「自分らしくなりたい」でも果たして自分らしさって何なのか、本当の自分ってどんなんだろう?そんな疑問を誰もが1度は自分に問いかけたことがきっとありますよね。
とは言え、その答えがなんなのか、どうしたら自分らしくなれるのか、いまいち分からない人も多いのではないでしょうか。
多くの人が悩んでいるからこそ「自己啓発」の本を読んだり、セミナーに参加してみたり、「自分探しの旅」などに出て、「本当の私ってどんな人間?」と自分探しをしている人が多いんだと感じます。
自分がどうしたらいいか分からなくなって本当に辛い・・・。そんな思いしていませんか。
かく言う私も「自分らしさって何だろう?」と考えて、考えて、考えて・・・自分が分からなくなってしまった経験があります。自分ってどんな人間?と知りたくて時間をつかっているのに、どんどん分からなくなっていって・・・。
このままでは、すごくモヤモヤした状態のまま自分探しを続けることになってしまう!そう考えてここ数年色々試してみました。
今回は、「自分探し」が分からなくなってしまう原因と、私が試して効果のあった自分探しの方法21こを紹介させていただきます。きっとあなたも自分のままでOKと心から思えますよ!
目次
- 1 自分らしさってなんだ?
- 2 自分探しをしてしまう時ってどんな瞬間?~何に自分らしさを求める?~
- 3 自分探しって答えがあるのか?
- 4 自分探しをするための手段~21の方法~
- 4.1 方法・1:自分探しの旅
- 4.2 方法・2:自分探しのために本を読む
- 4.3 方法・3:周りに聞く
- 4.4 方法・4:どんな自分が好きか?
- 4.5 方法・5:そのままの自分でOK、比べない
- 4.6 方法・6:大勢の中に飛び込んでみる、知らない人の中に行く
- 4.7 方法・7:気になっていたことにチャレンジしてみる
- 4.8 方法・8:相手に染まってみる
- 4.9 方法・9:憧れの人の真似をしてみる
- 4.10 方法・10:何もしない時間をつくる
- 4.11 方法・11:1人の時間をつくる
- 4.12 方法・12:新しい環境に身を置いてみる
- 4.13 方法・13:自分の話をひたすらしてみる
- 4.14 方法・14:子供の時の自分を思い出す
- 4.15 方法・15:続けてきたことを振り返る
- 4.16 方法・16:お金をかけてきたもの
- 4.17 方法・17:やりたくないことを考えてみる
- 4.18 方法・18:体を動かしてみる
- 4.19 方法・19:相手と話し合ってみる
- 4.20 方法・20:続けてみる
- 4.21 方法・21:急がない
- 5 自分探しで見えてきたもの
自分らしさってなんだ?
「自分らしさ」という言葉は凄く曖昧で、辞書を調べてもハッキリこれだ!というものは載っていませんでした。
ただ、人間は多くの人と関わりながら、色んな顔(自分)をもって生きています。
・好きな人といる自分
・仕事での自分
・仲のいい人といる自分
・少し苦手な人といる自分
などなど・・・。
振り返ってみるとみんな色んな「自分」をもっているのではないでしょうか。全部同じ顔でないかも知れませんが、どれも自分であることには変わりません。
友達と話している時、「○○さんって△△なところあるよね。」と自分で認識していなかったクセや性格を言われて、そんな面があるのか・・・と気付かされることもあったり。
考えてみると、どうも自分らしさには「自分が思う自分らしさ」と「人から見た自分らしさ」にも違いがありそうです。
ただ多くの人が感じる、「自分が思う自分らしさ」は、
その環境にいる自分が
「ありのままの自分でいられた」
そして
「その状況に自分がある程度満足できている」
ことが大切で、
人から見た自分らしさとしては、
人によって他者からの認識を求める度合いが違いますが、「ありのままの自分を大切な人に受け入れられた」
と感じると言えます。
色んな場面で「自分らしさ」があるけど、周りがどんなに「いいね」と言ってくれても、自分が「私らしく自然体でいられてる・現状に満足できてる」と思わないと、自分探しは終わらないかも知れませんよね。
自分探しをしてしまう時ってどんな瞬間?~何に自分らしさを求める?~
そもそも、自分探しってどんな時に考えてしまうものなのでしょうか。
「自分探し」は置かれてる環境に違和感を覚えたり、自分らしくないと感じてしまうことで、このままの自分で良いのかな?どうしたら私らしくいられるのかな?と不安になるから起きてしまいます。
今もし、「自分探し」真っ最中の方は、今自分が何について自分探しをしているのか、何を問題として悩んでいるのか、知ることが自分探しの近道になりますよ。
例えば
・このままこの仕事続けて良いのかな?
・もっと自分にあったことないのかな?
・私には何が向いてるの?
・この人と付き合ってて良いのかな?
・この人と人生歩んでいけるかな?
・自分に合う人っているのかな?
・相手に気を使いすぎていないかな?
・何のために生きてるのかな?
・私の特技ってなに?
・何でも打ち明けられる友達がほしい。
・誰かの役に立ててるのかな。
・このまま生きていていいのかな?
などなど
問題を整理することで、自分の中で何に対して自分探しをしているのか分かりますよ。
それぞれの悩みを繋げてしまい、肥大化させている可能性もあるので、何に自分探しをしているのかしっかり考えてみると良いですよ。
自分探しって答えがあるのか?
悩みが少しでも分かったこところで、自分探しの答えはあるのでしょうか。
どうも周りの人の話と、私の経験、人生の先輩の話を総合すると、残念ながら
答えはなさそう・・・です。
それは、一回自分の中で納得できても、その答えはずっと続かない可能性が高いことが原因。生きている限り周りの環境も変わるし、自分自身も変わってくるので、その度「自分らしさ」に悩んでしまうかもしれません。
「自分探し」とまではいかなくても、何かしら悩んでしまう時は訪れることを当たり前に思っておくと、少し気持ちが軽くなりますよ。
それと、「自分探し」で悩んでいる状況を悪いもの・良くない状態などマイナスにとらえていませんか。
悩むということは、「より良くなりたい」「もっと自分ならできるはずだ」という自分に期待する心の現れで、自分の変革期や成長期でもあるのです。
自分探しをまとめると
・自分探しに答えはない
・悩むことはあるけど、どれも自分
・自分探しは自分自身の成長
と言えそう
ステップ次の章で「自分探しをしてる時」に試して効果のあった方法をご紹介します。
自分探しをするための手段~21の方法~
「自分探し」がマイナスなだけでないことが分かってきたけど、やっぱり、悩まなくて良いなら悩みたくないですよね。
ここからは、自分探しに苦しんでいた時代に私が試して効果のあった方法をご紹介させて頂きます。
方法・1:自分探しの旅
今いる状況から、一旦離れて自分を見つめなおしたいと思っている人にはオススメです。できれば1人で行くと良いですよ。
「できないと思っていたけど、こんなことが1人でもできた」という発見は自信になるし、1人で行動していると必然的に誰かと会話しなければいけない状況になるので、誰かと話している中で、ふっと「私ってこんなことできるんだ」「これをライフワークの一環にしたいな」と感じる瞬間がある知れません。
ただ、現実逃避のための旅だと、旅に出た自分に満足して終わってしまうこともあるので、それだと得るものが少ないのでオススメできません。
方法・2:自分探しのために本を読む
本には人生の先人たちの研究したことや学んだことが書かれています。何か目標やかかれているので、新しい考えやものの見方を学ぶことができますよ。
何かヒントが見つかったらラッキーという少し軽い気持ちで読んだ方が、客観的に本の内容と自分を見ることができました。読みすぎて自分が益々分からなくなってしまわないよう、読む量はじぶんの心と相談するのがオススメです。
方法・3:周りに聞く
自分のことは意外に自分が一番見えなかったりします。
「私ってどんな人間?」「何をしている時に輝いている?」「得意なことって何だと思う?」など、周りに聞いてみると、自分では当り前だと思っていて気づけなかった自分が見えてくることがありますよ。
方法・4:どんな自分が好きか?
何をしている時の自分が一番好きですか?楽しいでしょうか?
夢中でできることがあるなら、その時の自分は何も飾っていない瞬間なので、一番自分の素が出ていると言えます。その時こそ自分らしくいられる瞬間なので、その時間を大切にして下さいね。
もし、好きなことがあるならその時間を日常的に多くとってみるのもいいかも知れません。
無心になれる・集中できる時間は考え過ぎることから離れられると、次に何かするときと頭がスッキリ整理されてる、何てこともありますよ。
方法・5:そのままの自分でOK、比べない
誰かと比べて「自分なんて・・・」となっていないでしょうか。
人は人、自分は自分です。なかなか割り切るのは難しい時もありますが、人と比べても自分探しから遠ざかってしまう可能性が高いですよ。
まずは、良いところも悪いところも認めて、ありのままの自分で良いんだ!と思ってみましょう。
自分が「嫌だな~」って思ってるところが意外にチャームポイントだったり、友達からは羨ましく思われていることだってあります。ウィークポイントは裏を返せばチャームポイントにもなるので、良い方を見るように心がけてみてください。
方法・6:大勢の中に飛び込んでみる、知らない人の中に行く
1人で考えていても、なかなか自分探しができないことってないでしょうか。
そんなときは、大勢の中に身を置いてみると、「あっ、私ってこういう風に振る舞うんだな~」とか「この人と話していると楽しい、何でかな?」と今までとは違う視点でものが考えられるチャンスになります。
または、やっぱり今いる友人を大切にしよう、と今周りの環境に感謝できるかも知れません。
方法・7:気になっていたことにチャレンジしてみる
今までやってみたかったけど出来ていないことにチャレンジしてみましょう。やってみないと自分が楽しいと思うか、なんか違ったなぁ~と思うか分かりません。
実は、やってみたかったことの中に自分のライフプランを変えるものだってあるかも知れませんよ。
ぜひ、やってみたかったリストを作成してできることや、ワクワクするものから選んでみましょう。
方法・8:相手に染まってみる
案外自分のことって自分が一番分かっていなかったりします。
例えば、着るもで「私はこのスタイル」思っていたけど、センスのある人に勧められて着たら周りの反応が変わった!または、友人の服の雰囲気が変わって明るくなった、なんて経験ありませんか。服が変わったことで、自分に自信が付いた。なんて人もいます。
服だけでなく、相手が「これ良いと思うよ」と勧めてくれたものにチャレンジしてみると見えなかった・気付かなかった自分に出逢えるチャンスになります。「これ絶対に好きだと思うんだよね~」「これ試してみて」と言われたことは自分の視野を広げるキッカケですよ!
方法・9:憧れの人の真似をしてみる
憧れている人がいたら、その人のなりたい部分をマネしてみるのも1つですよ。「憧れている」というのは自分がそうなりたい、と思っている証拠です。
どんなところに憧れているのか、ステキだと思っているのか、まず考えてみましょう。
そして、マネをする時も、100%コピーするのでなく、憧れている部分を想像して「こんな時、この人ならどうするかな?」と行動することで、憧れていた人に近づきつつ、なりたい自分に近づきながら、自分のスタイルを見つけるられるようになるかも知れません。
方法・10:何もしない時間をつくる
「自分探し」をし過ぎてしまうと、色んなマイナスな点を結びつけてしまい、問題や悩みを肥大化させてしまっていることもあります。
または、考え過ぎて良く分からなくなっている、なんてことにもなっていませんか。
一旦、頭を空っぽにして、脳をリラックスさせてあげると、悩みや問題は意外とちっぽけで、すぐに解決できることもありますよ。
方法・11:1人の時間をつくる
たくさんの人といることで、自分がどうしたいか見えなくなることも多いです。自分を見つめるために、1人になる時間を作って「本当の自分はどうしたいんだろう?」と自分自身としっかり向き合う時間を作ることも大切ですよ。
好きな・憧れのホテルなどに1日缶詰になって、誰の目も気にせず好きな時間に好きなことをしてみるのもオススメです。快適な空間に居れることで、普段気付けない自分と出逢えたりもします。
方法・12:新しい環境に身を置いてみる
いつも同じ状況や環境にいると、同じメンバーや環境からしか影響を受けません。自分の気持ちが落ち着いているときは、それでも良いですが、違う自分を発見する・見つめ直すには、いつもと違う環境に自分を置いてみるのも1つの方法です。
新しい環境に身を置くことで、いつもいる環境に対して新たな目線でものが見れるので良い機会ににりますよ。
方法・13:自分の話をひたすらしてみる
自分がどうしたいか、自分との対話だけだと気付けないことも多いです。誰かと話すことで、頭が整理されて、思いがけない答えが見えることもあります。
聞いてもらう相手は、話しやすい人や聞き上手な人や、否定的な発言をしない人が良いですよ。
方法・14:子供の時の自分を思い出す
小さい頃を思い出してみると、今よりずっと自分の欲求に素直だったはずですよね。
子供のころ好きだったことや、熱中していたことの中には、大人になる段階で諦めてしまったり、周りの目を気にして続けるのを止めてしまったことがあるのではないでしょうか。
実はその中に自分が熱中できるものや自己表現できるものがあったりするかも知れません。
また、自分の記憶を頼りにするだけでなく、親や学生時代の友だちにも聞いてると意外な一面が見えるかも知れませんよ。
方法・15:続けてきたことを振り返る
何に時間をかけてきましたか?続けてきたり、時間をかけてきたことは、好きだから続けていることや、自分の当り前になっていることが多いはず。
その当たり前に自分に身に付いていることに気付き、できることに目を向けるのも方法です。
「こんなのみんなできるよ」と思っていることが、実は周りにとても感謝されていて、それをできることが自分らしさを見つけるキッカケだったりもしますよ。
方法・16:お金をかけてきたもの
今まで一番何にお金を使ってきましたか。趣味でしょうか、それとも何かの勉強でしょうか。
きっと何かを得るためにお金を注ぎ込んできたことって、それが好きだから対応してきたはずです。そのものでも良いですし、「何かを調べることが好き」「体を動かすことが好き」「自分を磨き上げることが好き」など理由があったらそれも分かると、他のことにも生かせるかも知れませんよ。
方法・17:やりたくないことを考えてみる
やりたくないことを書き出してみるのもオススメです。リストに出てきたことはできるだけしないようにする。対応することがシンプルになれば、自分も見えてくるかも知れないですよ。
自分がやりたくない事を周囲の人みんなやりたくないわけではありません。実は得意な人もいるので任せてみるのもいいですよ。
また、やらないことを決めることで、やるべきこと・やりたいことに力を注げます。
方法・18:体を動かしてみる
色々考えすぎてしまうのことありませんか。考えすぎてしまうときは、体を動かすのも1つの手です。誰かと一緒にスポーツをしても良いし、近所を少し散歩してもOK。
ストレッチや軽い運動は、体力をつける事にもつながります。また、体を動かすことで、他のことに集中し気持ちを切り替えるので、マイナスなことを考える時間が減って、気持ちが軽くなることだってありますよ。
方法・19:相手と話し合ってみる
目標などずれてしまったら、パートナーや一緒に仕事をしている人がいる場合ゴールが変わってきてしまうので、そのときは相手と自分にとってなにが良いかな?と話し合ってみると良いですよ。
意見の違いで摩擦が起こるのを嫌がる人もいますが、相手にとって自分にとってwin-winになる「話合い」をする決めれば、いい方向に生きますよ。
方法・20:続けてみる
「これは自分の好きなことじゃない」、「得意なことじゃない」、「自分を活かせない」と思ってはじめから対応しない・諦めていることってありませんか。誰でも始めはうまくいかないですし、得意なことなんてありません。
元々自分が持っている素質とかけ離れていると辛いかも知れませんが、努力次第で、自分の強みに変わり、人生を助けてくれるスキルになることだってあります。
なんでも、すぐに「いいや」と思って諦めてしまうのではなく、「もう少し対応してみよう」と考えを変えてみることで、新しい自分に出逢えるかも知れませんよ。
方法・21:急がない
「自分には○○がない」など無いことや、出来なことにフォーカスして焦っていませんか。気持ちが焦ってしまうと、視野が狭くなってしまって、大切なことに目を向けられなくなってしまうこともあります。
気持ちが焦ってしまったり、周りと比べてしまいそうな時ほど、マイペース。自分の心地いい時間の流れをつくるようにしてみてくださいね。
自分探しで見えてきたもの
色々方法を書いてきましたが、1つ言えることは、自分探しは結局、自分の中で「自分は自分で良いんだ!」と思えることだと言えます。つまり、本当は「ありのままの自分でOK」ということです。それをどうやって自分に認めさせるか・・・
自分のダメなところや、ちょっとズルいところを知っているからこそ、周りの人と比べて落ち込んでしまったり、余計にダメなところが見えてしまったりします。
でも、それも自分なので、そのままで良いんですよ。
今、自分は自分で良いんだ!と思っていても、もしかしたら、今のままずっと同じ環境で同じメンバーで、同じ状況が続くわけではないので、「私ってどんな人?」と自分探しをこれからもしてしまうかも知れませんが、決して「自分探し」が悪いことではなく、もっと自分を良くしたいと言う思いから起きてしまうことというのも知っておいて下さいね。
あなたは、そのまま自分のままで良いんです!そのことは絶対に覚えておいて下さいね。もし、迷ってしまうことがあっても、あなたが、自分のままで良いんだ~と毎日前向きに楽しく過ごせることを願ってます。
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