
自分の偽りのない姿が分からず、悩んでいる人が多いから、まずは「ありのままの自分」を理解することから始めるのが良いかも
ありのままの自分探し~人によって相手への印象は違う~
まず、「ありのままの自分」「自分らしさ」探しをしてしまう原因は一体どこにあるのでしょうか。
以前書いた記事「自分らしさって何?本当の自分に出会える「自分探し」21のコツ」では
「自分が思う自分らしさ」と「人から見た自分らしさ」があるから。という原因を書かせていただきましたが、他にも原因があるので今回はそちらを紹介します。
自分が思っている自分と、周囲が思っている自分が一致していて周りが認めてくれていたり、自分自身も強みに自信を持てていれば、自分を認めて、ありのままで良いんだ!と思えるようになりますよね。
なのに出来ていない・・・「ありのままの自分」が分からなくなってしまう原因は、「人の目を必要以上に気にしてしまう」ことと「言葉の定義の違い」にありました。
人の目を必要以上に気にしてしまう
人から自分がどうみられているかを必要以上に気にしていないでしょうか。
周りとうまく対応していくために、相手への気遣いは必要ですが、過度な意識は、自分がどんな人間か・ありのままの自分が分からなくなってしまう原因にもなりますよ。
以前友人に
ikueが○○をしてくれて嬉しかった。ありがとう、優しいね
と言われた言葉が嬉しくて、必要上に人から見た「優しさ」に気を使ってしまい、「私は優しくあるべきだから、こう行動しないと!」と自分を苦しめてしまっていた時期がありました。
もしかしたら、そのおかげで上手くいったこともあるかも知れませんが、必要以上の気遣いや、やりたくないことまで対応してしまい「これってどうなんだろう…」自分も相手も気持ちよくやっていくにはどうしたらいいんだろう・・・と悩んでしましまいました。
みなさんも、誰かの言葉や「私はこうあるべき」「○○って思われたい」「○○さんにこう言われたから」と思って本当の自分の心と違う行動を取っていませんか。
人を気遣える気持ちは素晴らしいですが、それで人間関係に疲弊してしまっては、友人関係も長続きしません。自分の心地いい対応できる範囲を決めたり、できないことなど断る勇気を持つのも大切です。
言葉の定義の違い
続いて、言葉の定義の違いによって起こる「ありのままの自分」が分からなくなる理由を見ていきましょう。例えば「あの人は優しい人だよ」と紹介されたら、どんな人を思い浮かべますか。
・笑顔が多い
・話を聞いてくれる人
・否定的でない人
・思いやりがある人
などが一般的ではないでしょうか。
ただ、ある時友人と知り合いの「優しさ」について話しているとき、
ikueはあの人のこと優しい人って言ってたけど、私は少し違う気がする
えっ、そう?いつも笑顔で何でも話を聞いてくれるし穏やかで優しくない?
それもある種の優しさかも知れないけど、自分の意見を言わなかったり、誰かとのコミュニケーションで「それダメでしょ!」ということをした時に注意しないのは優しさじゃないんじゃない?
相手の為を思って、ちゃんと向き合うのが優しさだよ。八方美人とは違うと思うな
(なるほど。そう言う考え方と優しさもあるのか!!)
このように人によって「優しさ」という言葉の定義が違っていることもあります。
・何でも言い合えて指摘もする
・相手の否定ではなく意見の交換
・誰とでも上手く話せるとは違う
・良いことも悪いこと相手と向き合って話す
・そのままの相手を受け入れる
・特に注意はしない
・どんな話も合わせて受け入れられる
・話しかけやすい雰囲気がある
どちらも間違っていないし、それぞれの感じ方なのでどちらも正しいです。
相手の考える「優しさ」に近づこうと思って対応したことでも、友達の言葉や印象を真に受けて、自分の考えや普段の友達に対する対応と変えてしまうと、それはそれでまた違いますよね。
その人と楽しく過ごすために、無理の無い程度にマナーとして気を使うことは大切ですが、人から見た印象や、人の意見に左右されたり合わせたりしようとして、自分の考えている芯がズレてしまうと、自分がよく分からなくなってしまう原因になります。
どんな自分でもOKです!ただ、そこに自分の考えがある程度必要で、思っていない行動をしてしまうと自分自身でよく分からなくなってしまう原因になるので、相手の言葉に左右され過ぎるのには注意してくださいね。
・人と違う考えでも良い
・大切なのはお互いを尊重すること
・自分を信じて周りに翻弄されないことも大事
ありのままの自分を受け入れられない理由
人の目を気にするなと言っても、できれば人から嫌われたくないし、でもそのままの自分でいたいし、ありのままの自分を好きになってほしいですよね。
そこでまず何故ありのままの自分を受け入れることができないのか、理由を考えていきましょう。
いつも人と比べている
「○○さんの××なとところ素敵だなぁ。私なんて・・・」と人を羨ましく思っていませんか。
人の美点を見つけられるのは素晴らしいことですが、それによって自分の良いところを見落として落ち込んでしまっては意味がありません。
あなたが誰かを「いいな」「素敵だな」と思うように誰かもあなたを「魅力的だな」と思っているんですよ。
人と比べて自分の持っていないものを数えるのではなく「○○さんの××なとところ素敵だなぁ。私にも違うステキところがあるんだ!」と考えて見てくださいね。
自分の悪いところばかりに目を向けてた
自分の良いところも悪いところも自分自身のことだから見えてしまっていて、その為できることをや良いところを伸ばすより、悪いところを直そうとしていませんか。
もちろん、それも自分をレベルアップする方法の1つですが、そうすると悪いと思ってるところばかりに気をとられてしまいますよ。
できない理由やダメなこと探すよりも、出来ることの方に目を向けて見てくださいね。
出来ることが増えれば、気になっていたこともいつの間にか忘れてしまっていますよ。
誰かの言葉に縛られている
「あなたって○○なところあるよね」と性格や行動などを否定されたと感じて、自分の気持ちや行動を制限していませんか。
もし、自分の言動で誰かを傷付けていたのなら行動を見直した方が良いこともありますが、相手の虫の居所が悪く一時的な感情での発言だった何てことも考えられます。
あなたを大切に思っている人がいて、あなたを受け入れてくれているなら、誰かの一時的な発言をずっと気にしているなんて、あなたの時間がもったいないですよ。
反省ができたのなら、それで終わり!
あなたを誉めてくれた言葉も過去に絶対あるはずなので、そっちを大切にしてくださいね!
親や周りの期待を勝手に感じている
「○○さんがこうして欲しいって思ってるはずだから…」と他人の期待に応えようとし過ぎていませんか。
時に、期待を越えるものを与えられたときに人は感動しますが、それが自己犠牲や我慢の上に成立しているのであれば意味がありませんよ。
何かをするときお互いにとってどうするのがベストか考えれば、相手も自分も納得できる結果があるはずです。
また、「○○さんは私にこうしてほしいと期待しているはず!」と思っていたことが実は違った何てこともあります。それに、期待に応えられなかったからといて、受け入れてもらえない関係を続けたいでしょうか。
もし、友達があなたの期待に応えてくれなくても、「一生関わりたくない」と嫌いになりませんよね。
ぜひ我慢しすぎず、相手と話してみるなどして、自分の思い込みで自分の感情や行動を宣言していないか確認してみてください。
・いつも人と比べていた
・自分の悪いところばかりに目を向けてた・誰かの言葉に縛られている
・親や周りの期待を勝手に感じている
人ってネガティブなことを言われた経験の方が印象に残ってしまい、そちらに気持ちが向いてしまうことによって「ありのままの自分」が分からない原因にもなるので、ポジティブな発言をするとか、耳を傾けるようにするなどしてみてくださいね
自分を好きになるために~どうしたらありのままの自分でいられる?~
ありのままの自分でいるために、自分を否定したり、周りを気にしすぎないようにするのは分かったけど、じゃぁ、自分を好きになるためにはどうしたら良いのか。
ここでは、簡単にできる6つの方法を紹介します。
ありのままを認めてくれる仲間の存在を再確認する
何かあったときに、本音で相談できる家族や友達・仲間はいますか。
当たり前にいる仲間や家族だと思いがちですが、いつも自分を無条件で受け入れてくれる人がいるのは、本当に素晴らしいことなんですよ。
改めてそう言う人の存在を確認してみてください。そして、もしありのままの自分が受け入れられていなかったら、その人たちに会いに行って日頃の感謝や過去の思い出話、頑張ろうと思っていることや、一歩踏み出そうとしていることなどを話してみてください。
きっと応援してくれますよ。もし、否定されたとしても、それはあなたが大切で心配だから、という理由かもしれません。最初は理解できないかも知れませんが、それもあなたに対する愛の形だったりします。
自分を心配してくれている・応援してくれている・大切に思ってくれている存在に気付いて下さいね。そうすることで、前向きに生きていく活力になり、このままの自分でやっていこうと力が湧いてきますよ。
人数は関係ないので、自分のことを思ってくれている人に感謝を伝えながら、その存在を実感してくださいね。
他人の目を気にしない
皆と仲良くしようとしていたり、誰からも好かれようとしていませんか。
出来れば出逢った人全ての人と仲良く出来れば良いですし、皆に好かれたら嬉しいですよね。
でも、皆を意識しすぎてしまって、自分が分からなくなってしまっては意味がありません。
好かれようとして、相手に合わせて疲れて、自分が出せなくて悩んでしまっている・・・を繰り返していては悪循環になってしまいますよ。
「これが私、もし、合わなければしょうがないし、そのままの私の仲良くしてくれたら幸せ」と開き直ってみると、経験上、100人中100人と友達にはなれないかも知れませんが、そのうち10人くらいとは、仲良くなれました。
自分らしくいられない100人よりも、ありのままの自分と友達になってくれた10人の方が人生において長く付き合っていけそうではないでしょうか。
ただ人数を増やすのではなく、自分が心地よくいられる人を広げていってみてくださいね。
誰かとお互いを褒め合ってみる
自分で自分の好きなところばかり見ても、やっぱり人の目は気になってしまうもの。
仲のいい友達と「お互いの良いところを100こ出しあってみよう!」とゲーム感覚でやってみると楽しく褒め合うことができますよ。
どんなに小さなことでもOKです。
・聞き上手
・笑顔がステキ
・服のセンスがいい
などなど
誰かに自分のことを認めてもらえると、「こんなところを周りは良いと思ってくれていたんだ!」と新しい発見にもなります。何よりお互い褒め合っていい気分になれます。
何人かで集まってやっても、大勢から自分のステキなところを発見してもらえ、ありのままの自分を大切に感じることができますよ。
ただ、一緒にワークをする友達は自分の素が出せる人を選んでくださいね。
どんな自分も否定しない
なにトラブルなどが起きたときや、思っていたよりも悪いことが起きたときなど、自分を否定していませんか。
これが癖になると、一番近くにいていつも心や頭に呼び掛けるあなたの声が、自分を否定していることになりますよ。
次に失敗しないための反省や振り返りは大切ですが、自分自身を否定してしまう感情はプラスに作用しません。
何か起きたときに自分のネガティブなところを見つめるのではなく、「何で起きてしまったのかな」「同じことがあったらどうしたらいいかな」と問題解決へ気持ちを向けるか、起きたことの良かった点、「例」を見つけてくださいね。
そして、そう考えられた自分をぜひ「いい感じ」「またステキになった」など褒めてあげてください。自分の良いところを見つける習慣は、自分を好きになる一歩です。
今の自分に「〇(まる)」をつけてあげる
もっとステキな自分になりたい!と思って今の自分をどこかで認めていないなんてことありませんか。
自分を高めようと輝こうと、理想に近づこうとするのは素晴らしいことです。
でも、今の自分を否定してしまっては、意味がありません。だって、バージョンアップする自分は今の自分の先にあるんですから。
今の自分も好き、もっとステキになるために楽しく理想に近づこうという気持ちがとても大切ですよ。
今のままで「〇(まる)」、なにかできたり、理想に近づける行動ができたら「◎(二重まる)」を自分にあげて下さい。自分に〇(まる)をあげる習慣は、自分の良いところを見つけ認めることへの近道です。
相手のありのままも受け入れてみる
ありのままの自分を出せない原因の1つに相手を受け入れられてないことがあるかも知れませんよ。
「あの子の○○なところがイヤ」「ちゃんと○○してくれない」など、相手を否定していませんか。
周りの友人は自分の鏡です。相手のありのままのを受け入れて「○○なところもあるけど、△△の良いところもあるよね」と見方を変えて受け入れると、相手もあなたの事を受け入れてくれる可能性が高くなります。
相手にありのままの自分を肯定してもらえることで、自分に自信がもてて「このままの私も良いかも!」と思えますよ。
・ありのままを認めてくれる仲間の存在を再確認する
・他人の目を気にしない・誰かとお互いを褒め合ってみる
・どんな自分も否定しない
・今の自分に「〇(まる)」をつけてあげる
・相手のありのままも受け入れてみる
他にも「なりたい自分になるために私が実践した21の事」を書いた記事もあるので興味のあるかたはぜひ読んでみてください。
まとめ
ありのままの自分で過ごせていないなと言う人は、まず誰かの期待に答えようとして無理をして相手に合わせた自分像になっていないか振り替えって見てくださいね。
人から見た自分も自分ですし、自分が思う自分も自分です。人の目を気にし過ぎて、ありのままの自分と付き合っていける友達との出会いを見過ごしているなんて、もったいないですよ。
あなたは、そのまま・ありのまま・今のまま自分らしくいて良いんです!
もし、自分が分からなくて迷ってしまうことがあっても、自分を否定せず良いところに目を向けて、「ありのままの自分で良いんだ~」と毎日前向きに楽しく過ごせますように。
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