何かを選択しなければいけない時、他の人から本当はどうしたい?と聞かれた時に
と悩んでしまうことってありますよね。
自分らしく生きていきたい!と思うのに、何が自分らしいのか、そもそも自分がどうしたいのかさえも分からなくなってしまっている方もいるのではないでしょうか。
とよく言いますが、その答えをいったいどうしたら見つけられるの?と悩んでしまった時が私にもあります。
自分のことなのに自分が1番分からないってとてもつらいですよね。自分の気持ちが分からないからずっと同じことで悩んでしまってそんな自分に自己嫌悪してしまったり…
でも、実は自分の気持ちが分からなくなってしまうのには理由があるのです。その理由を知ることで、どうしたら自分の中にある“答え”や“正解”を見つけられるのかも分かってきます。
そこで今回は、自分の気持ちがわからない原因と解消法についてお伝えします!
読んでいただくことで、自分の本音に気づいて、自分らしい選択できるようになっていきますよ。
自分の気持ちが分からない状態からもう卒業したい!と感じている方、ぜひ読んでみてくださいね!
自分の気持ちがわからない原因
「自分の気持ちがわからない…」と感じている状態というのは、とてもつらいものです。
どうして自分の気持ちが分からなくなってしまったのか、その原因についてまずは見ていきましょう。
空気を読んで相手に合わせすぎてしまう
誰かと集まる時に、気を遣いすぎて自分の気持ちではなく相手の要望ばかり聞いていると、「自分の気持ちがわからない…」と感じてしまうようになります。
例えば友だちとランチに行く時、
どこに行く?私はバーガー食べに行きたいな!
いいね!そうしよう。(本当はパスタが食べたいんだけどな…)
と、相手の気持ちの方を優先させることが多くなってしまうと、次第に自分がどうしたいのかも分からなくなっていくのです。
人を思いやる気持ち、場を乱さないようにしようと思う気持ちはとっても素晴らしいです。でも、自分の気持ちもたまには伝えるようにできたら良いですね。
重要な判断をいつも他人に任せていた
・大学受験
・就職
・結婚
など、人生における重要な決断を、いつも他人に任せていることも自分の気持ちが分からなくなってしまう原因になります。
子どもの頃はこうしたい!あれやってみたい!という興味や気持ちはあったはずなのに、いつしか両親からの「こうしなさい」という圧力や、友人からのアドバイスに振り回されるようになって、自分が本当にしたいことや自分の気持ちが分からなくなってしまうのです。
自分に自信がない
自分に自信がないと、自分の選択にも自信が持てなくなってしまいます。
と迷ってしまい、誰かにアドバイスを求めたり、何度も選択を変えたりして、結局自分が何をしたいのか、何を求めているのかが見えなくなっていきます。
そして、「自分の気持ちがわからない…」と悩んでしまうようになるのです。
自分に自信を持てるようになりたい!という方はこちらの記事もおすすめです。
自分の気持ちに蓋をしている
自分の気持ちに蓋をしている時も、自分の気持ちがわからないと感じてしまいがちです。
誰かに自分の気持ちを伝えた時に傷ついた経験があったり、周りの目を気にしすぎてしまって自分の意見を言えなかったりすると、
とどんどん心を閉し、自分の気持ちに蓋をしてしまうようになります。
すると、何を自分が本当に求めているのかも分からなくなっていくのです。
失敗することが怖い
何かに挑戦して、失敗したとしたら怖いですよね。
と頭の中の声が聞こえてきて、本当はやりたいのにできないとブレーキがかかってしまいます。
何かやりたいと思っても、挑戦することもできなくなってしまうので、次第に
と悩むようになってしまうのです。
何かをやりたい!という気持ちがでてきたら、その気持ちに蓋をせずに思いきって行動にうつせるようになると良いですね。
疲れすぎて心が弱っている
心身ともに疲れすぎてしまっていると、
と思ってしまいますよね。
疲れは大きなストレスとなって、私たちの思考能力・判断能力を低下させます。心が弱ってしまい、自分がどうしたいのかすら分からなくなってしまうのです。
まずはその疲れを癒すことが最優先です。自分の心と体を大切にしてくださいね。
忙しくて時間がない
忙しくて時間がないと、自分と対話したり、自分の気持ちを振り返ったりする時間すらも持てなくなってしまいます。
1つ1つのことに対応していくことで精一杯な中であっという間に時間が過ぎていき、
と悩むようになっていくのです。
批判してくる人ばかりが周りにいる
「◯◯したいと思っているんだ」と誰かに言ったとしても、「そんなことできるわけないじゃん、無理だよ」と言われてしまったり、
「私は△△だと思うんだけど…」と自分の意見を伝えると、「あなたの意見は間違っている」と批判してくる人ばかりが周りにいると、自信を失い、自分の気持ちを奥にしまってしまうようになります。
「言っても批判されるから…」と思うと、自分の意見を言わなくなり、次第にどうしたいのか、
と悩むようになるのです。
お互いの気持ちを尊重できる人とお付き合いしていきたいですね。
・相手に合わせ過ぎてしまう
・重要な判断を他人に任せてきた
・自分に自信がない
・自分の気持ちに蓋をしている
・失敗することが怖い
・疲れ過ぎて心が弱っている
・忙しくて時間がない
・批判してくる人ばかりが周りにいる
もう悩まない!自分の本音に気づく方法
自分の気持ちがわからないと悩んでしまう原因についてお伝えしました。
こういう原因があるから、自分の本音に気づくことができなくなってしまうんだ、ということが分かったところで、「自分の気持ちがわからない…」の解消法をシェアしていきます。
もう自分の答えが分からないと悩んでしまうことから卒業して、自分の気持ちに気づけるようになりたい!という方、ぜひ実践してみてくださいね。
まずは自分をいたわる
自分の心が、体が疲れているとしたら、まずはそれを癒すことが最優先です。
この時はまだ、自分の気持ちを見つけようとすることは一旦横において、今のあなたを労ってあげましょう。
そんな癒される時間、心が休まる状態をできるかぎり作ってあげてください。
また、眠いのなら寝る、お腹が空いたら食べたいものを食べる、というような人間の本能、基本的なところを大切にしてみてください。
そうやって、心や体が通常の状態に戻れるようにすることが1番大切です。
まずは心と体の健康第一で考えてみてくださいね。
自分の気持ちにOKを出す
自分のどんな気持ちにも「いいよ」とまるっとOKを出していきましょう。
とジャッジするのではなく、自分の気持ちや考えに気づいたら、
◯◯と思っているんだね
とただ受け止めてみましょう。
これをしてみると、実は自分が1番自分のことをジャッジしていたんだということに気づくことができます。
自分からのジャッジがなくなると、それだけで心が軽くなっていき、自分の本音に気づきやすくなっていきますよ。
考えていることを紙に書き出す
自分の想いを見つけるのにとっても良い方法が、紙に書き出してみることです。
ただ頭の中で思っていること・考えていることを書き出してみましょう。日記をつけてみることもおススメです。
自分が考えていることをそのまま書き出していくと、
というような自分でも気づかなかった本音に気づくこともあります。
とにかく、ただただ自分の気持ちをそのままアウトプットしてみる、ということをやってみてくださいね。
自分にとっての“嫌い”を見つける
自分にとっての“嫌い”を見つけていきましょう。
「え、何それ?」と思うかもしれませんが、この「嫌い」という感情には自分の大事な本音が隠れていることが多いのです。
自分の気持ちがわからない時に自分の好きなものをみつけるのは難しいと感じてしまうことがありますが、そんな時でも「これは嫌だな…」と思うことを見つけるのは比較的簡単なはずです。
そして嫌いが分かれば、じゃあ自分は何を求めているのかな?ということにも気づきやすくなっていきます。
と自分の気持ちが分かるようになっていきますよ。
「こんなのは嫌だ…」などといった自分の中にある“嫌い”を見つけてみてくださいね。
自己対話をする
自分と対話する時間を持つようにしましょう。特に、何か選択をしないといけない時は自己対話のチャンスです!
「何を食べたい?」
「どう過ごしたい?」
と、自分に問いかけていきましょう。そして返ってきた答えを実行に移してみるのです。
すると、自分がどうしたいのか、何を求めているのかが次第に分かるようになっていきますよ。
自分に問いかけてみる、自己対話をするということを意識してやってみてくださいね。
ただなんとなく選んでいたことに対して、意識して自分に問いかけてみると最初はなかなか答えがでなかったりします。何度も対話することをやっていくことで次第と分かっていきやすくなりますよ。
小さな「やりたい」に気づいたら行動する
こうして自己対話を意識していると、自分の本音をキャッチしやすくなっていきます。そして、
というような小さな願望が出てくることもあります。
そんな時に、その気持ちに蓋をせずできることから行動に移してみてください。少しずつでも行動していくと、体験したからこその新たな気づきに出会えます。
その気づきが、次の「こうしてみたい!」という願いを見つけてきてくれることもあるので、どんどん自分のやりたいことや、自分の気持ちがはっきりしていきますよ。
シチュエーション別自分の気持ちがわからない時のポイント
自分の気持ちがわからない時の解消法についてお伝えしてきました。1つずつでも実践していくことで、自分の本音に気づきやすくなっていきますよ。
次は、「自分の気持ちがわからない…」と特に感じてしまいがちな“恋愛”“仕事(やりたいこと)”の2つのシチュエーションに分けてポイントをお伝えしていきます!
恋愛編
相手のことを考えることがあるか?を振り返る
「相手のことが本当に好きなのかな…」と自分の気持ちが分からなくなってしまう時ってありますよね。
そんな時に振り返ってみて欲しいのが、“1日の中で相手のことを考える時間があるか”ということです。
美味しいご飯を食べた時、「一緒に食べれたらいいな♪」と思ったり、面白いことがあったら「あの人にも伝えたい!」と共有したくなったりと、自然と相手のことを考えている時間があれば、その人のことを大切に想っている可能性が高いです。
反対に、特に相手のことを思い浮かべることがない、という時は自分の気持ちはないということを認識することができます。
2人で過ごしているイメージが持てる?
その人と一緒に過ごしているイメージが持てるか、ということも考えてみましょう。
恋人ができたらしたいなと思っていることや、恋人がいたらこう過ごしているだろうなというようなイメージはみんな持っているはずです。
そのイメージの相手としてその人のことを考えられるのか、実際に想像してみてることで、
ということが分かるようになるので、自分の気持ちに気づきやすくなっていきますよ。
どんな関係性を築ける人と一緒になりたいか考えてみる
それをじっくり考えてみましょう。
自分の中にある理想のパートナーシップが明確になっていくと、自分の恋愛観や結婚観が見えてきます。
どんな関係性を築いていきたいのかがはっきりしてくると、自ずとその人とそんな関係性を築いていけるのか?ということも見えてくるようになっていきますよ。
仕事編
苦手なこと、これだけはやりたくないことを探す
仕事をしていると、「これが本当に私のやりたいことなのかな…」と思ってしまうことってありますよね。
そんな時に自分がやりたいことを見つけるのに役立つのが、
を探してみることです。この2つに分類されるようなことの中には自分のやりたいことが眠っている可能性が低いため、選択肢から外すことができます。
また自分の苦手なことが分かってくると、反対に得意なことだったり好きなことも見つけていきやすいです。
そんな得意や好きの中に自分のやりたいことが潜んでいることがありますよ。
自分が興味をもっていることを書き出す
仕事に関わるかどうかは関係なく、自分が興味を持っていること、関心を抱いていることは何かを書き出してみましょう。
・フラワーアレンジメントの教室に通ってみたい
・乗馬をしてみたい
・デザインを勉強してみたい
・あそこの美味しいレストランに行ってみたい
・洋服が好き
・自分の英語力をもっと伸ばしたい
など、どんどん書き出してみましょう。
自分が興味を持っていることの中に、自分のやりたいことが眠っている可能性が大です!
また自分が興味を持っていることを書き出してみると、自分の中で関心を抱く分野などが分かってきやすいので、やりたいことを見つける手助けをしてくれます。
できることから行動に移す
そして、書き出したことの中からできることから1つずつ行動に移してみましょう。
やっぱりやってみなければ、それが本当にやりたいことなのかどうかは見えてこないからです。
そして行動してみた先には新たに出会える人がいます。
そんな人との出会いで、学ぶことがたくさんありますし、自分が興味を持っていることについて携われる仕事について紹介してもらえる、なんてこともあります。
行動してみることで思ってもみなかった自分のやりたいことに気づくこともありますし、考えていなかったことでやりたかったことに携われるきっかけをもらえることもあります。
ぜひ、できることからどんどん挑戦してみてくださいね!
まとめ
自分の気持ちがわからないと感じてしまう原因やその解消法についてお伝えしてきました。
自分の気持ちがハッキリしない時ってずっと心がモヤモヤしてしまってしんどいですよね…
そんな時に、本音が分からないという状態から抜け出せる方法が分かっていたら、そのモヤモヤも晴れてスッキリとした気持ちで毎日を過ごすことができます。
ぜひ解消法を実践して、自分の想いに、本音にどんどん出会っていってください!
そして自分の中の答えが分かり、自分らしい人生を思いきり生きられることを願っています!
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