人生にワクワクを

「自分会議」をしてなりたい自分に近づく!やり方と効果を説明するよ

自分の気持ちが見えなくなってしまったり、何のために頑張っているのか分からなくなってしまう瞬間がないでしょうか。

なんだかモヤモヤした気持ちなのに自分が分からない。そんな時は自分会議を試してみるといいですよ。

自分会議とは、自分の気持ちや考えと向き合う時間を作ることを言います。

今まで必死に取り組んでいたのに、ふとしたタイミングで目的が分からなくなってしまったり、自分自信が見えなくなってしまうのは、自分と向き合うことが足りていないからです。

誰よりも一緒にいて、好き嫌いも理解しているのに、意外にも自分の本当の気持ちが見えていない人が多く、私もその一人でした。

なので、人生、人間関係も仕事も上手くいっていて楽しそうにしている、いわゆる「成功者」とよばれる人に話を聞いたところ、「自分と向き合う(自分会議)時間を必ず作っている」と聞いたので、私も試してみることにしました。

でも、なかなか上手くできず、何度か試しているうちに「少しずつできてきたかも・・・」と思えるようになってきたのです。

そこで、自分の気持ちと向き合ったり、アウトプットや思考をまとめるのにも有効な「自分会議」について、試してみて良かった方法や成功者から教わったコツを交えながらシェアさせて頂きます。

自分会議とは何か?~できると何がいいのか~

自分会議の意味

自分会議とはそもそも何かと言うと、

自分会議:自分の思考の整理や考えをまとめるために、自分と向き合う時間の事

を言います。

何となく自分の考えがあってもハッキリ言葉にできていない、どうしたらいいか分からない、明確な目標がないなどの、モヤモヤした状態を解決するのに役立つ方法です。

使い方としては、

・自分の任されている仕事をまとめる
・自分の感情と向き合う
・自分の人生の目標を見つめなおす

などがあり、自分の心の声を聞きながらアウトプットを主にする作業をしていくことになります。

自分会議ができるとどうなるのか

自分会議ができるようになると、

・アウトプット力
・問題解決力
・発想力
・発見力
・目標達成力

がつき、目的までの道筋がわかる、今何をすべきか考えられる、頭がクリアになるので、自分が達成したいことのためにどうすればいいかが明確になります。

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頭の中に色々考えていることはあるけど、モヤモヤしていて実際にどうしたらいいか分からないことが多いから、それをまとめられるようになるのは有り難い!

自分会議の頻度は?

「自分会議」をしている人に「どのくらいのペースでしているのか?」を聞くと、

・毎日
・会社に行く前に
・毎月
・半年ごとに
・1年に1回

などその人によって、または目的によって様々です。

その日のタスクや仕事の振り返りなどだったら、出勤する日がいいですし、定期定期に自分を振り返りたいのであれば、毎月・半年ごと・1年ごとがおススメです。

他にも、何かのプロジェクトや大きな仕事を始める前に「数日ホテルに缶詰めになる」なんて人もいるので、自分の目的やその時の気持ちに合わせて対応してみましょう。

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ある程度定期的に行うと、自分の成長や問題点の変化などが分かりますよ

自分会議を始める前に~準備編~

ここでは、自分会議を始める前に準備しておくものを紹介します。

用意するもの

自分の気持ちを書くために必要なものとして、

・紙
・ペン(4色ボールペンなど)
・1人で作業できる場所
・パソコン(必要な人のみ)

などがあげられます。ワクワクして書けるように、自分が少しテンションが上がるノートやペンなどが良いですよ。

【紙】
紙は書きやすいものであれば特にコレという物はありませんが、個人的におススメなのは白紙のものです。線などがあると「綺麗に書こう」など思考が別のところにもいってしまう可能性があります。

【ペン】
自分のお気に入りのペンを用意する他に、紙に書くとき、色分けして書くとあとから見返したときに分かりやすいので、何色かあると良いですよ。

人によっては、基本は全部黒。感情・目標・POINTなどで色を分けている人もいます。色分けは後で見返したときに分かりやすいようマイルールを決めてもやりやすいです。

【1人で作業できる場所】
自分の心を向き合う時間なので、できれば家族など誰かに話かけられる可能性がある場所は避けましょう。

【パソコン・携帯】
アプリを使ったり、自分の気持ちを箇条書きにする時にパソコンの方が早いので便利です。ただ、自分の時間に集中するために、メールや連絡などが気になり、思考が停止してしまうのであれば、あまりおススメはできません。

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デジタル(パソコン)・アナログ(紙)の使い分けは、自分の考えをまとめたいならデジタル。展開していきたいならアナログがおススメですよ

どこで(場所)、どのくらい(時間)すれば良いのか

1人で自分と向き合う場所としては、自分が落ち着けるところであればどこでもOKです。

自分会議をして上手くいっている人に話を聞くと、その時の目的によって場所も時間も変えているようです。

・仕事のタスクや問題点の確認:出勤前のカフェで30分

・自分の人生の目標などの確認:心地いいホテルで1泊、テンションのあがるホテルラウンジ

・仕事の計画をじっくり考える:ホテルで数日~1週間過ごす

共通しているのは、頻度によって時間の長さも変わってくるという感じで、毎日の人だったら1日30分。毎月の人なら数時間かけて。半年・1年に1回なら1泊する。たまに自分の事業戦略会議なら納得できるまで。など。

場所は、

・ワンランク上のホテル
・気持ちの良い接客が受けられる場所
・簡単に人には会わないようにできる所

など人によって様々ですが、アイデアを出すのに気持ちが前向きだったり、テンションが高くなるような場所を選んでいる人がほとんどでした。

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自分のお気に入りの場所を探してみたり、憧れている所に行くのもいいですね

何について考えるか(題材)・目標(想い)

自分が何を知りたいのか、何について自分と向き合いたいのかを明確にしてから始めましょう

私の周りで多いのが

・仕事で何をするか見直す
・仕事(会社・事業)の方向性を考える
・自分の将来について考える
・自分がどうなりたいのか自分を見つめる

など、仕事の関係と、自分自身の将来の為に行っている人が多いです。

行う時は、解決したい議題も明確にすると良いですよ。

・仕事のタスク
・事業の明確化、流れを考える
・今年1年の反省と来年の目標、将来の自分像

など。

何について自分と向き合うのかをハッキリさせないと、せっかく時間をつくっても、納得する答が見えなくなってしまいます

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私も毎年1年の反省と、翌年の目標、将来の自分像をワクワクしながら1人で考える時間をできるだけ作っています

自分会議のやり方~実践編~

では、自分の心の声を聞くために、どうやって自分会議をしていけばいいか方法をお伝えします。目的によってパターンが違うので、自分が対応したいものを使ってみてください。

目的①自分の日々の仕事を効率化したい~短期的目標~

自分会議で「日々の仕事を効率的にしたい」など短期的な対応に関して見直しを行場合は、

・TODO表(いつまでに何をするかタスク表の作成)

・今後の目標(今日の目標)

・成果、結果の確認

などがおススメです。

私の友人で、仕事前に「その日やること」「どうしたいか・どうなりたいかの目標」「実際の数字・成績などの目標」などを振り返り、頭を整理してから仕事に取り組むようになってから、仕事の効率があがったり、成績が良くなったなど仕事にも成果が現れました。

ほぼ毎日対応しているそうで、自分がするべきことが明確になって、仕事がしやすくなった。仕事の優先順位など判断が早くなったそうです。

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毎日振り返るから、短い時間でできるし、記録を残しておけば自分の成長が実感できます

作業場所は、自分がリラックスできるカフェなどがおススメですよ。

目的②自分のアイデアを出したい・展開して考えていきたい

自分の考えを広げていく方法として「マインドマップ」がおススメです。マインドマップとは、頭の働きを活性化してくれるノート術です。

ノートの真ん中にその時の議題を書き、そこから何本か線を伸ばして、「そのためには」「何でか」を掘り下げて書いていき、自分の気持ちを探っていきます。書く言葉は文章ではなく、単語。

自分の事について知りたい場合は、真ん中に「自分の名前」を書いてスタートです。

こんな感じで考えていくと、自分の中にある「なんで」と向き合うことができます

自分のこと以外にも、物(商品)を展開させる場合は連想ゲームのような感覚で対応すると、思ってもいなかったアイデアや考えを見つけることもあります。

正しいやり方はそれぞれ伸びていく線の色を変える、絵を書きながら進める・・・などあります。色を使って楽しく自分探しをするのもいいです。

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私は自分の好きなことや得意なことを知りたくて、自分会議のときは思いつくままに書いていいると、ただ考えているだけでは気付けない自分の想いが見えてきました

目的③目標達成のために何をするか考えたい

自分に何か達成したい目標があった場合、目標の為に具体的に何をするか考えることのできる「目標達成シート」を作ってみましょう

「マンダラート」とも呼ばれており、仏教に登場する曼荼羅(マンダラ)の模様に似ていることに由来しています。

具体的な目標を真ん中に書き、その周り8マスに具体的に何をするかを書いていきます。更にそれを周りのマスへと展開させていきます。

この方法は、大リーグでも活躍している大谷翔平選手が学生時代に使っていた方法としても有名で、目標達成のために何をしていくのかロジカルに考えながら、頭を整理することができます。さらに、目標の為に何をするか細分化しているので、何をするか視覚的に分かりやすいのも特長です。

大谷選手は真ん中に「ドラフト1位8球団」と書き、そのために必要な8要素として「体つくり」「キレ」「コントロール」「メンタル」「人間性」「運」「変化球」「スピード160㎞/h」と書き、その8項目を更に展開させていきました。

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大谷選手は「ドラフト」という目標期限がある状態でこのシートを作成したので、みなさんも、自分の目標達成時期を決めて書くといいですよ

目的④1年の振り返り・目標を考えたい

1年の振り返り・来年の目標を決める為に、自分会議をする人は、下記の項目で自分を見つめ直してみるのがおススメです。

【振り返り】
・1年間振り返ってできたこと
【自分を見つめる為に】
・これからの人生やりたくないこと
・今感謝できることを書く
・好きなことや才能、褒められること
・1年後、5年後、10年後の自分像、ライフプラン
【来年の目標】
・来年のキーワードやテーマ
・来年の目標
・来年やること

時間をかけて、自分がどう思っているのか・何を感じているのか、心の声(本音)と向き合ってみてください。

誰に見せるわけでもないのでカッコつけたり、いい言葉を使わなくてもOKです。

出てきた言葉がシックリこない場合は、そのことに対して「なんで?」と自分に問いかけると良いですよ。「なんでそう思ったのか」を掘り下げていくことで、自分の本当の気持ちが見えてきます。

例えば、「痩せてきれいになりたい」→「なんで?」→「可愛い服を着れるようになりたい」→「なんで?」→「自信をもって、彼氏と一緒に楽しくデートしたい」・・・「あっ。彼氏が欲しかったんだ!」と気づけることがあります。

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ぜひ、自分の心の声と向き合いながら、何を今後していこうか。を考えてみてください

自分会議をしたいけど、そんな習慣つくるの大変!という人は、習慣を変えるこちらの記事を読んでみてはいかがでしょうか

自分会議で人生を1UPさせる~実例~

自分会議をしてはたして本当に成果が出るのか?ここでは、自分会議をして成果が出ている人の話を紹介します。

自分会議を自己成長に生かす~コツコツ型~

私の友人で、「最近仕事の調子も良いし、成績が伸びて、お給料もアップした人がいる」と聞いてその秘密が知りたくて聞いたことがあります。

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周りから「成長した・すごい変化してる」って聞いたけど、何をしたの?

友人

特別なことはして無いですよ。強いてあげるなら、「自分会議」かな・・・

ikue

自分会議って、自分と向き合うアレ?

友人

そうです。会社に行く前に30分くらいカフェでその日の仕事についてとか、今後どうしていくかとか考えています

ikue

毎日してるの?

友人

疲れている時などはサボってしまいますが、基本毎日ですね。コツコツするのが苦じゃないので、対応しているうちに成果がついてきました

確かに友人は、物事の問題点を見つけるのがうまいうえに、コツコツ対応するのが得意でした。

同じタイミングで私も「毎日30分自分会議をしたほうが良いよ」と聞いていたのに、1か月くらいで挫折してしまい、それっきり。それから約1年後、悔しいくらい成果を出せている友人を見て、「スゴイな~」改めてその友人の努力と、自分会議の凄さを実感しました。

自分会議で、自分の可能性を広げた人の記事はこちらになります

自分会議で自分の夢を叶えた人の話~定期的に行っている人~

もう一人、自分会議で常に自分を高め続けている友人を紹介します。

その友人は年に1回必ず「自分会議」をしていて

友人

今年も自分会議してきたよ!来年は○○をするから見てて

ikue

スゴイね、やることが明確になっていて羨ましい

友人

自分と向き合う時間や、こうなりたいな~という状況を体験することで、そのためには「どうしたらいいのかな?」って考えられるようになるんだよ

ikue

そうなんだ。因みにどんなところで自分会議してるの?

友人

ホテルに1泊して自分会議をするんだけど、5つ星ホテルに泊まって、その時間を楽しみながら、「こんな風になりたいな~」「こんな生活したいな~」とワクワク妄想して自分を見つめてるよ

ikue

5つ星ホテルに泊まるの?

友人

自分が実際にどうなりたいか、想像だけじゃなくて、少しでも体験できるとなりたい自分が明確になったり、セルフイメージが上がるからね!

ただ、「こうなったらいいな~」と妄想するだけではなく、体験してより自分のイメージをあげながら、「そのためにはどうしたら良いんだろう?」と考えることで、ポジティブに自分が何をしていくべきかが考えられます

他にも、「ホテルで自分会議」をしている人の中には、自分自身の事だけでなく、会社の方向性・新しい事業の構想なども企業レベルでものを考えている人もいますよ。

もし、ホテルに泊まるときは少し奮発しても良いですね。

企業でも、個人でも成長したいと思っている人はこちらの記事も参考になります!

私も自分会議をしてみた

友人に触発されて、私もここ数年「自分会議」を色々な方法で試しています。

【期間】
・年に1回ホテルに泊まってみる
・半年に1回ホテルに泊まる
・毎月自分を見つめなおす時間を作る
・毎日自分を振り返る
【場所】
・行ってみたかったホテル
・近くのカフェ
・ホテルラウンジ
・自宅
・行ってみたかったレストラン

少しでも楽しくするために、1人でホテルアフタヌーンティーなんかも頼んでみたりして。

色々試してみた結果、月一に自宅やカフェで、できたら年に1回ホテルで。が自分のペースに合っているのかな~と最近分かってきました。

対応しているのは、前の月にできたこと・翌月にやりたいことをマインドマップにまとめて自分の変化を楽しんでいます

自分会議をしてみて良かったのは、

年の始めに立てた目標の振り返りができる
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今までは、目標を立てても年末には忘れていることが多かったです

その月に自分が何に集中するか考えることができる
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目標が分かっていた方が動けるので、1か月に1回のペースがちょうど良かったです

自分ができたことを認める時間を作れる
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月に1回の自分会議のときに、「先月は何ができたか」確認するようにしました。小さなことでも自分を認めることで前向きになれています

自分のペースで無理の無いように「どのくらい自分が変わったかな?」「何ができるようになったかな?」「新しい発見はあったかな?」など振り返りながら、「もっと○○をしたい」「△△に挑戦したい」など小さなステップを作って、楽しく対応しています。

みなさんもぜひ、自分のやり方を見つけて、自分の小さな変化に気づくことで自己成長を感じてみてください。

自分が「何も成長していないかも・・・」と感じたらこちらの記事もおススメです

まとめ

何となく毎日を過ごしていると、その場その場での気づきはありますが、1つ1つその想いに時間を作って向き合うことがないために、モヤモヤした状態になってしまう時があります。

そんな場合は、自分の気持ちと向き合うために「自分会議」をしてみると良いですよ。

今回ご紹介した方法を試してみて、自分に合った方法を見つけて、なりたい自分像を想像しながら「そのためにはどうしたら良いか?」を楽しく考えてみて下さいね。

今日のあなたより明日のあなたが、そして明日のあなたより未来のあなたが、より「なりたい自分になれている」ハッピーな状態でいられることを願っています!

編集長の人

いくえ

もっと楽しく生きたい。自由に自分らしく生きていていきたい!と思って大手金融企業のOLを辞めました。OL時代に培ってきた一般的な事務のスキルでも自由人として生きられる、を実践しています。今は平日人が少ないときに趣味の美術館やゴルフをするのが楽しみ。 この度はALIVE(アライブ)の編集長として、好きなことで生きている人たちの応援と、その秘訣を皆さんにお伝えできるよう日々楽しく勉強中です。

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