人間関係

相手と話すことがない、そんな時の話題の見つけ方と会話のコツはこれ!

初対面の方コミュニケーションをとるときなど、相手との会話が続かず困った経験は誰にでもありますよね。

・相手と話すことがない
・いまいち会話が盛り上がらない
・人と話すこと自体が苦手…

など会話に関する悩みは実にさまざまです。

初対面の人とでも楽しく話すことができる人はいいですが、「何を話したらいいか分からない」と感じてしまう人は、初対面の人やよく知らない人、仕事先で少し関わる人などと、どう話を続けていけばいいのか頭を抱えてしまう場面がたくさんあります。

苦手意識を必要以上に持ってしまうと、「何を話そうか」ということばかりに気を取られて、肝心の相手と関係を作ることができていない可能性もありますよ。

そこで今回は、会話が苦手な方でも相手とスムーズにコミュニケーションがとれる会話のコツ、話が途切れない話題の見つけ方などをご紹介します。

すぐに実践できることばかりなので、会話に苦手意識を持っている方は是非ご覧ください。

話すことがない状況で失敗してしまうこととは?

まず、「話すことがない」と悩んでいる人がどんな時に困っているのか状況を整理してみましょう。

話すことがない状況とは!?

まず、話すことがない状況を考えてみましょう。

話すことがない時というのは

・相手のことをよく知らない場合
・会話をする意思が相手にない
・話したいけど「話題」が見つからない

など、人によって様々ですが共通していることは「相手を知らない」ことが原因である場合が多いです。

ゆか

相手のことを知っていたら話題に困らないし、仲のいい人だったら話す内容を探すことも少ないですよね

では話すことがないために陥ってしまう失敗をみていきましょう。

失敗1:話が広がっていかない

「話すことがない」と悩んでいる人がしてしまいがちなのが「話が広がらない話題選びう」と「続かない会話のキャッチボールをしてしまうこと」にあります。

相手がどう答えていいか分からない話題だったり、質問をしてしまっていないか確認をしてみましょう。

例えば、

政治の話に興味がない人に「今の政権についてどう思いますか?」と聞いてもなんと答えていいか分かりませんよね。

また、「天気がいいですね〜」と言われたら、相手があなたとの話を広げようと思っていない限り「そうですね」と返して話が終わってしまいます。

なので、相手が返答しやすく会話が続くような質問をするなど方法を考えてみるといいですよ。

ゆか

無難な会話は、そこから話を広げる話術も必要になるので、話すことが苦手な人には案外レベルが高い内容になるかも知れませんね

失敗2:会話中の沈黙に耐えられない

話すことがない状態に陥ると、会話に沈黙が起こります。

気のおけない相手なら、会話のない時間が苦痛になりませんが、気を使うような相手の場合「何か話さなければいけない!」と焦ってしまい、相手と会話をするというよりその場で空白の時間ができないように、1人で話してしまうようなことが起きてしまいます。

また焦りから、

・相手の話をうまくキャッチできない
・1人で話を完結してしまう
・早口になってしまう

など、その場を楽しんだり、仕事の交渉をする以前の問題になってしまうこともあるのです。会話は1人でするものではないので、順番とはいかなくても相手と会話のキャッチボールをする意識を持つことが大切ですよ。

失敗3:ノウハウに頼り過ぎてしまい会話が盛り上がらない

話すことが苦手で、どうやって相手とうまく会話をしたらいいか、会話術や雑談力に関するノウハウを勉強している人もいます。

どうしても苦手な場合、話すきっかけや会話のコツなど参考にするために読むのはいいですが、ノウハウに頼り過ぎて、逆に会話がうまくできていないこともあります。

「上手く話そう」「なんとか話題を見つけよう」「次は本にはこう話したらいいと書いてあった」など相手の話の内容ではなく、自分に集中しているため、肝心の会話の内容が頭に入っておらず、相手とのコミュニケーションが上手にとれていない可能性があります。

それでは、相手にも失礼ですし、形だけ上手に話せていたとしても、ちぐはぐな印象を与えかねませんよ。

会話が続かない時を乗り越える8のコツ

では、「話すことがない」場合、どう相手とコミュニケーションをとっていけばいいのでしょうか!?ここでは会話が続かない時に乗り越えるコツを紹介します。

無理に会話を続ける話術よりも、空気作りが大切

話すことがない場合、「何を話題しようか」「何を質問しようか」と頭で考えてしまい、肝心の目の前の人との時間をどう過ごすかに意識が向いていないことがありますよね。

あなたが「この人感じがよかったな〜」と思い浮かべる人は、「会話が途切れない人」よりも「一緒にいて感じがよかった人」の方が好印象なのではないでしょうか。

それなので、話す内容に意識を向けすぎるよりも、目の前の人とどう楽しく過ごすか!?を考えることの方が大切です。「質問しないと」と考えるよりも、

「ここのご飯おいしいですね」
「今回はなんで参加したんですか」

など、当たり障りのない質問や思ったこと、自分のことを話すのも方法です。

会話は話題だけでなく、声色、声量、表情、身体の動きなどいろんな要素を含んでいるので、雰囲気だけでも大きく印象が変わりますよ。

焦らず自分のペースを作ることを意識してみてください。

話の会話量よりも、空気感を大切にしてみよう

面白さやオチにこだわる必要はない

話しをする内容が「面白くないといけない」「オチを作らないと」など考えすぎると、笑いを提供するのが苦手な人にとっては話すことがない状態になってしまいます。

仲のいい会話のテンポを求められる場合でない限り、相手を笑わせるためのオチを作ったりする必要はありません。

ゆか

面白い話が得意で、「目立ちたい」「話を聞いてほしい」という場合だったら、積極的に笑いを取りに行くのもいいですよね

また、「笑い」のツボやジョークなどは人によって捉え方が異なるので、余程日常的に使っていたりセンスがないと、悪い印象を与えてしまう場合もあれるので、注意が必要です。

無理に笑いをとったりオチを作る必要はない

ある程度の情報収集ができるならしておこう

相手との会話に困って「話すことがない」状態にならないように、事前に準備をしておくのも方法です。

もし、参加者が分かっていたら共通の友達やその人の趣味をチェックしておくなど、簡単に情報を収集しておくといいですよ。

「そういえば〇〇さんとお知り合いなんですね。実は私も〜」
「〇〇が趣味とお伺いしましたが、最近はどうですか?」

など共通の話題が最初からあれば話すネタに困ることはないですし、自分のことを少しでも知っていてくれたら、相手からの印象も悪くないところからスタートできるので会話が弾みますよ。

ゆか

ただし、必要以上に細かく調べ過ぎて、それを話題にすると「気持ち悪い」と思われてしまうので注意してください

相手を事前に調べておくと話題が見つかる

会話に対してのリアクションをきちんとする

話をしていても「この人話を聞いていないな」「つまらなそう」と思ったら話す気持ちがなくなりますよね。

相手が「自分の話を聞いてくれているな〜」と理解してもらうためには

・声や表情でリアクションをする
・さらに深く質問をしていく

ことが大切です。

相手が自分の話を楽しんで聞いてくれていると「もっと話しちゃおうかな」なんて気持ちにもなりますよね。

まずは話しやすい環境を作ることが大切です。そのためには「質問」を考えるより、相手の話を掘り下げる・笑うなど、「あなたの話を聞いて聞いていますよ」「あなたの話が楽しいですよ」というリアクションをしっかりしてみましょう

リアクションも立派な会話の一部です。話すことを自分で見つけなくても、自発的に相手から話してくれたら気持ちも楽になりますよね。

相手が「話したくなる」環境やリアクションしてみよう

「趣味」よりも「最近ハマっていること」

よくある定番の質問に「趣味はなんですか?」というものがありますが、趣味となると「ある程度上手でなければ話せない」「趣味というほどではない」とハードルをあげてしまい、答えづらいと感じる人もいます。

ゆか

「そんなにうまくないんですよ」など謙遜させてしまい、話が続かないこともあります

おすすめは「最近何かハマっていることありますか?」「マイブームはありますか?」など今気になっていることの方がほうが「継続性」や「詳しさ」を求められる印象が少なくなり、グッと答えやすくなります。

ちょっと気になっていること、始めてみたいなぁと考えていることもこの質問なら気負いなく答えやすいですよね。

もし、相手が話憎そうだったら、自分から「最近ハマっていること」を話してみるのもいいですよ。相手が興味を示してくれたら会話が盛り上がります。

専門性などを求められない質問をすると相手も答えやすい

人を巻き込んで会話をする

「話すことがない」と悩むときは、全部自分でその場を取り仕切らないといけないと考えるのを止めてみましょう。

誰か知り合いがいたら、その人に間に入ってもらったり、初対面の人との会話で盛り上がらない場合は、何人かのグループのところに入れば、1対1の時の会話量よりも話す時間が少なくなります。

そして、人数が多ければそれだけ話題が増えたり、その中で共通の話ができる人が見つかりやすいのも「話すこと」に集中しなくてはいけない状況を回避できますよ。

ゆか

相手との「話題を見つけないと」「何か質問しないと」「沈黙を避けないと」と考える時間が少なくなることで冷静になれる場合もあります

また、仕事などでどうしても「会話が苦手」な場合は、最初だけ話が上手な人に相手との中を取り持ってもらうなど、人の力を借りてみるのもオススメです。

自分だけで1から関係を作るより、知っている人の力を借りると相手との距離が縮まりやすくなりますよ。

自分だけの力で「話すこと」を見つけるのではなく、周りの力も借りてみよう

会話が苦手な自分ごと受け入れてもらう

どうしても相手と「話すことがない」状態になってしまう場合、思い切ってその状況を相手に告白してみましょう。

会話のきっかけを見つけられない人は往々にして「真面目」「プレッシャーに感じている」などの場合が多いです。

それを伝える場合は、「あなたと話すことがない」と言うのではなく、

「初対面の人と話すの緊張してしまう性格なんです」
「こういう時って何を話せばいいか考え過ぎちゃうことありますよね」

など自分の「できないところ」を暴露することで、相手が気を許してくれる場合もあります。誰かの秘密を打ち明けられると心を開いてしまうことってありますよね

それか、相手も同じようなタイプで肝でて萎え過ぎてしまう人は「私も同じなんです」と意外なところで共通点が見つかって話が盛り上がる、なんてことも考えられますよ。

自分を繕うよりも正直に話す方がいい場面もあります。

ゆか

自分の苦手を正直に話してみるのもアリ

相手を楽しませることよりも自分が楽しむことに集中する

「話すことがない」と会話に苦手意識を持っている人は、相手に楽しい時間を過ごして欲しい・相手に嫌われたくないなど、自分のことよりも相手のことを考えている場合が多いです。

ゆか

ちょっと小心者なところもありますが、根が優しい人ということですよね

・相手との沈黙に耐えられない
・相手に嫌われたくない
・相手がどう思っているか気になる

と相手からの目線ばかり肝でて萎えるのではなく、まず「自分が楽しむこと」を大切にしてみてください。

自分が目の前の人との時間を楽しむことに集中した方が、自分のことなので「相手」に気を使うよりも楽です。そして、何より相手からしてみたら「自分に気を使い過ぎている人」よりも「自分と一緒の時間を楽しんでいる人」の方がい一緒にいて楽しいですよね。

それなので「相手」を一番に考えるのではなく「自分」が楽しむことを考えてみてください。もちろんその時に「自分だけが楽しければいい」という考え方はNGですよ。

まず自分が相手との時間をどう楽しむかを考えよう

まとめ

相手と話すことがないと感じている方は、会話そのものをハードルの高いものとみなしてしまい、自分で苦手意識を持ってしまっている可能性があります。

会話は目の前の人とただ話して時間を潰すだけのものではなく、最低限のマナーと相手への気遣い、自分が会話を楽しむ心を持ってさえすればそれでよいのです。巧みな話術や面白さも必要ありませんよ。

考えすぎたり知識だけを増やすのではなく、まずは自分がどう楽しく過ごすか試すところからスタートしてみてください。

あなたが今よりももっと会話を楽しめますように。

都会から飛び出た人

ゆか

大学卒業後、20代はEC運営会社でプランナーとWEBマーケティングを担当しました。 もともと「独立したい」という想いを持っていたことから、4年前に副業としてライターの仕事も開始。1〜2年経った頃にライターの知り合いから声をかけてもらい、会社を退社。 現在はフリーランスライターとして活動し、500本以上の執筆を担当しています。 独立した経験や趣味(友人との旅行やカフェ巡り)をテーマに、ALIVEで発信していきたいと思います♪

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