勇気が出ないあなたに伝えたい、自分の弱さを受け入れる方法と大切さ

「こんなんじゃ絶対失敗する・・」
「どうせ挑戦してもダメに決まってる・・・」
「みんなにどう思われるか不安・・・」

こんなふうに、勇気が出せずあと一歩踏み出せなかった経験はありませんか。

告白する勇気があれば、今頃あの子とお付き合いできていたかもしれないのに。資格取得のためにちょっと難しい試験に挑戦したいけど落ちたらどうしようと先延ばし。新しい部署になって初めましての人に声をかけたいけれど恥ずかしくてしどろもどろ。

そんなふうに、日常生活において大なり小なり「勇気」を必要とする場面は次から次へと訪れます。でも、勇気っていったいどこにあるのでしょうか。

もともと生物学的に備わっているものなのか、ヒーローだけに与えられた才能なのか、親切な誰かが勇気の出し方を教えてくれるものなのか・・・。まさかお金を出せば買える、とは思っていないにしても、なかなか勇気の出どころってわかるようでわからないですよね。

日常に使う場面がありふれているにもかかわらず、どこにあるのかもわからない「勇気」は、人生を豊かに、そして望むように送っていくために必要不可欠なものです。今の状況に不満ばかり言って、例えば転職のチャンスが目の前にきたときに「でも・・・」と踏み出す勇気がなかったら、現状が変わることはありません。

仕事を変えるといった清水の舞台から飛び降りるような人生の大きな勇気はもちろんのこと、気になるあの子に「おはよう」と声をかけるようなキュンとする勇気まで、大小問わず勇気が出ないあなたに勇気を鍛える方法をお伝えします。

勇気ってなんだろう

あなたが勇気が出ないと嘆く場面って、どんな時ですか？思い出してみてください。

勇気が出ない場面は人それぞれ違いますし、同じく勇気を出しやすい場面も人それぞれ違います。あなたにも得意な勇気と不得意な勇気があるはずです。そしてそこにはそれまでの経験や過去の感情の揺らぎなどが影響しています。

また、勇気の大きさも様々です。同じ場面でも少しなら勇気が出せる人と、足がすくんで全く動けない人がいるように一概に「勇気が出ない」と言っても十人十色の勇気があります。

それではまず、定義としての「勇気」について改めて確認していきましょう。

勇気の意味

勇気の意味だけ見てしまうと、いかにも正義のヒーローじゃん・・・心意気だなんて私とは別世界の話・・・という感じですが、大丈夫です。Wikipediaに「普通の人が」と丁寧に明記されているので、勇気を持って読み進めてくださいね。