人生にワクワクを

予測不可能な時代に食っていける人になるための「自分を高める」方法

大手企業の早期リストラ、AIによる仕事の台頭、加速する少子高齢化社会、日本の人口減少など。インターネット、テレビ、雑誌などのメディアでこうした話題をよく目にするようになりましたよね。

こうしたニュースを目にすると、不安が強くなったり、焦りを感じてしまったり・・・

でも、この記事を読まれているということは「自分を高める方法を知りたい」という思いを持ち、時代や環境の変化に対しても、「自分で人生を切り開いていこう」という意志をお持ちだからこそ、この記事にたどり着き、読まれているのだと思います。

僕自身も「自分を高める」というテーマは好きで、振り返れば、大学3年生の就職活動をはじめた頃から追求してきました。しかし、はじめから何事もスムーズに進んでいったわけではなく、大学生時代や社会人3年目までの「自分を高める」ための行動は、今振り返れば、自己満足で終わっていました。

そんな自分が、「自分を高めてくれる人との出逢い」をキッカケに、今では、社会的に影響力のある方々ともお仕事をさせていただいており、理想のライフスタイルに近い人生を歩むことができています。

自分を成長させようと思って、これまで様々なことに取り組んできましたが、今振り返れば、『尊敬できたり、憧れる人と出逢い貢献すること』が、「自分を高める」方法として最適だったんだなと自信をもっていうことができます。

意識”だけ”高い系で、自信をなくした過去

これからお伝えする「自分を高める方法」をお伝えするにあたり、僕自身のことを知っていただいた方が、納得して読み進めてもらえると思いますので、自己紹介を交えながらお話を進めさせていただきます。

ひらい

はじめまして、ひらいです。


初めにお伝えしますが、僕はどこにでもいるフツーの人間です。

会社員と専業主婦の両親のもとに生まれ、高校まで公立の学校へ行き、そこから4年制大学へ進学。大学卒業後はメーカーに就職する、というごくごく平凡な人生を歩んできました。

勉強もスポーツも、特別良くもなければ、特別悪くもない。ルックスもとんでもなくブサイクでもなければ、イケメンでもない。

本当に普通の人間なんです。「あれっ?どこかであったことありますよね?」とか、「私の友達の友達に似てるんです!」「いとこに似ています」と、頻繁に言われます。そう、どこにでもいるような人間なんです。(笑)

ただ、バレーボールでの優勝経験、推薦で大学に入学できた経験、新卒時の研修プレゼンで1位をとった経験があったものですから、少し自分に自信を持っていました。

それに加えて、社会人になってからは、毎日読書と筋トレを欠かさなかったので、「他の人よりもリードしている」という感覚を持っていました。ところが、新卒で入社した会社で、その自信は跡形もなく粉砕をされることになります。

・会社にかかってくる電話をとることすらできない
・別部署の人とうまくコミュニケーションがとれず毎日怒られる
・お客さんに会いにいっても、うまく話すことができない

といった日々が続きました。

「比較的、なんでもうまくこなせていた自分が、全く何もできない・・・」という挫折感を味わい、新卒で入った会社をたった1年で辞めることになりました。

ここままではいけない!でも、何をすればいいの!?

会社を辞めた僕は、関西の実家に戻り、再び就活をして運良く旅行会社へ再就職することができました。そしてその当時、僕が考えていたことは「もう失敗できないから、自分を高めなければいけないな」ということです。

「これまで以上にあらゆる本を読み、運動する時間を増やし、コミュニケーションを磨くセミナーなどへ行こう。」そう決意したのです。ところが・・・

その会社が朝の出勤も早く、夜の帰宅時間も遅いため、以前勤めていた会社よりも、自分を高める時間、自分の自由になる時間が減ってしまったのです。それだけでなく、当時の上司からは「お前が責任者になるまでは、誰よりも早くきて、掃除と水やりをするように」と言われていました。

「ただでさえ自分の時間が少なくなったのに、誰よりも早く出社するなんて・・・」という気持ちでしたが、「もう失敗できない。」という想いもあり、言われた通りに1番早く出社をして掃除や水やりをするようになりました。

すると、同じ部署の方だけでなく、他の部署の方もこちらを覚えてくださるようになり、自分から話しかけなくても、自然と顔と名前を覚えてもらうようになりました。(人見知りの自分としては最高でした)そのとき思ったんです。

「もしかすると、上司の言うことを聞くとうまくいくかもしれない」と。

当時の上司は、スキルが高いことはもちろん、”相手の気持ちになって考えること”がとてつもなくできる人で、他の部署の方やお客様からも信頼をされていました。僕自身も、この上司のことが好きでしたので、ただひたすらに言われることに「YES」か「ハイ」で答えていました。

そんな日々がすぎ、僕が入社して2ヶ月ほど経った時のことです。

おい、ひらい。来月、海外添乗へ行くぞ。俺も行くから大丈夫だ!

ひらい

はい、わかりました!(添乗楽しみだなー)

その1週間後・・・

ひらい、話がある。来月の添乗だがな・・・

ひらい

はい、手配も部屋割りもバッチリです!

俺が別の添乗でいけなくなったから一人で行ってこい。

ひらい

またまたそんなご冗談を・・・

ということでよろしく。

まさかのムチャぶりです。

しかもお客様は上司を何年もリピートしている大切なお客様。美容系の店舗を経営されている会社でその旅行は店舗で優秀な成績を上げた方だけが参加できるインセンティブ旅行。女社長3名を含む女性ばかり40名を、23歳の若者が添乗してアテンドするわけです。

どのような状況になるかは、すぐイメージがつくでしょう。

行かないわけにはいかないので、もちろん行ったわけなのですが、たびたびのトラブルやお客様からのご要望もあり、なかなかハードな4日間を過ごしました。どれくらいハードだったかと言うと、4日間で5キロ痩せたほどハードでした。(笑)

でも最初に、この大変な経験をしたおかげで「どんな添乗でも大丈夫だな」という小さな自信が生まれました。「前よりも自分は成長したな」と思えたんです。

※誤解のないように補足しておきますが、この添乗にいく前に、旅行業法で定められている研修は受けているので、法律上は一人で添乗に行くことは可能な状態です。

自分を高める方法=尊敬する人と出逢い行動しまくること

この経験を通して、

  1. 自分が信頼する人や尊敬する人に言われたことにチャレンジしてみる
  2. うまくできなくても、ガムシャラにとにかくやってみる
  3. 自分が想像しているよりも成長できている

というサイクルがあるんだなと気づきました。当たり前のことですが、これがメチャクチャ効くんです。裏ワザじゃないからこそ、本当の意味でしっかりと自分を高めることができるんです。別の道に進もうと思った時も考えたことは同じです。

「この人とあったら素敵な人生になりそうだ」という人を見つけ、「その人に貢献できることは何か?」を考えて、尽くしていく。

この繰り返しです。僕はこの自分を高める方法のおかげで、他人との比較ではなく、当時の自分よりもずいぶんと成長したと感じています。

自分だけのために頑張るのではなく、人のために尽くしたり、人に貢献することで、結果として、自分を高めることができ、想像していた以上の未来になってきました。

これは、時代や環境が変わっても、決して変わることのない自分を高める方法だと、僕は確信しています。そういう人を周りは放っておかないですし、困った時に助けれくれるはずです。

ただ、ここまで読まれて、ファーストステップである「尊敬できる人」とどうやって出逢い、ご縁を紡いでいけばいいのかな?ということを疑問に感じたかもしれません。そこで、僕が憧れの人と出逢い、一緒に仕事をできるようになるために意識した、3つのことをお伝えします。

 尊敬する人と出逢い、懐に入るための3つのポイント

本記事でお伝えしている方法を聞いて、「それって運なんじゃ・・・」と思われるかもしれません。でも、ただ待っているばかりでは、そうした出逢いをつくることができません。僕が出逢いを生み出す時に意識していた3つのポイントをお伝えします。

自分からアクションを起こす

当たり前ですが、憧れの人が向こうから自分にコンタクトをとってきてくれることはまずありません。反対に、インターネットやSNSを使えば、憧れている人にも簡単にコンタクトを取ることができる時代です。もし、「この人と逢ってみたいな」と思うのなら、自分からメッセージを送りましょう。手紙を書きましょう。

相手の行動をコントロールすることはできないので、レスポンスをもらうことができるかどうかはわかりません。でも、「相手にメッセージを送る」という行動は、自分が選択することができます。“自分がコントロールできること”だけにフォーカスすれば、行動しやすくなります。「返事をもらえないのが当たり前」という気持ちで、とにかくメッセージを送りましょう。

貢献できることをしっかりと明示する

憧れの人にメッセージを送るときは、自分のことを知ってもらおうと気持ちが高まって、自己紹介に終始しがちです。そこは少し冷静になって、「相手に貢献できること」も考えてみましょう。今の僕がいるのも、過去に2つの出逢いが大きく影響をしているのですが、その時に送ったメッセージには、自己紹介だけでなく、相手に貢献できることを書いていました。

「営業の経験があるので、営業ができます。」「姪っ子がいるので子供の相手も得意です。」「時間だけはあるのでなんでもやります。」など。

ご覧の通り、具体的なスキルを含んでいる場合もあれば、全くのスキルを必要としないものも書いています。憧れの人にアプローチをするときに、必ずしも具体的なスキルはなくても構わないのです。「あなたに貢献したい」という意志を見せることが大切です。

そして、「憧れの相手」に貢献できることを見つけるために、相手のサイト、ブログ、SNS、本はすべてみるようにしましょう。そうすれば、今の自分でも貢献できることが見つかるはずです。

夢やビジョンを語る

あなたが憧れるような素敵な人であれば、きっと夢やビジョンを持っているはずです。そして、夢やビジョンを語る方が好きなはずです。ぜひ、コンタクトをとるときのメッセージや、実際に逢った時にも夢やビジョンを語りましょう。

僕自身が経験してきた中で、圧倒的に自分よりも実力がある人をオトすには、この方法は最適です。

 自分を高めてくれる人と出逢い、貢献をしまくろう!

本記事では、予測不可能な時代に食っていける人になるための「自分を高める」方法をお伝えしてきました。その答えは、「自分の憧れの人や尊敬する人と出逢い、貢献すること」です。それを意識するだけでも、今の人間関係も、これからの出逢いも変わりませんか?

個人でスキルを向上させたり、努力をすることも必要ですが、「人は人で磨かれる」という言葉もあるように、憧れの人と深く接することで自然と自分が磨かれ、自分がイメージしていた以上の未来につながります。

尊敬できる人が見つかったらこちらからアプローチをして、とことん貢献する。本記事でお伝えしてきた通り、「誰かのために貢献し、行動すること」をやめなければ、時代が変わっていったとしても、必要とされる人間になりますし、困った時に助けてくれるはずです。

たった一人。たった一人でいいから人生を変えてくれる人と出逢うこと。そして、その人に貢献しまくること。

お金も、資格も、スキルもいりません。ちょっとした勇気が大きな未来へとつながります。ぜひ一歩踏み出して、人生を変える出逢いを自分でつかみましょう!

世界を巡っている人

平井

「好きな時に旅行する」ために旅行会社へ就職するも、「会社員では自由がない」ことに気づき、奇跡的な出逢いを経て、WEB業界へ転身、プロデューサーの道へ。 近いうちに海外移住することを目指し、世界を巡っている。 将来は、日本の文化やコンテンツを海外に紹介し、海外のコンテンツや価値観を日本に持ってくるビジネスを展開することが夢。

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