コピーライティング

読みやすい文章にはコツがある。最後まで読まれる文が書ける方法とは

情報や知識を発信する方法として、ブログ、メルマガ、SNS、動画配信、音声配信など様々な方法があります。

動画や音声配信だと、表情やボディランゲージ、声色などを使って、相手に内容を分かりやすく伝えることもできますが、文章に関してはそういきませんよね。

さやか

ひたすら文字で勝負!ハードルめっちゃ高くないです?

読みにくい文章を書いてしまうと、読者は最後まで読んでくれません。最後まで読んでもらうためには、書き手が読み手のために、意図して読みやすい文章を構築していく必要があります。

今回は読みやすい文章をつくるために、必要なコツをお伝えしていきますね。この人の文章読みやすくて上手だなと思ってもらえるよう、レベルアップしていきましょう!

読みやすい文章ってどういう文章?

読みやすい文章とはいっても、人それぞれ感覚が違うので、ここでは「読みやすい文章」=「最後まで読んでもらえる文章」と定義します。

なぜなら、読みにくい文章は絶対に最後まで読まれません。読者は毎日忙しいので、手間と時間をかけてまで読んでくれないのですね。

文章を書く前に、じつは知っておくべき大前提があります。これは3つの壁と言われているものです。

文章を書く前に知っておくべきルール

人はあなたの書いた文章を
・読まない
・信じない
・行動しない
というもの。
 

あなたがどんなに想いを込めた文章でも、自分では良い文章かけた!この文章最高!わかりやすい!と自画自賛するような文章であっても、知らない読者にとっては、なんだかよく分からない人がなにか書いてる?くらいの感じなのです。

さやか

なかなか厳しい!笑

文章を書く人は、これら3つの壁を乗り越えることを念頭に文章を構成し書いていく必要があります。

しかし、その大大大前提として、そもそも読みやすい文章を書けていないと、この舞台にもあがれません。

せっかく興味を持って読み始めてくれても、読みにくい文章だと読者は最初か途中あたりでそっと離れてしまうのです。

たとえ、書いた内容を信じてもらえなくても、行動してもらえなくっても、まずは最後まで読んでもらえる文章を書くことを目指していきましょう。

読みやすい文章を書く前に必要な3つの準備について

読みやすい文章を書くための具体的テクニックをこれからお伝えしていくのですが、その前に最初から最後まで文章を読んでもらえる文章にするために、準備しておく3つのことがあります。

ここは文章全体の土台となる部分です。

この準備をしておくと、書き手の伝えたい趣旨が迷子になって訳が分からなる→読み手が読んでいて理解出来ない→最後まで読まれないという事態を避けることが出来ます。

なので、しっかりと準備をしておきましょう。

(1)伝えたいことを整理する

まず、自分が書く文章の最も伝えたいこと、つまり結論を明確にしておきます。

文章は文章の結論を明確にして、その結論に至った理由はなぜか?その結論に至るにはどうしたらいいのか、などを細かく書いていきます。

そのため、この結論が途中でコロコロ変わってしまったり、曖昧であったりすると、読んでいても結局なにを伝えたい文章なのか分からなくなるのです。

さやか

会話でも長い話を聞いたあと、結局その人が何を言いたかったのかよく分からず、凄く時間を無駄にしたと思うことありますよね。そして言った本人のみスッキリしてるという。

結論が明確でない文章は、それと同じ現象を起こして、読者にストレスを与えてしまいます。

また結論を明確にせず、文章を書きながらまとめていこうとすると、途中でいろいろな考えなどが浮かんでしまい、あれも説明したい、これも説明したいと脱線します。

本当はこれを言いたかったはずなのに、全然違う答えに辿り着いている、という現象も起きやすく、結局全部書き直すという悲惨なことになるので、必ずこの文章で自分が伝えたい結論は何かをはじめに明確にしておきましょう。

(2)誰に伝えたいのかを明確にする

伝えたいこと(結論)をいったい誰に伝えたいのか、これを明確にしておくこともとても大切です。

なぜなら、誰に伝えたいかが明確でなければ、その伝えたい内容は、本当に読者が求めているものなのか?読者にとって必要で重要な情報なのか?ということが分からないからです。

自分にとっては重要で大事なことだとは思っていても、それが読み手が求めていなければ、そもそも読んでもらえません。

誰に伝えたいかを明確にして、それを相手は求めているかをまず調べていく必要があります。

また読み手が読みやすい文章をつくるには、その相手によって伝え方や切り口なども変えていくことも必要なので、誰に伝えるかを明確にしておくことは大事です。

(3)読み手になっていてもらいたいゴールを決める

文章は情報や知識を伝えることも大事ですが、この文章を読んでもらうことで、読者になってほしい状態やとって欲しい行動を促すことも大切です。

読み手が文章を読み終わった後になっていて欲しい姿や、行って欲しい行動を明確にしておくと、文章のゴールも明確になり、書くべき内容の取捨選択もしやすくなるので、読みやすい文章が書けるからです。

さらに、人は情報や知識を得るだけでなく、それを元に行動することにより変化も起こり、書き手に対しての信頼も深めていきます。

さやか

読み手にとって欲しい行動があるなら、きちんとそれを指示してあげるほうが親切です。

意外と忘れやすいですが、文章を書く前に、読み手になっていて欲しい状態や、とって欲しい行動があれば、しっかりと決めておきましょう。

読みやすい文章を書くための具体的なコツについて

読みやすい文章を書くための3つの準備ができたら、次は執筆時の具体的なコツについてお伝えしていきます。

細かい部分ですが、そこを気をつけるとすっきりした読みやすい文章がつくれるので、意識してみてくださいね。

構成編

(1)結論から書く

伝えたいことを分かりやすく、読みやすい文章を書くには、結論を先に書くことが大切になります。

とくに紙ベースに書かれた文章とは違い、Web上で書かれている文章は、上から下へとスクロールされますよね。

そのため、結論がなかなか分からない文章は、途中で飽きたり集中力が切れてしまうことも多く、最後まで読んでもらいにくいです。

読者は、冒頭で結論(文章全体で伝えたいテーマ)の概要を理解できることで、読み手はストレスを感じずに文章を読むことができます。

また結論が先にあることで、読み手は読み進めていくうちに根拠を理解し、自分自身の考えや意見とすり合わせ、より理解を深めながら読むことができます。

そのためにも、3つの事前準備にあったように、結論を先に明確にしておくことが大切なのですね。

(2)ひとつの記事には1つのテーマ

わかりにくい文章になってしまう原因に、1つの記事のなかに、あれこれと内容を盛り込むということがあります。

さやか

文章を書いているうちに、あれも伝えたいこれも伝えたいと、いろいろなことを伝えたくなてしまうのですね。

しかし、読み手にとっては、Aという内容で読んでいたのに、途中からBという内容になり、つぎにCという内容になったとなると、文章のなかでなにが一番伝えたいことなのか分からず、混乱してしまいます。

これは意外にやりがちなので、必ず1つの記事に1つのテーマということを覚えておきましょう。

(3)論理的な文章構成のPREP法を使う

私たちが学生時代に習う文章の書き方は、起承転結のものが多く文章は順番どおりに書かないといけないと考えている方も多いかもしれません。

しかし、さきほどお伝えした通り、読みやすい文章を書くには結論を先に述べます。

そのためその後の文章の構成は、結論に至る根拠や背景、例題などを用いてより結論への理解信頼を深めるようなつくり方がいいのです。

この構成によく使用される方法がPREP法というものです。

PREP法とは「Point Reason Example Point」の頭文字を使ったものになります。

・Point=文章の結論、最も重要なポイント、最初に結論を述べる。

・Reason=Pointで述べた結論について説明する部分。読み手のなぜ?を解決する。

・Example =Reasonで述べた内容の実例・例題・具体例。読み手が本当かな?と疑問に思う所を具体例をあげて説得する。

・Point=文章のまとめの部分。もう一度結論、ポイントを念押しする。

PREP法を使うと、このように結論に対する根拠を伝え、疑問を解消することができ、論理的で読みやすい文章をつくることができます。

PREP法を使い、簡単な例文を書いてみると

【Point】:わたしは速読をおすすめします。(結論)

【Reason】:なぜなら効率よく本の要点を掴めることで、読む時間を短縮し、より多くの情報や知識を吸収することができるからです。(理由、根拠)

【Example】:たとえば、以前は1か月に1,2冊しか読めなかった本も、速読を身につけたことで、今では1か月に10冊は読めるようになり、インプット量は格段に増えました。(具体例)

【Point】:たくさんの知識や情報をインプットする点で、速読はおすすめです。(念押し)

 

という文章になります。

文章が下手という人は、基本的な構成や骨組みのつくり方がしっかりしていないだけなことも多いです。

PREP法を使うと、自然と読みやすい論理的な文章をつくれるので試してみてくださいね。

文体編

(1)一文は短くする

読みやすい文章を書くために、とても大事なことに「ひとつの文ではひとつのことだけを書く」というのがあります。

これは、1つの記事には1つのテーマとも重なりますが、一文のなかでも入れていい内容はひとつなのです。

たとえば

取引先からたくさんの請求書が送られてきますが、各部署の営業担当でまずチェックして、最終的には各部署の部長が承認をしますので、振り込まれるまで1週間ほどお待ちください。

というような文があります。この文章はひとつの文から、4つの違う内容を入れようとしているんですね。

これをひとつの文にひとつの内容になおしてみると

取引先からたくさんの請求書が送られてきます。各部署の営業担当がまずチェックします。最終的には各部署の所長が承認します。振り込まれるまで1週間ほどお待ちください。

内容ごとに文を切って分割すると分かりやすくなりますよね。

つい話し言葉のように文章を書くと、ひとつの文に複数の内容を詰め込みがちなので、意識していきましょう。

ただ、場合によってはすべてを分割してしまうと、読みづらい機械的な印象を与えてしまうこともあります。読んでいて違和感がない程度に一文のなかで内容をつなげても大丈夫です。

(2)主語と結論を合わせる

文章には必ず、主語と述語があります。日本語の文章構造は、基本的に主語が冒頭にあり、述語が文末にあるため、最後まで読まないと結論が分からないようになっています。

そして文章の主語と述語が離れているので「文のねじれ」というのが発生することがあるんですね。

文のねじれとは何かというと、主語と述語が正しい組み合わせになっていない状態のことを指します。

たとえば

わたしの目標は、今月の執筆本数を先月の本数の3倍に増やします。

この文の場合、一見おかしくはなさそうなのですが、主語が「わたしの目標は」だと述語は

わたしの目標は(主語)、今月の執筆本数を先月の本数の3倍に増やすことです。

が正しくなります。「わたしは」が主語であれば、述語は

わたしは(主語)、今月の執筆本数を先月の本数の3倍に増やします。

で正しくなるのですね。

主語と述語が正しく合っていないと、伝えたいことが明確に伝わらなくなってしまうので、細かいところですが、気をつけましょう。

(3)冗長表現にしない

冗長表現とはなにかというと、文章中に不要な語句や表現が入り、回りくどく読みにくい文になることをいいます。

冗長表現になると、本来の伝えたい意図が相手に伝わらなくなってしまうのです。

さやか

これは意外に意識していないと、やってしまいがち。わたし自身もよく冗長表現ですと編集でチェックされちゃいます。

代表的な冗長表現になりやすいものとして

①文の中に不要な言葉がある
②同じ内容の意味のものを重複している

というものがあります。

たとえば、①のパターンですと、「~することができます」「~ということです」などの表現があります。

これらは文法では間違いではなく、また話し言葉でもよく使われるので、本当に無意識に使いがちなんですよね。

例文を出すと

このリンゴは八百屋で買うことができます。

上記の分は「買うことができます」が冗長表現です。これは「買えます」で十分意味が通じますよね。なくても意味が通じる言葉は削除しましょう。

②のパターンの場合は、たとえば「腹痛が痛い」など「痛い」という意味を重複して伝えている場合です。

これは「腹痛がする」もしくは「腹が痛い」と表現をすればいいものですよね。

ほかにも、「これは約9年ほど前に撮った写真だ」という文は、「これは9年前に撮った写真だ」もしくは「これは9年ほど前に撮った写真だ」で十分なのです。

さやか

つい使いがちだけど、「約」も「ほど」も同じ意味だもんね。

些細な違いですが、積み重なっていくと読みずらい文章になってしまいます。

冗長表現は、話し言葉でよく使われているので、書いていても違和感がありません。

しかし、書き言葉の場合は、よりシンプルに分かりやすくが大切なので、この言葉はなくても意味が通じる、同じことを言っているものは、削っていきましょう。

(4)箇条書きを使用する

箇条書きは、文章のいくつかの項目を並べ、視覚的に目立たせる方法です。項目として横に並べてかくよりも、箇条書きにすることで文章全体が見やすくなります。


たとえば

当社には、営業部、経営企画部、経理部、情報システム部があります。

という内容を

当社には
・営業部
・経営企画部
・経理部
・情報システム部
があります。
 

このように表現すると、見やすくなり読み手もパッと内容を把握しやすいですよね。なぜかというと、箇条書きで記号を使うため、文字だけではなく図柄の表な表記になります。

左脳は文章(言語)を理解するために働きますが、図のようになると右脳も働き、意味を理解しようとするので、記憶にも残りやすいのです。

長い文章だけだと理解しにくいのは、左脳だけで処理しようとするからなのですね。

箇条書きで表記できる内容は、箇条書きにして、より分かりやすくしましょう。

(5)指示語を減らす

読みやすい文章にするためには、指示語を使い過ぎないことも大切です。

指示語の中でも特に「これ」「それ」「あれ」「どれ」というものは使いやすいのですが、あまり使うことはおすすめしません。とくに、ライティングでは主語に使わないよう配慮しましょう。

主語に指示語が入っている場合、読み手は「指示語の対象はなにか」を考えて読まなければならず、戻って読み直しをしないといけないこともあります。

また指示語がどの内容を指しているか分かりにくいと、読者にとって読みにく文章になってしまいます。

たとえば

初めての海外留学へ行きました。様々な文化の違いを知り、美しい風景を見れて、様々な人種の方々と触れ合えました。これは最高に刺激的な経験でした。

この文章の場合、最高に刺激的な経験であった「これ」は、海外留学のことなのか、様々な文化の違いを知れたことなのか、美しい風景を見れたことなのか、様々な人種の方々と触れ合えたことなのか、読み手によって判断が変わってしまいますよね。

文の中で指示語が示す対象が離れていたり、曖昧だと読み手が混乱してしまいます。

なので、指示語をできるだけ使わないように工夫するか、もし使う場合でも指示語と対処物はなるべく近くにしましょう。

上記の文を使って説明すると

初めての海外留学へ行きました。これは最高に刺激的な経験で、様々な文化の違いを知り、美しい風景を見れて、様々な人種の方々と触れ合えました。

と指示語を近くに持ってくるか、もしくは

初めての海外留学へ行きました。様々な文化の違いを知り、美しい風景を見て、様々な人種の方々と触れ合えたことは、最高に刺激的な経験でした。

とできるだけ指示語を使わずにまとめてしまうのがおススメです。

(6)接続語を使い過ぎない。

読みやすい文章をつくるには、接続語の使いすぎにも注意しましょう。

文章は一文を短くするのが基本原則ですが、文と文を繋げる接続語を使い過ぎると、文章が長くなってしまいます。

たとえば

彼はとても面倒くさがりです。だから脱いだ服もあちこちに脱ぎっぱなしで、なかなか部屋が片付きません。けれど彼女が来るときだけは必死に片付けて綺麗にします。

この内容でも意味は通じますが、少し読みにくいですよね。

彼はとても面倒くさがりです。脱いだ服もあちこち脱ぎっぱなしで、なかなか部屋が片付きません。けれど彼女がくるときだけは必死に片付けて綺麗にします。

接続詞の「だから」を削除しました。なくても意味が通じる接続詞は省いて文章をすっきりさせていきましょう。

(7)適切な改行をする

改行には、どこで改行をするかという明確なルールはありません。しかし改行を何のために行うのか、ということを明確にしておけば、だいたいの改行位置というのは決まっていきます。

改行を何のために行うかといえば、読者が文章を読みやすく、読み進めたくなるためです。当たり前のようですが、意外にできていないことも多いのですね。

Web媒体の場合、紙媒体のように一字下げを行う改行はしません。

基本として改行を行うのは、「内容が変わるとき」または2~3行で一度(文字数でいえば60文字~多くても100文字)くらいで改行する。

内容が変わるときに改行するのは、紙媒体とも変わらないので分かりやすいのですが、Web媒体の場合は、文字数でも改行を意識することが大事です。

なぜならPCやとくに携帯から読む文章は、長すぎる文章だと疲れるので、読み手が離脱しやすいため。

また本をじっくり読むのと違い、Webメディアの記事などは、隙間時間に斜め読みする人がほとんどです。さっと読めるぐらいの文章の長さが求められるのですね。

そのため、ひとつの文の内容も60~100字くらいでまとめていけるように考えていきましょう。

(8)文章の中の文末を統一する

読みにくい文章になってしまう原因の一つに、文章全体の文末がバラバラになっているというものがあります。

どういうことかというと、ひとつの記事の中の文章の末尾の終わり方は「ですます調」「だ、である調」で統一することが基本です。

ひとつの記事のなかで文末が、「○○だ」で終わっていたり「○○です」と統一感なく終わっていると、読み手はちぐはぐな印象を受けてしまう。

「だ、である調」はどちらかといえば、論文や堅い内容、ビジネス文書など用いられ、「ですます調」の方が読み手に優しい印象を与えます。

なので、基本文末はどちらかに統一して書きます。どちらにするかは、媒体のカラーに合わせるのがベストです。

(9)文の語尾を同じにしない。

文章のなかの文末を「だ、である」または「です、ます」で統一すると先ほどお伝えしましたが、語尾で同じ音が続くと違和感があり、読みにくいと感じてしまいます。

たとえば

○○○ます。
●●●ます。
●●●です。
○○○です。

とこんな感じ。語尾のリズムが単調になってしまうと、読み手は飽きて途中で離脱する可能性が高くなります。

とはいえ、どう変化をつけたらいいの?となる方も多いと思うので、いくつか例を出してみますね。

【例:全部がですます調の文】
読みやすい文章を書くにはいろいろな工夫が必要です。文末が同じだとリズムが単調になり読みにくいです。違和感を感じせないように文末を少し変えるのが大事です。文末を変えるだけで読まれる文章に変わります。
①体言止めを使う

文章のなかで、体言止めを使うと文末の印象を簡単に変えることができます。体言止めは文末を「名詞」で止めることです。

読みやすい文章を書くにはいろいろな工夫が必要です。文末が同じだとリズムが単調になり読みにくいです。違和感を感じせないように文末を少し変えるのが大事。文末を変えるだけで読まれる文章に変わります。

体言止めを使うと、文章が引き締まりますよね。文章のリズムを変えるのに体言止めは使いやすいので、使っていきましょう。

ただし、体言止めは本来は強調させるために使うものなので、どこで使うかは考えてつかいましょう。

②「~ません」を使う。

文末を変える時、「~ません」と入れることができるか考えてみましょう。

読みやすい文章を書くにはいろいろな工夫が必要です。文末が同じだとリズムが単調になり読まれません。違和感を感じせないように文末を少し変えるのが大事です。文末を変えるだけで読まれる文章に変わります。

読まれませんと文を変えると、同じ「読まない」という意味を伝えるにしても、より読みやすくなりますよね。

③「~もの」を使う

文末を「~もの」と表現を変えるのもおススメです。

読みやすい文章を書くにはいろいろな工夫が必要です。文末が同じだとリズムが単調で読まれなくなってしまうもの。違和感を感じせないように文末を少し変えるのが大事です。文末を変えるだけで読まれる文章に変わります

これは少し文自体を変えていますが、意味は同じですよね。「~もの」といれるだけでリズムもだいぶ変わります。

④「~ね」を入れる。

文末を変えるのに一番簡単で、使いやすい方法です。

読みやすい文章を書くにはいろいろな工夫が必要です。文末が同じだとリズムが単調になり読みにくいですよね。違和感を感じせないように文末を少し変えるのが大事です。文末を変えるだけで読まれる文章に変わります。

「~ね」を入れるメリットとしては、文末が変えられるのと、文章が語りかける感じになり、柔らかい印象を与えられることです。

ただし、これは読み手も「そう思う」と共感してもらえる内容に使わないと、違和感を感じさせてしまうので、どこに使うかは考えていきましょう。

またあまり乱発しすぎると、馴れ馴れしくしつこい印象を与えてしまうので、適度に使うのがベスト。

⑤「~だから、~ので、~のため」を使う。

理由を伝える文の場合は、文末をですますではなく「~だから、~ので、~のため」を使いましょう。

読みやすい文章を書くにはいろいろな工夫が必要です。文末が同じだとリズムが単調になり読みにくいため。違和感を感じせないように文末を少し変えるのが大事です。文末を変えるだけで読まれる文章に変わります。

理由を伝える文章は「なぜなら」という言葉が使われていない場合もありますが、意味合い的に文末は理由を述べるものになっているはずです。

なので、文末は理由を答える「~から、~ので、~のため」という語尾が使えます。理由を伝える文のときは、積極的に使ってみてください。

(10)難しい言葉は使わない

文章を書く時、内容が専門性のあるものだと、ついつい専門用語やその業界ならではの言葉を使いがちになります。

さやか

しかも専門の難しい言葉を使うと、なんだかいい文章書いているって勘違いしがちになる(笑)

もちろん論文や研究発表など、その専門分野で共通認識のある人たちの中だけで読まれるなら構いません。

しかし知識がない人にも読んでほしいのであれば、難しい言葉はなるべく使わない、もしくはきちんと説明することが必要です。

難しい言葉を簡単に説明することほど、実はむずかしいのです。

子どもが読んでも分かるような文章か?むだに難しい言葉を使っていないか?など、見直す癖をつけましょう。

まとめ

読みやすい文章を書くには、上記であげたコツを使うのも大事ですが、なにより客観的に自分の文章を読む感覚を養うのが大切です。

文章を書いていると、無意識に自分が書きやすい文章になってしまい、読み手にとって読みにくい文章になってしまうことがあるんですよね。

さやか

なので、最後は自分の書いた文章を印刷して読んでみたり、声に出して読んでみるのもおススメですよ。

文章は読み手が読みたくなるには、読んでいて心地よく思ってもらえるにはどうしたらいいのか、と考える意識がとても大事。

読む人のことを思いやり、常に読み手ありきで書いていきましょう!

探究する人

沖 明香

パラレルキャリア。取材ライター/PR・広報のアシスタント/オンライン秘書をやっています。「世の中には素晴らしいものが溢れている」がモットー。オンライン秘書として素晴らしい人たちやその仕事内容をサポートすること、ライティングで価値あるものを価値あるものとして世に出していくことが喜びです。 何歳なっても「やってみないと分からない」でいろいろ挑戦していきます♪

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