人生のどん底から何かを成し遂げた映画を見たり、野球などのスポーツで逆転勝ちをする試合を見ると、つい胸が熱くなったり、自分も頑張ろう!と感じる人は多いのではないでしょうか。
生きている中でもこれまでの人生の中で何かに大きく成功をしている人を見るとついつい羨ましいと思ってしまいますよね。
人生逆転と聞くと「何か幸運が舞い込んできて幸せに暮らしました」と、自分の力では及ばない何かのチャンスやサプライズが起きるなど、外からの力が働くイメージをしている人もたくさんいます。
だけど、周りにいる「今の自分に納得して幸せに生きている」多くの人が、今のその人になるまでの過程や状況、乗り越えてきた道を聞いているうちに、「何歳からでも自分の行動や気持ちを変えるだけで、人生逆転を起こせるんじゃないのか」と考えるようになりました。
そして、短期で見ると気付けてないけど、今、過去の自分と比べて納得してたり前向きな状態であれば昔の状態から見たら人生逆転してるよね。と言う話になりました。
そこで今回は、今なりたい自分になっている、また今尚自分の理想のために動いている人が過去「苦しい時代があった」と言う状態からの人生逆転の手段や考え・方法を聞き回りまとめたので、シェアさせて頂きます。
人生逆転は成功したと言われたり・有名になっている人だけに起こるものではありません。「自分とは無縁の話」なんて決めつけないで、自分の人生を好転させるキッカケの参考にしてみてください。
目次
人生逆転ってなに?
人生逆転の意味とは
「人生逆転」と聞くと一攫千金とか玉の輿に乗るとかを人生が大きく変わるタイミングを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
そもそもどういう意味なのか。まず、逆転の意味から見ていきましょう。
人生逆転とは辞書の言葉を借りると、人生が今までとは反対になること。となり、
マイナスの状態 → プラスの状態
と言う状態で必ずしも「人生が好転した」良い時だけを指した言葉ではありません。
そして、この人生逆転は外からの影響で変わる外的要因や、自分自身で変える内的要因や人的要因、環境的要因など多くのことが重なって起こります。
・外的要因:外からの影響や他者からの影響で変わること
・内的要因:自分の力や行動、スキルで影響し変わること
・環境的要因(経済的・時間的):環境や状況が自分に影響し、変わること
・人的要因:人との出会いで大きく人生が変わること
と変化が起こる原因もいくつか考えられますね。
人生逆転は、人生の中で今までと反対の状態になることで、良くもなるのにも悪くなるのにも使われる言葉で、様々な要因が絡んで起こります
人生の逆転は自分の気付き次第
人生逆転を想像すると、大きく好転している状態でドラマティックなイメージを想像する人もたくさんいるかもしれませんが、数年前の自分と比べても
・状況
・人生に対しての見方
・考え方
が変わっていないでしょうか。
これも、日々何気なく過ごしてしまい気付いていなくても、例えば、数年前と今の自分が違うように、比べると変化しています。
この開きがとても大きかったり、自分の望んでいる状況以上になっていたりすると、「人生逆転とまではいかないけど、人生が数か月前に比べて・1年前に比べて好転した」という状況が積み重なっていけば数年単位で振り返ってみると、「自分にとって人生が変わって良くなった=人生逆転」と感じられるようになりませんか。
意外に気付いていないだけで長期的な目線で人生を見ると人生逆転は起こっていたりします。
ここでの人生逆転とは「いつかの時点の自分と比べて自分が納得できたり、好転したと感じられた状態になっている状況」を指します
では、その為に何をしたらいいのかを紹介していきますね。
どんな人生逆転をしたいのか
人生逆転にはプラスなこともマイナスなことも起こり、いくつかの種類があることが分かりましたが、プラスに人生を変えていくにはどうしたらいいのか、見ていきましょう。
プラスの人生逆転ってどんな状態?
人生逆転をするためには、まずは自分の人生をどうしたいのかイメージするところから始めましょう。
自分にとってどんな人生を歩みたいか、何に成功したと感じて、うまくいったときが「人生逆転」なのか、イメージはありますか。
まず、今の自分よりステップアップしている自分の状態を想像してみましょう。
例えば
・何かの分野でスゴい成果を上げて、まわりから羨望の目で見られた
・いじめられていた自分が、友達や家族に囲まれて幸せを感じている
・弁護士の資格を取って、活躍したい
・自分の会社を立ち上げたい
などなど、人によっても「成功」の状況は大きく異なります。大切なのはワクワクした気持ちになれるかどうかです。
自分のどうなりたいかを知ることや明確にすることで、意識がその言葉に向き、入ってくる情報量も異なってきますよ。
状況が思い浮かべるとどうなるか?
どうなりたいか明確でない目的やゴールが曖昧だと人生逆転や自分を大きく変えられるチャンスを手にしても生かせないことも出てきてしまいます。
例えば、宝くじで1億円を手にしたとしましょう。
予定していない臨時の収入が嬉しいのは誰にとっても同じですが、その使い方次第ではその後の人生が変わってしまいます。
目標も無く、1億円手に入れたから会社をやめて、乗って見たかったファーストクラスで世界旅行に出かけてみるのも夢が叶う瞬間かも知れませんが、そんな生活を働かずしていたら、あっという間にお金が無くなり、残ったのは思い出と無職の肩書だけ・・・なんて事になってしまうかも知れません。
でも、目標が決まっていたらチャンスを生かすことができます。例えば
・何かの分野で成功したい → 自分の興味があることにお金を使って経験や知識に変える
・友達や家族に囲まれて幸せを感じたい → 大切な人の為に喜んでもらうお金の使い方をする
・弁護士になりたい → 資格を取得するための資金
・自分の会社を立ち上げたい → 新会社の資金にする
など
当たった宝くじを自分の人生を変える目的のために使うことだって可能です。
宝くじを例にしているとお金だけだと思いがちですが、自分がなりたい状況や方向が決められると、それに関する情報や憧れの人物に会える機会など、外部から与えられるチャンスに気付きやすくなりますよ。
自分がどうしたいかは、ハッキリしている方が行動しやすいですが、漠然としたイメージでも大丈夫です。ワクワクすることをイメージしてみてくださいね。
プラスに人生逆転を起こすために~道に迷っている人の場合~
何もしないで、ふいに外から何かしらのプラスの状況がもたらせられたら幸せになれるかも知れませんが、自分で行動することも大切です。自分の人生をどう変えていくか。そのためにはまず何が必要でどう行動するのが良いか紹介します。
新しいことにアンテナを貼る
何かに興味があったら、そのことの情報が入るように、注意を払ってみるといいですよ。
もし、特に今興味があるものとかやってみたいこととか無いんだよね・・・。という人は新しいモノや聞いたことない、チャレンジしたことのないモノが入ってくるように情報のアンテナをはっておくと良いです。
誰かが言った知らない情報は聞き返してみたり調べてみると知らない世界が広がってくること間違いなし。
新しいものにはトライして自分に合っているか確かめても良いですし、そこで知り合った人との会話で「知らなかったけど興味がある世界」が知れたりします。
アンテナをはる内容は、ワクワクした気持ちになれるかどうかを基準にしてみるのも1つの方法です。
声に出す
すでに憧れている状況やなりたいモノなどがあったら、誰かに話したり、宣言したりするのは効果的です。出来れば具体的に話せる状況になるとより良いです。
宣言をした場合は、自分の中で思っているよりも「皆の前で○○になる」と言ったから行動しないと!と自分を奮い立たせる動機になります。
もし、宣言などするのが恥ずかしい・・・と思ったら、紙に大きく書いて部屋のいつも目に入るところに飾るのも方法です。いつも見ていると無意識に自分の中にそのことが刷り込まれて、情報が入ってきやすくなりますよ。
宣言とまでは行かなくても声にだして誰かに話すのも効果的で、
例えば「新しく○○始めたいんだよね。」と口に出して話していると、たまたまその情報を仕入れた友人が「あっ。そういえば○○のこと知りたがっていたな」と自分だけでは見つけ出せない知識や情報を知らせてくれることだってあります。
口に出す内容はより具体的な方が自分の欲しいものが入ってくる可能性が高いです。
「ランチに行きたい、良いお店ある?」よりも
「ランチにフレンチが食べたい、良いお店ある?」よりも
「ランチに渋谷に店があるフレンチが食べたい、良いお店ある?」の方が
自分が欲しい情報が確実に入ってきますよね。
ただ、「ランチに行きたい、良いお店ある?」だと、自分が思ってもいないスペイン料理だったり、トルコ料理だったりの情報が入ってきて、フレンチよりも興味があるものを見つけられることもあるので、時と場合によって、声に出す内容を分けてみるのもオススメです。
人に会う
色んな人に会ってみるのも1つの方法です。人に会うことで「この人の○○な考え方ステキだな」「こんな考え方もあるんだ」「憧れていたけど、私が目指していたモノとは少し違ったかも」など
たくさんの人と会うことで、
・どんな人に自分がなりたいかイメージできる
・憧れの人と今の自分は何が違うか
・ステキだけど、自分の理想の生活ではない
など
具体的にイメージすることがしやすくなります。また、会って話していく中で、頭の中でバラバラになったる理想像などが具体的になり始めて、自分が本当はどうしたいか見えてきたりもしますよ。
与えられたチャンスに乗ってみる
もし、目指す方向や自分がどうしたらいいか分からないときは、誰かに「○○してみたら?」「○○してほしいんだけど、お願いできる?」と言われたことで、「やってみても良いかも!」と思うことがあったらチャレンジしてみるのも方法です。
何をしていけば分からない不安や、自分の固定概念などに考え方や思考を集中するより、行動してみることで見えることもたくさんあります。
チャレンジしてみてダメなら、「これは合わなかったんだ」とマイナスに捉えるのではなく、「これは合わないことが分かった」とその道を選ばないことを選択することができたと前向きにとらえると、次に何かする時の基準にもなります。
自分では気がつかない自分に合うことが、周りからだと見えていることがあるので、信頼できる人からのアドバイスや「これやってみたら」「○○が得意だよね」などの助言だったり、「○○を任せたいんだけど、どう?」と言われたら自分のワクワク探しだと思ってチャレンジしてみてくださいね。
自分を信じる
何かチャンスが目の前に来ても、自分に自信が無いと、それをつかむことに躊躇ってしまうこともありますよね。
「どうせ私なんて」「今の私には実力が足りないかも・・・」
もし、あなたが誰かにお願いをする時や、大切な人と会わせようと思った時に、謙虚さはあっても卑屈になっている人にお願いをしたり、友人に会わせることはやめようかな・・・と考えてしまいませんか。
また、自分の人生や可能性を誰よりも近くにいる自分が信じてあげていないのは、知らない間にいつもダメ出しをされている状況に近いです。
少し恥ずかしいかも知れませんが鏡の前で「私ならできる」「私は大丈夫」と自分自身を応援してみてください。
2.口に出す
3.人に会う
4.与えられたチャンスに乗ってみる
5.自分を信じる
もし、自分の特技って何だろう・・・と悩んでいる方には特技の見つけ方を書いた記事があるので、参考にしてみてください!
人生逆転の方法~人生逆転に成功した人がしていたこと~
ここでは、私の周りにいる「過去の自分から振り返ると、今の自分は人生が大きく変わっていて今幸せだし、これからもっと自分の人生を楽しむ為に行動する」と話てくれた人の方法や特徴をまとめます。
覚悟を決めて大きな決断をした
人生逆転をして今幸せと感じている人の多くは、過去を振り返るとあの時の決断が人生を大きく変えた、というようなエピソードがあります。
中には、リスクを覚悟しての行動した話もありましたし、不安で気持ちが押しつぶされそうになる日もあったと話してくれました。
例えば
・会社を辞める決断をした
・離婚の決断をした
・会社を始める決断をした
・これだと思うものに時間を集中させる決断をした
など、人によって本当に様々です、
だた共通していることは、大きな選択をする時は何かを選ぶのと同時に、何を捨てるかを決めなければならないこともあり、それをキッチリ覚悟をして決断したした、ということです。
苦渋の決断をしなければならない時もありますが、もし自分を変えたい・未来を変えたいという時には変わらない選択ではなく変わる選択をしなければならない時がきます。人生を大きく変えた人たちは「あの時あの選択をして良かった!」と言っている人がとても多いので、ぜひ、何かを選択しなければいけないときには覚悟をもってそこに飛び込んでみてください。
尊敬しているメンターがいる
人生を大きく変えてきた人は、「自分もこうなりたい」という人と出逢っている人が多いです。
自分のイメージだけで「こうなりたい」と考えていても、実際そうなれるのか、またはどうしたらいいのか、それって本当の理想か・・・ハッキリしない状況になってしまいます。
出来れば、この人みたいになりたいと、考え方や生活スタイルなど1人見つかったら、その人から徹底的に学べれば良いですが、自分の目標とする分野毎にメンターがいても大丈夫です。
例えば
・この人の○○な生活スタイルがステキ
・この人のビジネススタイルに憧れる
・この人のビジネス視点やモノの取り組み方を学びたい
など、分けてみて、今の自分は「これについて一番学びたい」と思う人に学ばせてもらえるのがいいです。
憧れを持った時
・自分はどう生きるために何が必要か
・今の自分に足りないものは何か
など、その憧れの人の完全コピーではなく、自分がどうなりたくて何を学びたいのかをシッカリ自分の中で理解しながら学ぶことで、どうなりたいか明確になっていき、今後の行動や目標がハッキリしてきますよ。
失敗から学ぶ力・感謝する力
「人生逆転した人」と聞くと、何か大きな失敗とかもあったけど、結局何かの幸運が舞い降りたんじゃない?と思っていないでしょうか。
彼らだって、失敗した時、先の見えないよくわからない未来に対して不安を持つのは同じです。そこであきらめず、「では何ができるか」「どうやって続けられるか」「失敗したけど、逆にこれはダメだと分かった」など、少しでも前に進む考えで行動をしています。
失敗したからそこで終わりにしよう、だと上手くいかなかった状態で、そのストーリーは終わってしまいますね。
例えば同じように悪いことが起きた時でも「なんとかなる」「大丈夫」と言われると本当に何とかなると思えてきませんか?そう思えるだけでその後の行動は変わってきます。自分が一番聞いている自分の声をまずポジティブに変えてみると、その後の行動も変えることができますよ。
そして人生逆転した人たちは、もし失敗したり、上手くいかなくても、そのことがあったから今の自分があると感謝しています。過去の自分があるから今の自分があって、イヤな時期も受け入れることで今の自分を認めて前に進む力にも変えていました。
ポジティブシンキング~成功をイメージしている~
前向きで楽しそうに生きていて、人生逆転をした人は往々にしてみんなポジティブです。
人生逆転をした人が以前、「予祝(よしゅく)」というのを開催してくれました。
まだ完全に成功している状態ではないけど、成功した自分だったらこうしているとイメージしたり、その状態をイメージしながら何人かで集まってお祝いする、など、自分の最高の状態をすでに体験して自分自身の気分・気持ちを高めるのです。
こうして、自分のモチベーションを大きくすることで、行動も考え方も前向きになりその後に行動する力が倍増していきますよ。
ポイントは、その場だけテンションが上がって楽しむのではなく、その幸せな状態だったり、自分のイメージを継続して持たせることが大切ですよ。時間が経って1か月後、何の予祝をしたんだか忘れてしまった・・・では自分のゴールが見えていないのと同じ状態になってしまいます。
・覚悟を決めて大きな決断をした
・尊敬しているメンターがいる
・失敗から学ぶ力
・感謝する力
・ポジティブシンキング~成功をイメージしている~
何歳からでも大丈夫~30代私の人生逆転劇と人生の先輩の話~
実は私も5年前の自分と比べて「今の自分は幸せだな~。将来もっと○○したいから、今は××しよう」と前向きに考えて生きられています。
私の大きな決断は安定した会社を辞めて、自分のやりたいことにチャレンジするというモノでした。
良かったらその時のことを書いている記事があるので、興味のある方は読んでみてください。
当時の私は30歳を過ぎていて、もし会社を辞めて何も無くなったら、辞めたことを後悔するのではないか・・・。同じような会社にもう一回入りたくても、年齢を理由に、もう二度と入れないよね・・・。とネガティブに考えていましたが、覚悟を決めて行動し、結果、5年経って、「あの時辞めてくれてありがとう」と過去の自分に言ってあげたいくらいです。
当時は会社のイヤな部分ばかりにフォーカスしていて、会社メンバーとの会話はグチや噂話がほとんどでしたが、今は一緒仲良くしている友達との会話はポジティブで笑いの絶えない内容や、これから未来に向けてどうするかなど真剣に話すこともあります。
時間軸で考えてみると、5・6年前の自分から考えて人生逆転している状態だし、これからもそうしていく!と自分を信じられるようにもなりました。
まだまだチャレンジしたいことや新しい事を試してみたい気持ちもありますが、これを読んでいる人の中にも、年齢などを理由に「できるかな・・・」「もう××歳だから」と踏みとどまっていないでしょうか。
私も正直不安に不安になることもありますが、自分で動こうとしてみると、40代・50代・60代でも、まだまだ自分を変えようとチャレンジしていたり、実際に人生逆転を起こしている人もたくさんいて、そんな人と一緒に触れ合えるだけでとても力になります。
今のあなたのチャレンジや行動は、もちろん自分のためのものですが、その時の結果や経験はたくさんの人の後押しにもなるんですよ。ぜひ、自分のために、そして同じように悩む人の応援ができるように、前向きに人生逆転に動いてみてくださいね。
まとめ
人生逆転と聞くと、大きく何かに成功したり、周りから羨望の目で見られたり・・・と考えがちですが、大切なのは自分が過去の自分と比べてどう変わって、理想に近づけているか、他人に判断されるモノではなく、自分自身で感じ取るモノです。
もし、今あまり良い状況ではないんだよね・・・と感じていても大丈夫です!だって、成功ヒストリーには山あり谷ありで、常に幸せな状態が続いてはいないですよね。今が谷の状態なら、あとは上がるだけです。
あなたの人生逆転劇があなたにとって、そしてあなたの大切な人にとって最高に幸せな状態になるように応援しています。
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