コラム

現代哲学って知ってる?「抽象と具体」を知ると世界がわかる

今日は過去の自分をディスります。

こいけん

こんにちは、こいけんです。

今日は、ブラックこいけんでいこうと思いますので、普段の「優しいこいけんが好き♡」っていう人は、読まない方がいいと思います。

なんかこのコラムは自由に書いていいらしいので、いつものFacebookでもメルマガでも書けない、きっつい内容を書いてみようかなーと思ってます。

こいけん

先に言っておきますけど、ちょっと難しいです。

私たちって、どうしても分かりやすくて、具体的で、すぐに結果が出やすい低レベルなことに価値を置いてしまうけれど、本当に本質的で長期的に結果が出るものって抽象度が高くて分かりずらい

ただ、この分かりづらさがあるから、世界の上の人たちは民たちを支配できます。

何も考えずに、短期的に分かりやすい具体に飛びつく愚民を、好きなだけ操れるわけです。

ということで、あなたには愚民になってほしくないので、このコラム書きます。

哲学ってなーに?

うちは、今「哲学」にハマっています。

はー?哲学??

ソクラテスとかカントとかニーチェとか?

「人間の存在とは何か?」ってやつ?
「時間とか場所とは一体何か?」とか、、
ろうそくの火は消えた後どこに行くのか?

みたいな哲学的なこと??

それも一つですが、うちが今ハマっているのは

こいけん

「現代哲学」そして「分析哲学」です

哲学なんて何の役に立つの?てか、哲学って美味しいの??

と、そんなレベルの低いあなたに、哲学のなんたるやを、叩き込んでみようと思います。

そもそも、2500年に及ぶ人類の知恵の集積ともいえる学問が「哲学」です

考えることを突き詰める唯一の学問が「哲学」です

世の中って、さまざまな価値観、さまざまな捉え方があるから、何が正解なのかなかなかわからないですよね?

情報弱者は特に、成功者が書いたハウツー本を読んで、成功を目指す傾向があるんですが(過去のこいけん)でもね、いろいろな社会的な経験を積むうちに、次第にそういうハウツー本だけじゃ解決できないということが徐々にわかってきます。

社会経験を重ねるほど、自分で考えなければならないという必要性を感じてくるし、経験値が上がってくると、必然的に考えにも深みが出てきます。

特に経営者の人たち、レベルが上がった人たちは、考える必要性を実感しているんじゃないでしょうか?

こいけん

そんなときこそ、哲学の出番なんです。

ちなみに、ビジネスとか人生に使えんの?と思うかもしれませんが、欧米のビジネス界はもちろん、大手の日本企業でも「哲学コンサル」を導入し始めたりしています。

イノベーションの創出、AIが出てきて、結果的に生じた「新しい難問」に取り組むには、哲学が長年かけて培ってきた、思考スキルと問への答えがめっちゃ役に立つんです。

哲学っていう言葉を聞いちゃうと、なんか難しいんじゃないか?とか(実際難しいですw)
堅苦しいんじゃないか?と思ってしまうかもしれませんが、これ本当に使えます。

Googleさん、アップルさんも近年著名な哲学者たちを「顧問哲学者」として迎え入れたり、新規雇用も哲学を専攻していた学生を優位的に取り始めているんです。

米国の専攻別の学位取得者の年収調査で、哲学は、新卒時からミドルキャリアまでの年収中央値の伸び率が103.5%と50専攻中、数学と並んでトップ(平均値は69.2%)

フランスの現大統領、エマニュエル・マクロンさんは、哲学の専攻者です。

フランスの大学入学資格試験「バカロレア」は、文系理系ともに哲学が必須科目になっているし、オックスフォード大学の看板学部PPEは哲学、政治学、経済学の英語の頭文字です。

なぜ今、哲学がこんなに重要視されるか?

その理由は、哲学の修得が、あらゆる学問の“ベース”をつくると同時に、ビジネスや人間関係をはじめ答えのない課題に立ち向かう“スキル”を身に付けることができるからなんです。

さらに、人工知能化の世の中では、哲学的な思考ができることが人間の強みになるんです。

うちは、世界はどうやってできているのか?人間はなんのために生きているの?などの本質を突き詰めつつ、世界を知るには、哲学を学べばいい!そう結論づけたので哲学を学び始めました

今、世の中にはびこっている、心理学やカウンセリングやコーチング。マーケティングも引き寄せの法則も、成功哲学も、すべてはその元をたどると「現代哲学」が上流にあるんだってことが見えてきます。

例えば心理学は、1879年にヴィルヘルム・ヴントが初の心理学的研究を専門とする研究室をライプツィヒに創立したことに始まるんですが、「こういう場合にはこうなる」っていう実証を積み重ねて、いくつかのパターンを出したものを「すべての人に応用できる学問」かのように見せていますが、残念ながらそれがあいまいなパターンがたくさん見つかっています。

ちなみに、科学哲学の世界では、反証可能性といって、それが「間違っていることを証明することができないものは科学とはいえない」とされているので、つまり心理学は科学的ではないってこと。

ニュートン力学は、アインシュタインの相対性理論によってその否定が行われ、結果的に「使える科学」に昇華したわけです。

マーケティングも、コーチングもしかり。成功哲学なんて、まあひどいもので、調べれば調べるほど適当な実証を100%使えるものとしている、ウソの塊みたいなものでした。

でね、マーケティングも成功哲学も、心理学も今は、みんな「具体的なやり方ばっかり」に偏ってしまっているから、ある一部の人には有効なんですけど、ほとんどの人には使えない、そして結果のでない廃れたノウハウになってしまってきています。

人の感情を煽って、動かしてやろうとか、もうメタのレベルが低すぎて反吐が出ます。

具体的で分かりやすく、短期的なものに飛びつく人のことを「情報弱者」と言います。

ひ、ひどいわ・・・

今思えば、短期的に結果の出やすい、低レベルのマーケティングやノウハウを、うちは自分の起業塾で教えてしまっていたわけです・・

過去を振り返ってみて、なんで成功する人と成功しない人がいるのか?自分には理解できなかったけれど、一言でいうならば、「うちのレベルが低すぎただけ」でした。

こいけん

もう、昔の自分のこと、ぶっ飛ばしたい。

今は、かなり勉強しまくって、まずは小さいところから実験的に、哲学を応用した抽象度ライティングを開発したり、メタ認知セールスを作り込んだり、圧倒的なゴール達成技術を開発していて、ようやく「みんなが結果を出せつつ、みんな自身がリーダーとして成長できる教え」が完成しつつあります。

すべては、自分が上の抽象度、メタ認知ポジションから、人を上のレベルに引き上げてあげるリーダーとしての覚悟が足りてませんでした。

こいけん

ホントごめんなさい!!

で、戻るんですけど、ガチでね、月に50万円稼げますとか、これをやれば100万円稼げますとかっていうノウハウは、めっちゃ具体的で抽象度が低い「ただの小手先のノウハウ」でしかありません

そういうのを売ってる奴らもチンカスみたいなもんです。

本来商売って、江戸商人の「在り方」が本当にすばらしく抽象度が高かったですよね。

こいけん

丁稚奉公って、師匠の「在り方」を学ぶわけ

なのに、いつの間にか「商売のやり方」にばっかり目を向けるようになって、具体的な手法とかマーケティングに価値を置き始めたのが、本質からズレた要因です。

例えば「粋」ってちょっとかっこいい概念があると思いますが、昔はお金のやり取り一つでも、酉の市で商売繁盛の熊手を買うときには、「一度値切って、値切る前の金額になるように、ご祝儀を出す」というとても粋な風習がありました。

これが、今では自分が自分の儲けが、自分の収入が・・ってことばかりを考えて、相手を「どう動かすか?」なんてことに必死になってフォーカスを当ててしまっている。

このマーケティングのレベルの低さ。

でね、本質を言うと、哲学の概念を学んで「この世は言葉でできている」ことを理解して、抽象度をあげて、上のメタ認知ポジションから人をちゃんと導いてあげることができたら、商売も人生もうまくいくことの方が、必然なんですよ。

ただ、今の学問のレベル、マーケティングやスキル重視の世の中にしてしまったのは、使う側にも提供する側にも問題があって、めちゃくちゃIQが下がりまくっているから、分かりやすくて、すぐに使えて、短期的に結果が出るものに、飛びつきすぎなんです

こいけん

モンキーマインド、もはやチンパンジーレベル。ていうかもはや猿!

もちろん、提供する側にも超問題があって、あたかも誰でもカンタンに結果が出るような勘違いをさせる売り方をするもんだから、みんなが騙されちゃうんですよね。

感情を動かせば売れる、的な。

アン○ニー・○ビンズとか、もうひどすぎの局地。

そういううちもこれまで数回受けたけど、あんなん確実に、数日経ったら元に戻るし、意味ないから。

で、ただの悪口で終わってしまったら「で、こいけんのいう哲学のすごさって何なん?」が伝わらないと思いますので、ちょっとだけ哲学のこと、お伝えしたいと思います。

抽象と具体について

哲学の中でも使える、「抽象と具体」について。

この世の中は「言葉」でできています

はじめに言葉ありき。なんつって、聖書も言ってますよね。

すべては言葉でできていて、その言葉と抽象度を支配するものが、世界を制するとまで言われる。(これ、本当におおげさではないです。抽象の秘密がわかると、錬金術の秘密もわかります)

人間は、言葉が存在するから思考が進化できたし、抽象という概念があったから、コミュニケーションや人間そのものに進化があったんです。

こいけん

犬って言葉がなかったら、あれが目の前に来たら怖いだけw

抽象度には、段階があり、これをマスターすると人生が一気に展開します。

レベルズオブアブストラクション Levels of Abstraction

具体、の特徴としては
・短期的
・すぐに行動可能
・解釈の自由度が小さい
・適用範囲が狭い
・結果の是非の判断がカンタン
・感情に訴える(臨場感高い)
抽象の特徴は
・長期的
・行動への翻訳が必要
・解釈の自由度が大きい
・適用範囲が広い
・結果の是非の判断が難しい
・感情に訴えない(臨場感低い)
・下を包括する

ちょっと表で分かりやすく。

どういうことかっていうと、犬っていう言葉(抽象)があって、細かい特徴を捉えた一つずつの種類の犬種がありますよね。チワワとか、トイプードルとか、柴犬とかパグとか。こっちが具体。

でも、この犬っていう言葉がなかったとしたら、コミュニケーションがめちゃくちゃ大変なのって分かりますか??

すべての犬の名前と特徴を全部覚えないと、コミュニケーションがままならない。

ちなみに、抽象度が低いってことは具体度が高い、つまり臨場感を感じ、そこに感情がつきやすいです。

抽象度が低い=具体的で臨場感がある(感覚がつきやすい)

「日本」って言われてもふわっとしてて臨場感がないけど、「あなたの家」と言われたらめちゃくちゃ具体的でいろんな情報が満載ですよね?

トイプードルが好きな人は、そこに具体性を感じて、臨場感を感じるから感情が出る。
でも、トイプードルは哺乳類だけど、哺乳類が好き!と抽象的なことを言われてもそんなに感情は出てこない。

で、抽象度が上の概念って、下の概念を包括するから価値は高いんですが、情報量は少ないから軽いし、感情はそこまで大きく出ないわけです。

トイプードルじゃなきゃ嫌だ!という人と、抽象度を生物まであげて、逆に抽象度を下げていったら、トイプーでもたんぽぽでも一緒なので、「どっちでもいい」。

このどっちでもいい、が取れるようになると、好きなだけ抽象度を上げることができるし、その結果、逆の具体も全部取れるようになるってことなんです(難しいよね、うん)

抽象度が高い=臨場感が低いが軽くて自由度高い

抽象度が低くなればなるほど、具体的になって情報量が多くて、感情が乗り重いし、上にたくさんの情報が乗っているので重い。

上の抽象度を持っている人は、世界を広く見ることができるから、問題解決能力も人を導く力も、上からの視点で物事をみて解決することができます。

アインシュタインが言ってますよね。

「Problems cannot be solved by the same level of thinking that created them.」

問題を作った時と同じレベルでは解決できない って。

例えば、いますぐお金を返さなければならない状況があって、どうしよう・・という狭い低い抽象度だと、すぐに返すことにしか目がいかない。

でも、抽象度が上がると、他の人から借りて一旦返すとか、半分返して半分待ってもらうとか、いろんなアイデアが出るようになっていきます。

何かを理解するときには、この抽象度を上げる必要があります。

抽象度が低いレベルの低い人には、抽象度の高い人の意見は価値がないように見えます。
さらに、抽象度が高い表現は得体の知れない言葉に聞こえてしまうかもしれません。

旦那がDVでしょうもなくて・・と悩んでいたときに、友人が、

「男なんて他にいるんだから、他を選べば?」

と言ってきたが、抽象度が低い奥さんには理解できない。

でも、この友人もまだ抽象度が低いです。
これがDVのことが分かってくると、「DVから抜け出させる方法」も分かってきます。

DVは一種のホルモン中毒です。旦那が暴力を振るった後にちょっと優しい言葉をかけた時に、とんでもなく気持ちのいいホルモンが出る。これに無意識に中毒してしまってるだけ。

なので、ここから抜け出させてあげるためには、こいけんが奥さんに、ひどい暴言を吐きまくって、その後に優しい言葉をかけてあげる。するとホルモンが出るから、旦那よりもこいけんの方が気持ちいい(変な意味じゃないよw)・・と無意識になれば、旦那の中毒から抜け出させてあげられるわけ。

一般的に新入社員は抽象度が低く、社長は抽象度が高い。だから、社長の方が問題解決能力が高い。

もちろん、こいけんよりも、ビルゲイツの方が抽象度が高い(視点が高い)わけです。

で、これだけ言われても何が何だか分からないと思うので、ちょっと例を挙げます。

ちょっと問題ですが、

◆どれが最も志が高いでしょう?
◆どれが実行可能性が高いですか?

1:世界中の人を平和にしたい
2:日本の子供たちに勉強の楽しさを教えたい
3:科学を楽しく学べるスマホアプリを作りたい
4:毎週土曜日にプログラミング教室に半年通って資格を取りたい

志の順位は1、2、3、4の順番ですね。

逆に実行の可能性が高いのは4、3、2、1、です。

で、抽象度が高い1を、現実に落とし込んで使える目標にするためには、この1〜4をつなげた目標設定をすればいいわけです。

この順番は「抽象度の違い」によるものです。抽象度が高い目標ほど一般性が高いので範囲が広く「志が高く見えます」逆に抽象度が低い(具体的)な方が現実的になるってこと。

こいけん

理想は、「抽象」と「具体」を行ったり来たりできること

具体レベルと抽象レベルを階層化させて「つながった目標」になっていると、理想的なんです。

例「私は、将来世界中の人々を幸せにすることに貢献したい!それを実現する分野として教育を選んで、まずは日本の子供に勉強の楽しさを教えたい。その具体化の一歩として、科学のスマホアプリをつくる。そのために、来週から毎週土曜日にプログラミング教室に通って半年で資格を取ることから始める!」

ね、抽象と具体を往復することで、めちゃくちゃ大きな志と「今やるべきこと」がつながりますよね。

抽象度が上がっていくと、そこから抽象度が低い方へ降りることもできるので、奇跡とも思えることがあっさりと起きるようになっています。

月収30万円と月収1000万円は、平行に見ると同列に見える(同じ世界に住んでいるように見える)けれど、そこに行くためには一旦、抽象度の階段を上がって、降りて向こう側に行かなければ行けません。

でも、この概念が分かっていれば、なるほど、会社経営とオーナーになる方法を知れば、抽象度が上がって、1000万円にも届くのか!と分かるわけです。

これは、抽象度を理解さえしてしまって、ちょっとの工夫をすればあっさりたどり着く場所。

だけどとても距離のあることだから、これが叶ったら「奇跡きた!」と思えるわけです。

この辺の奇跡を起こす力は、本当にすんごい秘密なので、またいつか。

で、抽象度って一体何に使えるの?

はい、この辺のことを理解力のないあなたにも分かりやすいように、説明します。

例えば、世の中のすごい人たちってめっちゃ抽象度が高いです(なんて抽象的な表現w)

そして、この抽象と具体を使うと、問題解決が容易になるし、人の心を動かすことができます

例えば、ソフトバンクの孫さんは、上手にこの抽象と具体を使って、人の心をつかんでいます。

私は、この会社を、お豆腐を数えるように、一丁、二丁(1兆円、2兆円)と数える会社にして、新しいテクノロジーで世界を変える!

と、抽象度の高いことを言った後に、「で、これを形にするために、まず今期の経営計画がこうなっていて、こんな感じで」と、具体に落とします。

孫さんは抽象と具体を交差させることで、一般の人にも夢として抽象度が高い夢を届けつつ、投資家たちには信頼できる具体的な数字を示し、たくさんの人を騙してきた立派な詐欺師なわけです。

あ、ちなみに、哲学の世界では抽象が上がると、善と悪も同列だし、善人と詐欺師も同じです。

正義の味方である、仮面ライダーなんて、ショッカーがいないと成り立たないし、ショッカーにしてみたら、自分たちこそが正義なわけですよね?

元に戻りますが、

こいけん

抽象と具体を交差させると「伝える力、人を動かす力」が高まる!

ってなわけですな。

また、人がモノやコトを認識する2大要素は言葉と感覚です。その特徴は・・

言葉は弱いけれど、長続きする
感覚は強いけれど、短い(ホラー映画観終わったらすぐ元に戻るのと一緒)

だから、自己啓発とか成功哲学の人たちはその場の感情を盛り上げ、その場で高額な商品やサービスを売りつけるという、低俗なことをしています。(家に帰られると冷静になって購入されない)

でね、これも人を本質的に変えてあげたければ、伝わりやすさを重視するために「言葉」と「感覚」を交差させることで、うまく伝わるんです。

ということは「コピーライティング」にも「セールス」にも使えますよね

抽象と具体を混ぜたり、言葉と感覚を混ぜることで臨場感を操り、人の心すら変えることができる。

そして、抽象度をあげてメタ認知のポジションから話をすれば、人のことを影響させることもできるし、一時的な感情だけではなく、他人を上のステージに人を連れていくことができるので、結果的にあなた自身も圧倒的なレベルになることができてしまいます。

この辺の抽象と具体の手法を使うと、すごいレベルアップができます。

ゆくゆくは、抽象度ライティングと、メタ認知セールス、そして抽象度を使ったビジネス構築や人間関係構築などを、これからコンテンツとしてまとめていきますのでお楽しみに(^^)

ちなみに、「人間は考える葦である」と言った数学者であり哲学者のパスカルさんは、友人への手紙の中でこんなことを言っています。

手紙の最後に、「今日は時間がなかったために、このように長い手紙になってしまったことをお許しください」と書きました。

意味わかりますか?

時間がなかったから、文章が長くなったんです。

これは「具体の世界のみ」に生きる人には理解できない言葉ではないでしょうか?
どこまで「単純化」することができるか、これが抽象の世界のすべてだからです。

哲学の問題に答えはない。でも、すべて解決できる。

ちょっと余談ですが、ろうそくの火は消えたらどこにいくのか?という哲学的問題も、哲学を持ってすれば解決できてしまいます。

実は、答えがないんです。それどころか、問題ですらないんです。笑

なぜなら『言葉のルールに違反している』から。

だって、火は消えたらどこか別の場所に行くわけじゃなくて、消滅するものですよね?

だから『消えたらどこに行く』って質問自体、意味がないんです。

ということはですよ?
◆なんのために生きるのか?とか
◆自由とは何か?

みたいな哲学的な問題は、全て『問題がまちがっている』という形で、解決することができる可能性もあるってことです。

うーむ、ますます難解。笑

あいまいなるものを説明するに、一層あいまいなるものを持て ニーチェ

ここまでが、抽象度の概念、です。

現状維持する機能であるホメオスタシスの移動が自由になるためには、この抽象度が高ければ高いほど、遠くにいけるので奇跡はカンタンに起こせるようになっています。

だから、より多くを知っていて、より多くの可能性があるのが「上の方」

で、抽象度が高いことがとっても重要になるわけです。

おすすめ本2冊

【ビジネス書大賞2020 特別賞受賞作】哲学と宗教全史
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人類、世界ができあがった歴史から、哲学や宗教ができた流れ、どうやって暦ができたか?や思想がどう変化していったのか?などいろんな謎が解明できてしまう、超名著中の名著です。

具体と抽象 細谷功
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抽象度のことが分かりやすく理解できる入門本。
知性の仕組みがわかります。

ぜひ、思考の幅を広げて、IQを上げるためにも、哲学を学んでみましょう。

こいけん

収入が上がるし、問題が解決できるし、売れるようになりますよ(^^)

では!

ビールを飲む人

こいけん

大手住宅メーカーの営業マンから、まったく関係のない「サプライズ」で起業。その後、数々の会社を立ち上げる中で、どうしたら「時間的自由」と「経済的自由」そして「好きなことをする」ことを一緒に実現できるのかを試行錯誤してきました。 現在は大好きなことを仕事にできる人を増やすべく、コンサルティングや起業塾を運営。 ビールとおっぱいをこよなく愛する、自由人です。稼げるビジネスモデルをつくるのが趣味です。オーナー会社含め9社の創業者。

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