お待たせしました!ひらいです!
・・・
えっ、誰も待っていないって?
でももし、1行目を読んで、「なんだこいつ」「え、この人サムい・・・」「www」心の中でそう思ってしまったのなら、ぼくの術中にハマちゃってます。笑
はい、すみません。前置きはこれくらいにして本題に移っていきましょう。記念すべきコラムの1本目は、ライターらしく「書くこと」にしました。
ゴメンなさい、嘘です。
「何を書こうかな〜」と考え始めてから半日くらい経ってしまっていて、
「時間がかかったからこその反省と改善点を共有すれば、文章を書けないと悩んでいる方の役に立つかもしれない!」
と発想を切り替えて書きました。
そこで気づいちゃったんです。ライティングって料理と似ているなと。
ということで、ライターなのにコラム1本書くのにめっちゃ悩んだ僕が、今回のコラムを通して気づいた「書きたいのに書けない」原因と、どうすれば書きやすくなるのか、解説していきます。
個人的な日記ではなく、「読む相手がいる文章を書く」という前提でポイントをお伝えします。
目次
なぜ、書きたいのに書けないのか?答えは2つ。
理由1:うまく書こうとしている
書けない理由の99.5%は「うまく書こう」としている言っても過言ではありません。
一文字入力するたびに「うまく書こう」という気持ちが、「すごいって思われたい」という下心が、まとわりついてくるんですよね。
ここはもう一旦降参するしかありません。「私は天才ではない」と。
認めるところからすべては始まります。
理由2:下ごしらえ不足
無から有を生み出す作家なら、準備はそこまで必要ないかもしれません。
すいません、間違えました。直木賞や芥川賞をとっている作家でも、ブログを書いているインフルエンサーまで、「何かを書く」ために日々の出来事から着想を得たり、テーマに応じて、万全の取材をしていることでしょう。
「書く」とは、自分の内側から何かを出す行為です。自分の中に何も貯まっていなければ、何も出せなくて当然です。(生きている以上、本当は「何もない」という人はないのですが)
日々の生活の中で、どれだけインプットができているか。
インプットした情報をいかに処理できているか。ここにかかっています。
どうすれば書けるようになるのか?
ポイント1:相手や相手の好みを把握しておく
仮でも良いので読む相手をまず設定しましょう。
文章を届ける相手が決まることで「届けたいメッセージ」が決まります。
「何を伝えれば良いか(何を伝えなくて良いか)」がわかってきます。
目的地がわからなければ、どの方向に進めば良いか迷ってしまうように、文章にもゴールを設定しないと、そこまでの道筋や必要な素材は見えてきません。
文章におけるゴール(目的)はそれぞれですが、設定をすることによってゴールまでの道筋が見えてくるようになります。
また、届ける相手のことをよく知ることも大切です。
たとえば、あなたが心を込めて渾身のカレーライスを作ったとしても・・・
「ゴメンなさい、私、小麦アレルギーなの。」
「大丈夫。ルーを使わずにスパイスだけで作っているから」
「ほんとにゴメンなさい!私、カレーが大嫌いなんです!!」
「・・・」
このように、相手のことを知らないと、悲劇にもつながります。
何かを書き始める前に、「届ける相手を決めること」「相手を知ること」が大切です。
ポイント2:素材を調達しておく
改めて実感したことが、このポイント。ライティングの世界では「書く前に8割決まる」と言われるほど、事前の準備が大切です。
どれだけ料理の腕が良かったとしても、素材が悪かったり、そもそも素材が無かったりしたら料理は完成しませんよね。だからこそ、素材が大切です。
日頃のちょっとした出来事や気づきをノートやメモに言語化しておくことで、「いざ」というときにスムーズにアウトプットが出来る。より良いアウトプットをするためには、より良いインプットをするということです。
筋トレと同じように、日々、インプットを”意識”しておくことで、情報、経験、感情への感度が高まります。その場合も、届ける相手をあらかじめ決めておくことで、より効果的なインプットができるでしょう。
ポイント3:いきなり調理をしない
初めから完璧に仕上げようとすると、筆が止まってしまいます。
ですので、まずは整っていなくても良いから書きたいこと、思い浮かぶことをとにかく出すことです。
どんな材料があるのか、まず作業台の上に並べるのです。
あとはそれらの材料からどれを使うのか、どう並べるのか、どう調理するのか、を決めます。
文章は書いていくうちに、序盤の内容を書き換えることも茶飯事です。
完成間近に全部書き直しにならないように、まずは素材を並べて、眺めて、メニューを決める。
その後、実際に書く作業に入ることで、より短時間で、結果的に届く文章を書けるようになります。
ポイント4(番外編):食べてもらってフィードバックをもらう
「作った料理が美味しいかどうか」それを決めるのは自分ではなく、相手(読み手)です。
もしできるなら、書いた文章を誰かに読んでもらってフィードバックをもらいましょう。
少し塩味が強いのか(刺激が強いのか)、薄味なのか(興味を惹かれるポイントが少なかったのか)。
自分の文章をレベルアップさせるための答えやヒントをもらうことができます。
とはいっても
「他人に見せるのなんて怖いです」
と感じるかもしれませんね。
その気持ち、よーーーくわかります
ぼくも文章を書き始めた頃は、自分が書いた原稿が添削してもらった赤字で見えなくなっていましたから。笑
このコラムも「ライターだから良いもの書かなきゃ」と、肩肘張っていました。
でも、読んでもらうことで何かの気づきを得るかもしれないし、自分のファンになってくれる人もいるかもしれないんですよね。もしかすると、自分が書いた文章によって人生が変わっちゃう人も出てくるかもしれない。
大袈裟かもしれませんが、「文章を届ける」という行動を起こさなければ、そうしたポジティブなことは起きません。
そう思うと、「ちょっと書いてみよっかなー」ってなりませんか?笑
まとめ
本当はもっと気楽なコラムにしようと思っていたのですが、ものすごくマジメになってしまいました。
どうやら、「文は人を表す」という言葉の通り、生来のマジメな性格が滲み出てしまったみたいです。
最後にまとめです。
「文章を書けない!」となったら、以下を意識してみてください。
もし何かの気づきになれば嬉しいです。そして感じたことがあればコメントもお待ちしています^^
次のコラム執筆まで、日々ネタ集めをします!
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