勉強や仕事に集中しなきゃいけない時に限って、集中力が続かないことがありますよね。
やる気は十分あったはずなのに、気づけばスマホをいじってた・・・なんて経験のある人も多いのではないでしょうか。
集中力のオン・オフが自由に切り替えられるスイッチでもあればいいのにな~と思うこともしばしば・・・
もちろん、残念ながら私たちの身体にそんな便利なスイッチはついていません。ですが、ある程度自分でコントロールすることはできます。
やり方は簡単です。
・集中力が高まる方法を取り入れる
これだけです!
「そんなのもうやってるよ~!」なんて声も聞こえてきそうですが、ホントにやってますか?今もちゃんと続けてますか?
わたし含め、人間切羽詰まっている時は頑張れるけど、時間が経つにつれて以前の自分のやり方に戻っていたりするものです・・・
そこで今回の記事では、集中力が続かない原因と、今すぐできる具体的な対処法についてお伝えします。
「そんなのもう知ってるよ!」という内容も含まれているかもしれませんが、「知っている」と「やっている」は別です。自分はやれているのか、改めてチェックする機会にしていただけると嬉しいです。
と思ったことのある方はぜひ、最後まで読んでみてください。
そもそも集中力ってどれくらい続くもの?
ですが、実は、そんな風に責める必要なんてないんです。というのも、わたしたちは、そもそもそんなに長く集中できるようにはなっていないからです。
ひとつ根拠を示しておきます。
東京大学の教授の論文によると、「60分続けて学習したグループ」より、「15分毎に休憩を挟んで計45分学習したグループ」のほうが学びを定着できたという実験結果が出ています。
このことから、60分のグループは、15分×3(計45分)のグループより時間の質が下がっている(集中できてない)といえます。
つまり、個人差はあるでしょうが、60分もずっと集中するなんて難しいということです。
長時間集中できなくて当然だと思うと、ちょっと気持ちが軽くなりますね!
集中力が続かない原因
当てはまることが多いとグサグサくるかもしれませんが、それって今すぐ改善できる点がたくさんあるということ。ポジティブに捉えていきましょう!
計画を立てずにやりはじめている
なんとなく目についた物を手に取り、その時の気分でやることを決めていませんか。
「この仕事はこれくらいの時間で済ませよう」といったことを一切考えずにやっていると、「あ〜終わらないな〜・・・いつまでかかるんだろ、コレ」なんて思いながらダラダラやってしまいがちです。
「1時間やる」「資料を10ページ作る」など、それぞれの仕事の終わりを事前に決めておかないと、モチベーションを保つのは難しいです。
睡眠不足
言うまでもなく、眠くて頭がボーッとしていては集中できません。
「眠たいけど、頑張らなきゃ・・・今寝る訳にはいかないんだ!」なんて、気合いでなんとか乗り切ろうとすることってありますよね。ですが、そういう時って、結局頭が働かないものです。
残念ながら、強烈な眠気は気合いや根性でどうにかできる問題ではありません。
学生時代、眠たい目をこすりながら長時間勉強したのに、いまいちな点数だったのはそのせいかな・・・(笑)
気が散る物が周りにある
スマホやテレビなど、「ちょっと見るだけ」と画面を見たが最後、気づけば30分も経っていた・・・なんてことは珍しくないのではないでしょうか。
特に、ピコピコ鳴るLINEなどの通知にその都度反応していては、集中できっこありません。
スマホやテレビ、読みたい本など、気が散る物に囲まれた環境にいれば、集中力が続かないのは当然のことです。
悩みや不安がある
気にかかることがあり、そのことに対する不安がいつも頭の片隅にあると、目の前のことに集中できません。
思考の矛先が目の前のことと別のこととの間を行ったり来たりして、無駄な時間を使ってしまいます。
一度気になり出すと、そのことばかり考えちゃうんですよね・・・
長時間休みなく作業している
「休憩なんてする時間がもったいない!」なんて思って、ぶっ通しで作業していませんか。
たしかに、時間があればその分やれることが増えるような気もします。ですが、作業効率を考えると決して得策とは言えません。
疲れが溜まったまま休みなく作業していると、集中力もなくなってしまいます。
複数のことを同時にやっている
効率よくやろうと考えて、同時にふたつのことをやる人もいます。どちらも集中できればいいですが、大抵は脳が疲れてしまって、共に中途半端になりがちです。
家事をしながら音声学習をしていたこともあったけど、聞き逃した箇所を聞き直してたら、余計時間がかかってたな〜。結局は家事を集中して終わらせた後、動画を倍速で聞く方が効率がよかったです。
複数のことを同時にやっているのであれば、それが効率アップにつながっているのか、今一度確認してみるといいですね。
「使いにくい物」を使っている
今あなたが使っている物の中に、作業効率を低下させるような、「使いにくい物」はないでしょうか。
たとえば、椅子。妙に肩がこったり、身体のあちこちが痛くなったりすることがあるのなら、それはあなたに合っていない可能性が高いです。
他にも、消しにくい消しゴム、書きづらいペン、動作が遅いパソコン・・・など、使いにくい物を使っているのなら、それがあなたの集中力を途切れさせています。
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