自分の能力を発揮して、どんどん夢を叶えている人を見ると、
と、羨ましく感じ、その人と自分を比べて落ち込んでしまうことってありますよね。
頭が良いわけでも、運動が得意なわけでもなく、これといった“才能”と言えるものが自分には全くないと思うと、「なんのために生きているんだろう…」と自分の人生に対しても希望が持てなくなってしまっている方もいるのではないでしょうか。
私も自分には何もないと思っていた時があるので、何も才能がないと感じてしまう時のつらさが良く分かります。
でも本当は、何も才能がない人なんていないのです。ただ、その才能に気づくことができなかっただけで、あなたにも才能は必ずあります。
そこで今回は、才能がないと悩んでしまう理由と、あなたの才能を見つける方法についてお伝えします。
自分の才能を見つけて自分に自信を持てるようになりたい!自分の人生をもっと楽しんで生きていきたい!という方、ぜひ読んでみてくださいね。
目次
そもそも才能とは何?
そもそも、“才能”とはどういうことを言うのでしょうか。
調べてみると、
とありました。
なんか、分かったような分からないような…
巧みに、生まれつきの、と言われてしまうと、何だかすごいことのように思えますが、
生まれつき:生まれながらにして備わっている能力・性質・容姿など(Weblio辞書)
という意味なので、才能とはその人の素質や生まれ持った能力と、物事を上手に進めていくことができる力である、と言えます。
すごく秀でたものでなくても、自分に1番合う方法を見つけて、物事を進めていけることも才能だと言えますね。
何も才能がないと悩んでしまう理由
才能という意味が分かったところで、何も才能がないと感じてしまう理由についてみていきましょう。
本当は人それぞれ持っているはずの“才能”が分からなくなってしまった原因について知ることで、「自分には何も才能がない…」と感じるようになった理由を理解できるようになり、自分を責めることもなくなっていきますよ。
人と比べてしまっている
例えできていること、うまくいっていること、他の人より簡単にできてしまうようなことがあったとしても、自分以上にそれを上手くできる人を見つけてしまうとその人と比べて
と思ってしまうことがあります。
どれだけ上手くいったとしても、上には上がいるため、「あの人と比べて私は上手くできない…」と感じてしまい、才能がないと思ってしまうようになります。
人と比べてしまうことって良くありますが、ただ自分で自分を落ち込ませてしまうだけですよね。自分よりも上手くやれている人がいても、その人はその人で、私にだってちゃんと才能はあるんだと認められると良いですね。
才能とは“特別なもの”だと思っている
才能とは特別なものだと思っていると、
と感じてしまい、自分には才能がないと思ってしまいます。
才能とは、何も特別にできているものでなくても良いのです。自分が当たり前のように簡単にできていることも才能の一つです。
当たり前にできてしまうが故にそれが自分では才能だと気づかなくて、何もないと感じてしまいますが、才能を“特別なもの”と定義するのをやめて、自分が当たり前にできていることはなんだろう?と視野を広げてみると、見つけやすくなっていきますよ。
物凄く秀でたものでないといけないと思っている
・陸上で全国大会に出場し、メダルをもらう
・コンクールに応募し、見事優勝した
など、胸を張って“実績”として言えるような突出したものでないと、才能とは言えないと自分の中で定義していると、
と思って、何も才能がないと悩んでしまう原因になります。
才能とは物凄く秀でたものと思うのをやめてみるだけで、自分の才能を見つけやすくなっていきますよ
何も才能がないと、“無い”にフォーカスしてしまっている
何も才能がないと、“無い”にフォーカスしてしまっていることも自分の能力に気づけなくなってしまう理由の1つになります。
脳には、意識を向けたものの情報を拾ってくるという性質があります。つまり、「自分には何もない…」と思っていると、
・私はこれができる!と胸張って言えるものがない
・何か挑戦してみてもいつも上手くいかない
・頭が良いわけでもない
・運動は苦手だ
と、その通り何もないと感じてしまうような情報を見つけてきてしまうのです。
人に言われてしまった経験がある
と誰かから言われてしまった経験があると、「私には何も才能がない」と感じるようになっていきます。
特に、親や先生といった自分の身近な存在にそんな風に言われてしまったらとても傷つきますよね。
そんな風に言ってきた人があなたの才能に気づけていなかっただけかもしれないのに、そして、やっていることやその方法がただ単にあなたに合わなかっただけかもしれないのに、人から言われてしまった一言で自分には才能がないと決めつけてしまうのはとてももったいないことです。
そして、あなたのことを認めてくれる人も必ずいます。
自分には何も才能がないと思って諦めてしまうのではなく、少しずつでも行動できると良いですね。
「何も才能がない」と思うことで、自分に言い訳を作っている
意外と多いのが、「自分には何も才能がない」と思うことで何もしない言い訳を作っている、ということです。
今までとは違うことをやる、何かに挑戦するというのは、例えそれが自分が本当にやりたかったことであったとしても勇気がいるものです。そして、怖さも感じてしまいます。
と思うことで、挑戦してみたとしても結局上手くいかないならやらない方が良いと、1歩踏み出さなくても良い理由を自分に作ってしまうのです。
私も、どうせ私には無理でしょと思うことで自分に言い訳をしていたことがありました。でも言い訳したまま動かなければ何も変わらない、怖くても良いから少しずつでも行動していこうと1歩踏み出してみると、自分のことを認められるようにもなってきました。
自分と対話する時間が少ない
自分と向き合う時間、対話する時間が少ないと、
・なにが好きで何が得意か
といったものが分からなくなってしまいます。
毎日が忙しくてただ時が流れていってしまうと、
と、自分自身が分からなくなってしまい、何も才能がないと思ってしまうのです。
・人と比べてしまう
・才能とは特別なものだと思っている
・物凄く秀でたものでないといけないと思っている
・“無い”にフォーカスしている
・人に言われて傷ついた経験がある
・自分に言い訳を作っている
・自分と対話する時間が少ない
何も才能がない人なんて、いない!あなたの才能を見つける方法
何も才能がないと感じてしまう理由についてお伝えしました。続いてあなたの才能を見つける方法についてみていきましょう。
ぜひ実践されて、自分の才能をどんどん発見していってくださいね!
苦なくできてしまうことを見つける
あなたが難なくできてしまうことは何ですか?
書き出してみましょう。なぜなら、その中にあなたの才能が隠れている可能性が大だからです。
など、とにかく思いつくことをリストアップしてみましょう。
こうして書き出してみることで、「私って何も才能がないって思ってたけど意外とできることもあるんだな」と気づけるようにもなりますよ。
人から褒められたり、評価されたことを思い出す
人から「すごいね!」と褒められたり、評価されたりしたことを思い出してみましょう。
など、人から言われたことは間違いなくあなたのできることであり、“才能”です。
今まで、「こんなの誰にでもできるし…」「そんなことないよ」とスルーしてしまっていたら、今ココからあなたの才能として認めてあげてくださいね!
私なんて・・・をやめて自分を認める
と自分を否定するのをやめましょう。
「私なんて…」と言っていて心地よくなることってないですよね。わざわざ自分を卑下する必要なんてないのです。
自己否定をやめて、自分を認めていくと、自分ができていることやあなたの才能も認められるようになっていきますよ。
今から、「私なんて…」というワードを禁止しちゃいましょう!そして小さいことからで良いので、自分を認めていってあげてくださいね
好きで夢中になってできることを考える
時間を忘れるくらい夢中になれること、誰かから言われなくてもやってしまう好きなことは何でしょうか?それを考えてみましょう。
こうした、好きなことや夢中にできることも“才能”の一つです。
セリフを覚えるくらいまで夢中で観てたら英語が少し話せるようになった、という経験から、英語の勉強方法を教えたり、今度は自分がメイク動画を撮って上達する方法をシェアしたり、お勧めのレストランをブログで発信したりと、好きなことを活かして人に喜ばれるようなこともできるので、自分の好きを大切にしていってくださいね。
少しでもできていることに目を向ける
先ほどもお伝えしたとおり、脳は意識を向けた情報を拾ってくるという機能があります。
ということは、できることに意識を向け始めたら、自分ができることや“才能”にどんどん気づくことができるようになっていくのです。
ですので、少しでもできていること、これは得意かも、好きかも、と思えるようなことに意識を向けていきましょう。
すると、自分の才能をどんどん知ることができますし、知った才能を活かしていくにはどうしたらいいのか?ということに意識を向けていくこともできます。
そして、さらに自分の才能を磨いていくことができるようになりますよ。
人に聞いてみる
周りにいる信頼できる人にあなたにはどんな才能があると思うか聞いてみましょう。人から言われて初めて気づく才能もあります。
誰かに自分の才能は何かと聞くのはちょっぴり恥ずかしく感じてしまうかもしれませんが、意外とちゃんと答えてくれることが多いです。
そしてその答えを聞くことで嬉しくなってきますし、自分を肯定できるようにもなっていきます。
ぜひ、少し勇気をだして聞いてみてくださいね!
人に聞いてみることで再認識できる才能、そして初めて気づく才能、両方を知ることができます。その才能を知り、認めてどんどん発揮していってくださいね。
・苦なくできてしまうことを見つける
・人から褒められたことを思い出す
・私なんて…をやめて自分を認める
・好きで夢中になってできることを考える
・少しでもできていることに目を向ける
・人に聞いてみる
「何も才能がない」と思っていた私が自分の才能を認められるようになった実体験
才能に気づく方法についてお伝えしました。少しずつでも実践されてみることで「あ、私にはこれができるかも…」と思える才能が見つかり、「何も才能がない…」という悩みから卒業できるようになります。
次は、私がどうやって自分の才能を見つけていったのか経験談についてシェアさせてください。「私にだって、才能を見つけられるかも…!」と思ってもらえるきっかけになったら嬉しいです。
100%自分の力を信じてくれる人と出会ったお陰で自分のことを認められるようになる
私は元々自分のことが大嫌いで良いところなんて何もない!と思っていたため、当然才能だってあるなんて思えていませんでした。
そんな私が才能を認められるようになったのは、“自分自身を認められるようになった”ことがとても大きいです。
そして、自分を認められるようになったのは、私のことを100%信じてくれる人と出会えたということがとても大きかったのです。
そんな人と出会えたのは、なんと病院でした。中学時代、体調不良が続いていて受診した担当の先生が一生足を向けて寝られないくらい感謝している恩人です。
どんな私も認めてくれて、励ましてくれる人と出会えたことで自分のことを自分でも認められるようになっていき、自分にだって才能・力があるのかもしれないと思えるきっかけを作ってくれました。
自分には才能も何もないと責めるのをやめる
自分を認められるようになってくると、
「自分なんて…」「どうせ私は…」と思うのはもうやめよう。
とも思えるようになってきました。
今まで、「どうして私はこうもできないんだろう」「私って本当にダメだな」「私には何もできない」と自分を責めてばかりいましたが、そんな風に自分を責めていても良いことなんて何一つ無いということが分かってきたのです。
そうやって自分には才能も何もないと責めるのをやめると、「私にだってできることがあるかもしれない…」と少しずつ思えるようにもなっていきました。
自分がずっとやっていることは何かを思い出す
そして、自分がずっとやってきたことや、人から褒められたりしたことは何かな?と考えるようになりました。
すると、自分は授業で話をしてもらった人にお礼の手紙を書いた時にその内容を先生から褒められたり、作文を書いた時も良いね!と評価されたなということを思い出したのです。
また、体調不良をきっかけに中学1年の後半から教室に通えなくなって次第に不登校になっていたのですが、その経験についてや、私が何を思っていたのかをふと思い立って書いたことがありました。
それを、信頼できる周りの人に読んでもらうと、カウンセラーの先生からは、不登校の生徒の親御さんが集まって話をする会の時にこの私が書いたものを使ってもいい?と言ってもらえて、私が書いたものが誰かの役にも立つのだということを知り、書くことは私の才能の1つだと思えるようになっていったのです。
少しずつでも、自分の“才能”を活かせるように行動する
そして書くのが好きということから、高校時代くらいからブログを書き始めました。
また大人になってからは、私の経験が誰かの役に立てればと思い、不登校に関する電子書籍を出版したり、もっと書く力・伝える力を伸ばしたい!書くスキルを身につけたい!と思いライティング講座に受講しました。
そしてそのライティング講座をきっかけにこうしてライターとして記事も書けるようになり、自分の“好き”や“才能”を活かすことができています。
もちろん私よりも書くことが上手い人はたくさんいますが、私の文章が好きだと言ってくださる方もいるおかげで、自分の才能の1つだと認められるようになり、自分に自信を持てるようにもなってきましたよ!
まとめ
何も才能がないと思ってしまう理由や、自分の才能に気づく方法についてお伝えしてきました。
人と比べてしまったり、才能を特別なものと定義していたり、誰かから傷つくようなことを言われてしまったりすることで、自分には才能がないと今まで思ってしまっていたのですが、何も才能がない人なんていません。
あなたには必ず才能があります。自分の才能を見つけて、どんどん発揮していってください!
そして自分に自信を持てるようになり、毎日を今よりも楽しくイキイキと過ごしていけることを願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪
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