誰かに連絡をするとき、仕事でメールを使用する場合や、自分のことをSNSなどを通じて発信するなど、日常的に文章を作成する機会がありますよね。
自分では分かりやすく書いた文章だと思っていても、質問をもらったり、考えていたことと違う回答がきてしまった経験はないでしょうか。
それは、相手に伝わる文章が書けていないからかも知れませんよ。
伝わらない文章の理由と、伝わる文章の書き方が分かると
・なぜ相手からの文章は何を言いたいんだか分かりにくいのか?
などが理解できるようになり、
・受け取った文章に対しては、何を聞きたいか返答できる
ようになることで、オンラインでのコミュニケーションが円滑に進めることができます。
そこで、伝わる文章と伝わらない文章は何が違うのか!?を見ながら、どうしたら相手により届く文章が書けるのか?について説明させていただきます。
ライティングの講師をして、今までたくさんの方のライティングをチェックさせてもらいましたが、ちょっとした書き方のコツを掴めれば、文章力がグンっと上がりますよ!
文章が苦手な人はもちろん、なんとなく文章は書けている人も、「なんで伝わる文章なのか」が言葉で理解できるとより伝わる文章が書けるので最後まで読んでみてくださいね。
伝わる文章とは何か?
まず「伝わる文章」とは何かについてみていきましょう。
伝わる文章の定義とは?
文章を書くシチュエーションは、自分の日記やメモ・仕事で・SNSで不特定多数になど、いくつかありますよね。
文章を書く時は、それぞれ目的があって書くことがほとんどです。
・仕事で:取引先の人や仕事の仲間に対して報告・連絡など伝えるため
・SNSで不特定多数に:何か説明や想い・共感を得るため
など様々ですが、大切なのは『自分の伝えたいこと(とって欲しい行動)が文章でしっかり伝わる(届く)こと』です。
その認識率が上がれば上がるほど、伝わる文章と言えます。
伝わらない文章の特徴って何?
では、逆に伝わらない文章とはどんな文章なのでしょうか。
伝わらない文章は、自分が思った(願った)ように相手に伝わらない(届かない)文章のことを言います。
と言うことがある場合、相手のチェックミスもあるかも知れませんが、書き方に問題がある場合もありますよ。
伝わらない文章にはいくつか共通点があります。
②最後まで文章を読んでも結局何が言いたいか分からない → 最後まで読まれない
③誰に対しての文章なのか分からない → 自分へのメッセージと思わない
④一方的だと感じる内容 → 文章を読んで信頼ができない
等、読んでいる人に「???(疑問)」や「怒(不快感)」などのマイナスな感情をもたれてしまう文章の場合が多いです。
文章のチェックをしていると、伝わらない文章を書いている人は、本人は気づいていませんが、何度も読まないと理解しにくい内容の人が多かったです
伝わる文章が書けると何がいいのか?
伝わる文章が書けるようになると、自分の言いたいことが相手にも伝わるようになります。
コミュニケーションエラーが減ると言うことですね
自分へのメモだからと走り書きをしたりスマホのメモに入力した文章を、時間が経ってから確認したら自分で書いた文章なのに何が言いたいのか分からなくなっていた・・・なんて経験ないでしょうか。
周囲の友人や会社の上司など「あれ?なんのためにメモしたのか分からなくなってしまった・・・」なんてコメントを何度も聞いたことがあります。
過去の自分が言いたかったことが伝わらない・コミュニケーションエラーが起きてしまうようのなら、知らない相手の場合は注意をしないとエラーが起きやすい状況になりかねません。
なので、伝わる文章が書けるようになると、自分以外の他者(知り合い・知らない人含め)と考えや思いが届くだけれなく、
などの利点があります。
日本語は毎日使っている言語なので、話し言葉は多少ミスがあっても伝わりますが、文章は時間が空いてしまうなど、相手がどんな状況で読んでいるかなど分からないですよね。
なので、「書ける」と自信があっても、言葉選びが相手に合っているのかなど、定期的に「自分の文章は伝わるように書けているかな?」と見直してみるといいですよ。
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